続・てんしん日記2022

teacapブログから引っ越しました。
花の写真、本の感想、日々のできごと等々かな。

秋は

2013-10-24 21:12:00 | 雑感
 秋台風が二つ、週末をねらっています。通過地点はほんとうにたいへんです。雨風収まることを願っています。

 自彊術体操をはじめて1年、先日、30回目の交流会が近くの市営体育館であり、参加しました。620人の会員、講師陣がにぎやかに運動会よろしく、日ごろの成果を楽しみました。
 ほとんどが女性、何年も続けているサークルが多く、動きがなめらか、みんな選手みたいでした。私は越してすぐに近所の公民館のこの体操グループに入会しました。週1回2時から参加しています。みんな10年続けているそうです。私がはじめた動機は「ルピナスのコンサートで最後までまっすぐに立っていられるように」でしたっけ。歌の練習ももちろん、フラフラ体が揺れないようにといつも緊張します。この体操は「転ばないように」ということと、「患者さんの手と施術者の手をひとりで行う」特徴があり、31の動きを1巡し、自分で治療することを目的にしています。まだまだできない動作がありますが、中腰になるのが痛かったり、苦しかったりの昨今、なにかケアしなくては、と思います。整形外科でレントゲンをとられたり、消炎剤などをもらったりはしたくないからでもあります。

 体の臓器と臓器の間に気を入れて整えるという考え方は、1つの臓器ばかり見ることとは違いいいかなあと私には納得できるものがあります。熱心な人は自宅でもするそうですが、私は週1回がやっと、まだまだなかなかです。
 写真は今年の課題ダンスを踊る紅組さん。とってもお上手でした。(右手3拍子、左手2拍子を同時にできます?その逆も?)



おひとりさまの在宅死

2013-10-12 23:27:00 | 勉強会
 「在宅ひとり死準備セミナー」に上野千鶴子さんが基調講演するというので予約をし、出かけました。300人の参加者は高齢の方が多かったです。
 参加された方々は「死ぬとき、誰かに手を握っていてほしいか。子や孫に取り囲んでほしいか」の上野さんの問いに「ノー」と言う方が多く、私は不覚にも何の準備も考えもなしで参加し、多分「さようなら」と言ったり、「ありがとう」と言ったりするのかなあと漠然と考え、冷や汗が出ました。多分そんなことないよね、一人で死ぬのだったら。すごい人たちが参加されているのだとまず感じました。

 場所は多摩市でした。回数を重ねていて、今回は在宅医療機関それぞれの医師2名、在宅介護専門の看護師兼ケアマネと上野さんのパネルディスカッションもありました。市長も参加されていて、途中質問に答える形で参加されていました。

 24時間体制で介護の手があれば自宅で、家族の介護を当てにせず、ひとり身でも死を迎えることができるという究極を追及していることは、介護の質が全体で上がることでもあるでしょう。現在は深夜のヘルパー手当が安すぎてまだまだだと問題が出されましたが、すでに各地で取り組まれてきているようです。

 医師のお一人が「近所に友人をつくるのがいい」との発言に、上野さんは「いやや、近所と仲良くはいらない、毎日安否確認できる友人がいれば」と都市生活者として反論され、ケアマネが「本人のたしかな意思が自宅介護を選ぶことが必要」ということに対しても、上野さんは「できるだけ、ぐずぐずだましだましがキーワード」と介護する側、介護される側の意見があり、興味津々でした。トータルライフマネージメントに意思決定はいらない、という上野さんの考え方ははるか進んでいるように思えます。認知症の度合い、病気の進行を考えても、どの辺にいてどうなるかの予想は誰もわからないはずだからです。ケアマネからは介護度により具体的な費用も出されて、施設に入ることを想定せず、いまのままで老い、死を迎えることが可能になるのも遠くないと思えるようではありましたが、病気せず、死ぬまで仕事しながら、は理想でしょうね。
 おくればせながら上野さんの書いた最近の本を何冊か読んで勉強しているところです。



那覇に行っていました。

2013-10-01 23:07:00 | 沖縄のこと
 母の1周忌を済ませました。こんなときに集う親戚と昔話や世間話に花が咲きました。いとこをチャンづけで呼びあっていて、タイムスリップよろしくても、かの職場や世間ではムムッと驚かれたりするみたい。母や叔母が呼んでいるのを聞くと納得するが、やはり呼んでしまう。私はみーこ、みーちゃんだった。弟はお腹が出てもまーぼ。そこに孫ができ、ちゃんと名前で呼ばれているようだ。ニックネームはまだない。1番強そうな長男である。

写真は道端に咲く極楽鳥花と、瀬長島の海(竜神さまが祭られている場所)です。