世界中から熱苦しく・・・「ふじもん世界放学ブログ」

元「変な学校先生」私ふじもんが、ただ今世界を駆け巡っています!世界の今と僕の魂をお届けしますので、ぜひお読み下さ~い!

【ふじもん世界放浪「放学記」第2章中米編 「ナンデタビシテマスカ?」】

2013-09-13 13:13:01 | 日記
2013年9月12日。


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《爽やかな風、安らかな海、ゆったりと流れる時間・・・。小難しいことを抜きにして純粋に考えられた時に、初めて一番大事な原点に戻れるのかもしれない。それは旅であってもそうでなくても・・・。》


ちょっと振り返ってみた。

ちょっと気持ちを変えてみた。

そしたら、すごく楽になった。



僕の旅の目的。

日本の若者に、世界への興味と日本への誇りを持たせたい。

それが一番の目的。

そのために・・・

本を書こうとしていたり、フェイスブックに投稿したり、ブログを書いたり・・・。

それが手段。


好きでやっていること。だから楽しい。

でも時おり、ちょっと苦しくなる時がある。

ちょっと追われてる感を感じる時がある。



なんでだろう。考えてみた。

焦るんだよな、ネタを探そうとして。

手段が目的になっちまうんだよな、「やらなきゃ、やらなきゃ」ってなっちまって。

すると、楽しくなくなる。何だか仕事に追われているみたいに・・・。


グアテマラで出会ったゆーすけさん(ゆーすけさんについては以前のブログをぜひ読んで下さい!)の一言。心に響いた。

「仕事は常に先を読み、先手先手を打つことが善しとされるけど、旅は判断を遅らせるのが良いと思う。感情の赴くままに・・・」


僕は旅をしている。

これが仕事ってわけじゃあない。

これからの仕事に繋げていくための旅ではある。でも旅自体が仕事というわけではない。


追われてどうする、俺。

先手先手ばかり考えてどうする。



僕はこの旅の中で、「世界で生きる日本人」へのインタビューや訪問を1つのテーマに置いてきた。

すると、追われるんだよな。

「次はどこに行こう。何か探さなくちゃ」って。

「世界で生きる日本人」の方にお会いしてお話を聞かせていただいたりすると、メッチャ楽しい。刺激になる。お会いするまでの手間や苦労も一気に吹き飛ぶ。

でも、実際にお会いするまでは「追われている」感があったりする。

やりたいことをやっている。でも、あくせくしてしまう。

すると、何かが乱れるんだ。

自然体じゃない自分になってしまう。上手く言えないんだけど。


ちょっとそれを捨ててみた。

ホンジュラス、エルサルバドル、グアテマラ、ベリーズ・・・ちょっと捨ててみた。

そしたら、すごく楽になるんだな。

なんだか、心が原点に戻るんだな。


そうだ、俺の旅の目的は「日本の若者に、世界への興味と日本への誇りを持たせたい」かもしれないけど、それには原点がある。

自分自身が旅が好きだということ。

それを見失うから、ブレるんだよな。



たとえばプロ野球の選手だってきっとそうだ。

「野球を通じて、子ども達に夢や希望を与えたい」と誰かが言ったとしても、きっと原点は「野球が好き」のはずだ。

なんて単純な話。なんて簡単な話。

でも、なんてブレやすい話。


「なんでそれをしているの?」に囚われすぎると、「原点」を見失う。

でも「原点」だけに留まっていると、「なんでそれをしているの?」を見失う。



ああ、なんと単純で困難なことか。

ここんとこ、原点を忘れていたかもな。

学びだなぁ。毎日が学びだ。


常に心に置いておこう。

「目的とか手段とか小難しいこと抜きにして、好きだからやってるんだ」っていう大事な大事な原点を。


2013年9月12日。ベリーズ・キーカーカーのとっても雰囲気の良い安宿にて。