続・てんしん日記2022

teacapブログから引っ越しました。
花の写真、本の感想、日々のできごと等々かな。

お引っ越し

2012-05-29 23:29:00 | 雑感
 40年に一度のお引っ越しを始めました。住み慣れたここより、少し狭くて、少し古くて、駅歩4分という、車で10分の団地に引っ越します。最終章の始まり~かなあと思いながら、たくさんの荷物を捨てています。歳を取るということはこんなことですね。(Kさん、本当に。コメントありがとう。ぜひお誘いください。) 
 
 整理は大事と、とうに独立した子どもも賛成してくれました。いろんな手続きが面倒ですが、いまならまだやれる、ですね。
 
 歌に出てくる北の浜辺や南の島に突然現れるヒトはどんな荷物をどんなふうに運んで行ったのかな、とか、着物では無理だろうとか。大震災で少しの荷物で逃げた人はいまはどんな?
 引っ越し名人のアドバイスを思い出しながら、一人で運べる荷を、この1カ月近くを蟻のように運んでいます。本引っ越しもレンタカーで自分でやるそうですから、うまくいったら乾杯!です。パソコンもそのうち立ち上がるでしょう。まだまだあと1カ月はかかりそうな、、、。

 桑の実を閉じたのも6月でしたから、てんしんの月なのですね。
 それにしてもたくさんの紙、布類、うちのもの、全部ありがとうとまずは言おう。

 
見慣れた風景と新しい風景です。
 

ドキュメンタリー「隣る人」&トークショウ

2012-05-25 23:35:00 | 勉強会
 東中野のポレポレ座で児童養護施設を8年間見つめ続けたドキュメンタリー「隣る人」と刀川監督と信田さよ子さんのトークショウがありました。
 信田さよ子さんは原宿カウンセリングセンター長で私はブログの愛読者で、この映画があることも信田さんのブログで知りました。間近で信田さんのお顔が見られたのが一番によかったです。(なぜか精神科医とかカウンセラーとか、言葉が何倍もあるようで、好きですね。)

 施設では保育士さんが子どもたちを自分の子どものように抱っこし、一緒に布団で寝て生活していました。さまざまな理由で親と暮らせない子どもたちですが、虐待や、死別や、大人になれない親を前にした子どもたちの状況が垣間見えます。信田さんは血縁が必ずしもいいとは思わない、と常日頃言っています。上から目線の、心が風邪をひくようなコミニュケーションだったら断絶も進めます。

 ゲストの信田さんが、監督から次回作に終末期の「隣る人」構想を引き出していました。だれでもそばに何でも受け入れてもらえる隣る人がいたり、自分がだれかの隣る人になったりできたらいいですね。
写真は会津の立木観音。ころりと楽に旅立てるという御利益もあるそうです。


私の5・15

2012-05-20 00:57:00 | 沖縄のこと
 沖縄が復帰40年になりました。当時私はここにいてTVで式典の様子を見ていました。屋良主席の苦渋の表情が印象に残っています。その年に私は無事長女を出産しました。この年生まれの子どものことを沖縄では「ふっきっ子」と言います。母の新しいヘルパーさんもおつれあいも「ふっきっ子」です。立派な大人です。

 平和を願って復帰したはずが40年たっても軍事基地はかわらないとは一人アメリカのせいばかりではないでしょう。
 当時小学6年生だったという作家の目取真俊さんのブログ「海鳴りの島から」に、「復帰の日、教室で記念メダルが配られたあと、教師の話を聞いて、クラス全員でメダルを返した」とありました。

ツイッター情報では、全国紙の記者の話では「危険危険」という安保村と、「安全安全」という原子力村の住人は同じ人たちとのことです。マスゴミといわれないようにちゃんと報道してほしいものですね。

 せめてよかったことといえば、信頼できる人がだれかを自分で知ることくらいでしょうか。
 写真は沖縄の氷少な目ぜんざいと塩せんべいです。最近はあまり食べませんが、空港に着くと食べたくなり、見つかったらうるさい人たちに見つかったりしました。


会津へ

2012-05-14 07:31:00 | お出かけ
 西宮行きの準備をしているところへ会津の次兄の訃報が入りました。18年間を癌と闘っていた会津の兄のお通夜へと急きょ車を北へ走らせました。今回は娘も一緒なので私は運転の心配をせず、荷物のように揺られていました。
 福島へは震災後初めて行きます。ちょうど家へ届いた野菜セットを持っていったら喜ばれました。ここはおいしい野菜、米、果物の産地ですが、小さな孫もいて、みんなでできるだけの防護をしていました。近所でできたものは食べない、といっていました。最初はどのように話を聞けばいいのかと思いましたが、「福島日報」の1ページが放射能数値のモニタリングで埋めつくされていて、目が釘付けになりました。さまざまな放射線モニタリング調査結果が出ています。都市公園、観光地、野菜・果実、キノコ・山菜、県内各地の放射線量、、、。「毎日これを見ていることを、みんなに伝えて」と小学生、中学生の子のお父さんで地域の消防団で活躍している甥に言われました。収束などしてないことがはっきりわかります。

 5月12日の発表では、県内の運動公園で高いところが、南向台第1公園が3.1マイクロシーベルト、低いところであずま総合運動公園が0.53マイクロシーベルト。古関裕而記念館南側駐車場前50㎝が1.0と1.3マイクロシーベルト。私がいた近く会津坂下町役場前が0.12マイクロシーベルト。山菜6点で基準値超。特に川俣町のコシアブラで1,000ベルレル。「きょうの福島第1原発付近の天気と風向き」など。学校でも毎日測っていて雨の日は高く出るそうです。

 そば打ち名人の長男兄さんの10割そばをご馳走になりました。「そばが食べたい」といったお兄さんの棺へも納められました。子どもたちが大賑わいで遊んだ実家の庭の思い出や、釣りが好きで山菜取りが好きで、花が好きで、鯉をふ化させ、育て、新潟、広島と転勤もしたお兄さん一家の話をたくさん聞くことができました。久しぶりの磐梯山にも感慨一入でした。



バラが咲いた

2012-05-06 22:34:00 | 
 ことしのバラが咲き始めました。なくしたままだったデジカメを大慌てで買いに行き、使い方やらパソコンへの取り込み方やらをやって、やっと間に合った画像です。
 ロイヤルハーネス種です。バラ色とはピンクだそうです。私は目移りして白も黄もいいかも、ですが、やはりきれいですね。ラビアンローズ?

 学生時代に日本を縦断し、食は風土を実感されたという幕内秀夫の食生活日記さんが近々22日間をかけて500キロ東海道を歩く予定だそうです。まだ残る日常食に出会う旅のようです。ブログを見るだけでも楽しみです。

 家では西宮での法事へ、愛車の軽自動車で往復予定です。3度目です。休み休みなので片道10時間以上はかかります。