続・てんしん日記2022

teacapブログから引っ越しました。
花の写真、本の感想、日々のできごと等々かな。

おのぼりさん

2014-10-31 08:13:00 | お出かけ
 せっかくの招待券、しかも北斎展、めったに行くことがない上野へ行ってきました。
 地下鉄を乗継、久しぶりの美術館は60分待ちのにぎわい。並んで待って、50分で小さな美術館を回りました。
 ボストン美術館所蔵展、昔、輸出の花形であった瀬戸物や塗りものの包装紙として海外へ出ていったらしいイラストの数々、といえばいいのだろうか。版画などの膨大な作品の数々、どれも見ても楽しそうな愉快なものが多かったです。有名な赤富士の細かい色遣いや、波間の富士などは輸送の小船がはっきりわかり、また百人一首に添えられた絵は、いつもみる札と違い、生活が感じられて興味深かったです。北斎さんは、9月から4月まではこたつからでない生活をしていて、腹這いで絵を描いている様子を娘のお栄さんが描いているのも、細密でリアリティに溢れ、面白かったです。かの北斎さんが身近に感じられ、あちこち歩き回った東海道五十三次を見ても、その時代の人々の健脚さと躍動感を感じました。
 
 帰りは、江戸の料理人澪さんを主人公にした「みをつくし料理帖」の舞台である江戸のあちこち、特に明神下付近に行ってみることにしました。上野の森美術館から30分位で神田明神に着きました。「妻恋坂」や「男坂」「女坂」が生活に溶け込んでいます。坂の途中の階段にマンションや会社があったりです。
 神田明神は平将門さんがいて東京の総守護神とか、えびすさん、ほていさんもいて願かけの人でにぎわっていました。湯島の聖堂へ回りましたら、ここは孔子さんで静かでした。

 澪さんの物語も今年出た10巻の最終回を読んでいるところですが、電車の中で第5巻を読んでいる男性を見ました。この本は読み終わった人から本が回ってきた人気本です。いまは澪さんが新しい「葛料理」に奮闘して場面です。



ケセラセラ

2014-10-23 08:02:00 | 雑感
 年に1度のコーラスの発表会が終わりました。肩の荷が降りた感じで、やっと秋を楽しむ気になれたような……。年々あちこちカチカチになっていくのが自分でわかるようになってきました。

 つたない歌を聞きに来ていただいて恐縮です。オープニングに歌った「ケセラセラ」、3拍子で難しい歌で今回はなかなか乗れなかったですが、講師で司会のYさんが各国語で紹介していました。沖縄語では「なんくるないさ」朝鮮語では「ケンチャナヨ」アフリカでは?などなど。いい歌詞ですね~との解説でやっと、だから無理にでもオープニングにしたんだ、と気がつきました。

 なんでもケセラセラ、と明るく過ごせるといいですね。(なかなかできませんが。)夜中、目が覚めて不安になるのは動物としては当たり前で云々のラジオを聞いて、これもまたなるほど。

 うちの秋バラも咲きましたし、美術館の招待状を娘にもらいましたので、上野から神田まで歩いてみようかと思ったりしています。江戸の料理人みおを主人公にした「みおつくし料理帖」も最終回となりましたしね。みおが願い事をした化け物稲荷をみたいような気もします。

 写真はうちのバラです。


いよいよコンサート

2014-10-15 00:40:00 | 
私たちの12回目のコンサートがもうすぐです。月に2回のコーラスを楽しんで12年になりました。毎年コンサートを開くのも、私はだんだんたいへんになりました。
 でもみんな元気で、今年ははじめておそろいの舞台衣装を手作りしました。
衣装合わせまではできなかったのでどうなりますことか。
ハーモニーがそろって見えるといいですね。

持ち歌がたくさんに増えたので新曲ばかりではありませんが、新しいメンバーも加わりがんばっています。
今回披露する10曲のうち4曲が新曲です。「赤いスイトピー」「テルーの唄」「秋の野に」「遠い世界に」を歌います。
「風になりたい」や「アメージンググレイス」は何回歌ってもやっぱり難しいです。でもみんな練習しているときが一番楽しそうです。夜7時半から9時半までびっちり歌っています。上手ではありませんが、一緒に歌うひととき、元気になるかもしれません。



銀座へ。

2014-10-07 00:01:00 | 沖縄のこと
先日、辺野古の写真展が銀座であり、久しぶりに出かけました。
新基地反対のための写真展です。紅一点の出展者仲西さんの応援でもあります。今年はじめに織姫ツアーでお世話になり、海の生物の貴重な写真を撮り続けていて、沖縄の海の先生でもあります。私の大好きな廃油せっけんも作っています。
私は、高校生のころから、基地撤去のデモや集会に参加してきたので新基地をつくらせることがどんなにひどいことかと思うのです。(何年たっても知らぬ存ぜぬの既成事実となるのです、本当に悔しい)基地が還るといっても農地に替わったと聞いたことがありませんし、国有地となって自衛隊基地に替わるのを見て来たものとしてはひどいことになるだけと思うのです。たとえ愛らしいジュゴンが住んでなくても、です。

銀座は母の好きな場所で、目を輝かせて歩いていたのを思い出します。
すぐそばに福井県のお結びカフェがあり、狭いエレベーターを上がっていく二階でしたが、混んでいて驚きました。お昼におにぎり二個と野菜いっばいの豚汁が食べられました。(ほとんど福井産というぜいたくさ)
徳島県のアンテナショップでは、無添加のごぼう、れんこんの練り物があり、ラッキーでした。(れんこんなんて久しぶりです)沖縄のわしたショップも行きましたが、混んでいましたが、もっと厳選品を、と思いました。なにしろ砂糖禁止の身には買うものは限られますから。