2013年9月15日。
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《基本的に中南米は暑い地域が多いです。ですから、バスに冷房は有り難いのですが・・・何事にも限度ってもんがある!そう、そんな限度を超えたバカヤローなバスが第2位にランクインされました!(笑)》
【中南米強者バス・第2位:ベネズエラ、サンタ・エレナ~シウダーボリーバル「恐怖の冷凍庫バス」】
中南米の、特に南米のバスは冷房がきついことで有名だ。そのことはガイドブックにも書いてあるし、旅人はもちろん地元の人もよく知っている。もちろん僕も知っていた。
でもさ、いくら冷房きつめだっつったって、限度ってもんがあるべ!何事にも限度がさ!
そう、忘れもしない。あれはブラジルとの国境の街、サンタ・エレナからシウダーボリーバルという街に向けての夜行バスでの出来事だ。
シウダーボリーバルはあの有名な「エンジェル・フォール」への起点となる街で、僕はそのエンジェル・フォールに向かうため、まずはシウダーボリーバル行きのバスに乗ったのだった。
「ベネズエラのバスは冷房がきつい」との話は十分に知っていた。だから僕は長袖シャツだけでなく、寝袋までバスに持ち込み、万全の準備をした。(はずだった)
しかし、やつは強かった。まさかそこまでの攻撃力を備えていたとは・・・!
午後8時、予定より30分ほど遅れてバスが到着。ちなみにベネズエラのバスが出発と到着が予定通りだったことは一度もない。ま、それは余談なのですが(笑)。
僕はバスに乗り込み、自分の座席についた。隣には、ブラジルとベネズエラの国境で出会って仲良くなったイギリス人のベン君。その他の席もいっぱい。パンパンの夜行バスだ。
走り出してしばらくすると、ガンガンに冷房が効いてきた。まぁそれは予想通り。何の問題もない。
しかし、時間が経つにつれ・・・おいおい。ちょっと待てよ。
「いくらなんでも寒すぎだろ?」
寒い。マジで寒い。
フリースを着込み、寝袋に包まっても、まだ寒い。隣のベン君はパーカーのみで、若ハゲも相まってか(笑)、余計に寒そうだ。
いや、ちょっと待て。ホントに寒い!
周りのベネズエラ人も騒ぎ出した。やはりこれは尋常じゃない。
中には座席シートのちょうど頭が当たる部分にかかっている布を取り外し、自分の腕などに巻き始めるおっさんまでいた。こいつはやばいぞ。
でも僕は、比較的楽だった。そう、僕には寝袋があるのだ。隣のベン君には申し訳ないが、僕は何とか寝袋パワーのおかげで眠りに付けそうな気配を感じていた。
しかし、ここから事件は起きた・・・。
何時頃だったであろうか。僕は額が濡れているのを感じ、目が覚めた。
「あれ?なんだこりゃ?」
な、なんと!あまりのバスの冷えっぷりに車内が結露し、なんと天井からちょうど僕の頭の上にポタポタ落ちてくるではないか!
それもかなりの量だ。よく見たら、寝袋がかなり濡れているではないか・・・!
しかもついてないことに、どうやら水が垂れてくるのは僕の座席のところのみのようだ・・・なんだそりゃ!
とりあえず手で水をバーッと拭き取る。まぁ拭くというより押し流すだけなのだが。しばらくはそれで持つのだが、またしばらくするとポタポタ・・・。
「あかん、最悪や。マジで凹むわ・・・。」
眠いことは眠い。さぁどうする俺。
よし、寝袋は後で乾かせばいい。とにかく頭まで潜り込んで、今日はそれで寝よう!
その後数時間、何とか寝ることは出来たが・・・おお、マイ寝袋よ・・・!
ビッショリではないか・・・!
でも君の犠牲のおかげで、僕は何とか寝ることができたよ、ありがとう寝袋くん!
でも隣のベン君は、寒さのあまりあまり寝られなかったようだ。大丈夫、オマエだけじゃない!現地の人だって苦しんでいたんだ!
ちなみに翌朝からは冷房が切られたらしく、今度は逆に暑くなってしまった。でもあんな「冷凍庫車内」よりは100倍良い!いくらなんでもあれは寒すぎだ!
だいたいバスの中が結露して水が垂れてくるって、どんな状況やねん!!!理解不能です!!!
