沖縄のうた

　先の日曜日、井の頭公園で海勢頭豊さんのうたを聞きました。沖縄では、6月23日の慰霊の日に県民集会で合唱される「月桃」のうたで有名な方ですが、生で聞いたのははじめてでした。
　アースディの代々木公園からかけつけ、40分も歌いました。「喜瀬武原（きせんばる）」の歌はよく知っていて、聞くたび涙が出ます。この歌は米軍の実弾演習阻止の闘いから生まれた歌です。
　
　コザ暴動以来、クラシック喫茶経営の道から、闘いのうたを作る方へ変わっていったという海勢頭さん。ハンノキの森のやんばる高江の歌や、辺野古の歌、、宮古島の新曲がつくられ、聞きました。どれも柔らかく、やさしく響きます。

　いま沖縄では、戦争の新基地のために海が埋め立てられようとしています。普天間をなくすといい21年もできず、全国の70％を引き受けさせられている基地の島に、海を埋め立て200年ももつ基地を作るなど、どう考えても信じられません。ナーグシクヨシミツさんのメッセージソングも力強く、地元のあしびなーさんたちの楽しい歌と踊りありの、三鷹と武蔵野から沖縄につながろうという公園の片隅の集会でした。

お悔みで那覇行き

　那覇へお悔みに行ってきました。訃報は突然に来るものです。すぐに座席がとれた私が走りました。
　６６歳、お父さん、孫１７人。持病の心臓を抱えながら長生きされた方かもしれません。教会に残された子どもたちはみな立派で、多分安心されて逝かれたかもしれません。

　行きの飛行機からアコークロー（夕闇）の写真を写しました。
　１泊した南部の海からは朝日が写せました。

　
　

桃の花見

　雨まじりの日曜日、山梨市へ桃のお花見へ。
　土日運行のお座敷電車や、お花見弁当を予約していたため、変更はできません（しません）。現役で働いているＵさんと、傘をさしてのお花見に出かけました。

　初お座敷電車はどこを見ていいのか、隣りに座った鉄道マニアの小学６年生がこと細かに説明を始めて、外の景色より中での情報収集が多かったような。
　駅前からフルーツ公園行バスは１００円。午前中は丘の温泉で露天風呂を楽しみました。小雨の中、富士山の方角を見つめましたが、雲は晴れず……。でも遅めの桜が満開でした。お風呂から上がり、盆地へ下りてきたら、１日が経ったような不思議な感覚でした。無料のストーンマッサージも効いたのかもしれません。

　午前中は小雨だったため、桃畑でお花見弁当を食べることはできませんでしたが、帰りは４キロ余りを駅まで歩いてしまったほど、桃の花々に元気をもらって帰ってきました。

　
　

カタクリ

　昨日、２週間ぶりに野山北公園に行ったら、カタクリが満開でした。久しぶりにこの花と出会いました。近くには水芭蕉も咲き、丘の上の大きなこぶしの木は白い花を散らし始めたところでした。穏やかな春の午後、丘の冒険広場では始業式前の子どもたちがたくさん遊んでいました。
　カタクリ好きの友人と、コミニティバスに乗り行ってきました。

　同じ日に川越の喜多院にいる友人から満開の桜の写真が届きました。