今回の地震、遠くに住んでいる親の家が被害を受けました。
幸い家自体は壊れなかったのですが、台所は食器が落下ガラスが散乱しました。
箪笥は柱に釘を打ち込み針金で頑丈に固定しってあったので倒れなかったのですが、
書庫の本が落下したり、落ちかかったりで危険なため書庫に入ることが出来なくなりました。
沢山の蔵書があり、父(102歳)がそれらをどうしても取り出して読みたいと言います。
研究活動が本人の生き甲斐につながっているので何とかしたいと思いました。
ボランティアをお願いするには、もっと生活に密着したことでなくては駄目だろうとは思いました。
駄目もとと思いましたが該当地域の社会福祉協議会に問い合わせてみると、一応見に行きましょうとのことでした。
本人の強い希望と状況の判断からボランティアの方が来て下さる事になりました。
4人の若いボランティアと指導する立場の職員の方々が取り組んでくださり無事に本棚に収納させることが出来ました。
電話で書庫の事を聞いたときは、離れたところに住んでいるので、次回そこに行ったときボチボチと片付けていこうかと思っていましたが、はたして手がつけられるものかと心配していました。
さすがに若さのパワーですね。
家族が出来ないことをボランティアにお任せすること、なんとなく引け目は感じてしまいますが。
本当に感謝感謝です。
下の写真は介護で来ている方からいただいた写真です
書庫の他の列も皆同じような状態で本が落下していたそうです。
下の方の棚は本がビッシリ詰め込まれているので少しズレただけでした。
天井まで棚があるのですが、上段の写真は無いので床に散乱した本の写真だけを
載せました。