でも一番の疑問は、なぜベネズエラの人たちはあの寒さに文句を言わないのだろう?不思議だ・・・。
「教訓!いついかなるときでも、長距離バスに乗るときは極寒を想定せよ!」
2013年9月15日。独立記念日のお祭りが間もなく始まる、サンクリストバルの安宿にて。
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《基本的に中南米は暑い地域が多いです。ですから、バスに冷房は有り難いのですが・・・何事にも限度ってもんがある!そう、そんな限度を超えたバカヤローなバスが第2位にランクインされました!(笑)》
【中南米強者バス・第2位:ベネズエラ、サンタ・エレナ~シウダーボリーバル「恐怖の冷凍庫バス」】
中南米の、特に南米のバスは冷房がきついことで有名だ。そのことはガイドブックにも書いてあるし、旅人はもちろん地元の人もよく知っている。もちろん僕も知っていた。
でもさ、いくら冷房きつめだっつったって、限度ってもんがあるべ!何事にも限度がさ!
そう、忘れもしない。あれはブラジルとの国境の街、サンタ・エレナからシウダーボリーバルという街に向けての夜行バスでの出来事だ。
シウダーボリーバルはあの有名な「エンジェル・フォール」への起点となる街で、僕はそのエンジェル・フォールに向かうため、まずはシウダーボリーバル行きのバスに乗ったのだった。
「ベネズエラのバスは冷房がきつい」との話は十分に知っていた。だから僕は長袖シャツだけでなく、寝袋までバスに持ち込み、万全の準備をした。(はずだった)
しかし、やつは強かった。まさかそこまでの攻撃力を備えていたとは・・・!
午後8時、予定より30分ほど遅れてバスが到着。ちなみにベネズエラのバスが出発と到着が予定通りだったことは一度もない。ま、それは余談なのですが(笑)。
僕はバスに乗り込み、自分の座席についた。隣には、ブラジルとベネズエラの国境で出会って仲良くなったイギリス人のベン君。その他の席もいっぱい。パンパンの夜行バスだ。
走り出してしばらくすると、ガンガンに冷房が効いてきた。まぁそれは予想通り。何の問題もない。
しかし、時間が経つにつれ・・・おいおい。ちょっと待てよ。
「いくらなんでも寒すぎだろ?」
寒い。マジで寒い。
フリースを着込み、寝袋に包まっても、まだ寒い。隣のベン君はパーカーのみで、若ハゲも相まってか(笑)、余計に寒そうだ。
いや、ちょっと待て。ホントに寒い!
周りのベネズエラ人も騒ぎ出した。やはりこれは尋常じゃない。
中には座席シートのちょうど頭が当たる部分にかかっている布を取り外し、自分の腕などに巻き始めるおっさんまでいた。こいつはやばいぞ。
でも僕は、比較的楽だった。そう、僕には寝袋があるのだ。隣のベン君には申し訳ないが、僕は何とか寝袋パワーのおかげで眠りに付けそうな気配を感じていた。
しかし、ここから事件は起きた・・・。
何時頃だったであろうか。僕は額が濡れているのを感じ、目が覚めた。
「あれ?なんだこりゃ?」
な、なんと!あまりのバスの冷えっぷりに車内が結露し、なんと天井からちょうど僕の頭の上にポタポタ落ちてくるではないか!
それもかなりの量だ。よく見たら、寝袋がかなり濡れているではないか・・・!
しかもついてないことに、どうやら水が垂れてくるのは僕の座席のところのみのようだ・・・なんだそりゃ!
とりあえず手で水をバーッと拭き取る。まぁ拭くというより押し流すだけなのだが。しばらくはそれで持つのだが、またしばらくするとポタポタ・・・。
「あかん、最悪や。マジで凹むわ・・・。」
眠いことは眠い。さぁどうする俺。
よし、寝袋は後で乾かせばいい。とにかく頭まで潜り込んで、今日はそれで寝よう!
その後数時間、何とか寝ることは出来たが・・・おお、マイ寝袋よ・・・!
ビッショリではないか・・・!
でも君の犠牲のおかげで、僕は何とか寝ることができたよ、ありがとう寝袋くん!
でも隣のベン君は、寒さのあまりあまり寝られなかったようだ。大丈夫、オマエだけじゃない!現地の人だって苦しんでいたんだ!
ちなみに翌朝からは冷房が切られたらしく、今度は逆に暑くなってしまった。でもあんな「冷凍庫車内」よりは100倍良い!いくらなんでもあれは寒すぎだ!
だいたいバスの中が結露して水が垂れてくるって、どんな状況やねん!!!理解不能です!!!
でも一番の疑問は、なぜベネズエラの人たちはあの寒さに文句を言わないのだろう?不思議だ・・・。
「教訓!いついかなるときでも、長距離バスに乗るときは極寒を想定せよ!」
2013年9月15日。独立記念日のお祭りが間もなく始まる、サンクリストバルの安宿にて。