続・てんしん日記2022

teacapブログから引っ越しました。
花の写真、本の感想、日々のできごと等々かな。

寒天遊び

2009-06-30 15:48:00 | ノンジャンル
 デザートをつくるとき、寒天を使うことが多いです。先日はプレーン寒天に黒蜜、きな粉をかけて食べました。なかなかいい味。
 きょうはトコロテンです。我が家の引出しにトコロテン作りのおもちゃ?がありました。8人分では4g袋で2袋。ポン酢と青のり、からしがあれば出来上がり。こんなにシンプルだと青のりの味が問われます。ううう。四万十川の青のりがいい、寒天も諏訪の寒天などと素材を選ぶと驚きのデザートになります。
 暑中お見舞いの味ですね。
 それからゼラチンは板を使うと水の量を気にしないで氷水でふやかすと簡単いうことを最近覚えました。

天使のピアノ

2009-06-25 23:26:00 | ノンジャンル

 昭和3年に建てられた滝乃川学園の本館が修復され公開されました。
 ここで「発達障害とは?」の研修会に参加しました。講師は都立梅ヶ丘病院院長市川宏伸先生。児童精神科の専門家。最近の発達障害(18歳まで)が知的障害をともなわない障害が増えてきていること、障害の概念も変わってきていること。母親の育て方だと言われていたものが、脳の障害があるだろうといわれてきていること。その付き合い方について。等々。2時間余を1冊の本を読むように濃い講義を受けました。
 ここは石井亮一・筆子記念館と呼ばれ、あの天使のピアノのある所です。お二人の業績の展示もあり、日本の福祉の原点を目の当たりにできるところです。筆子さんの涼やかな美しいお顔は特に印象的でした。そもそもの発端は1891年(明治24年)名古屋濃尾地震で、孤児たちがたくさん出たことに驚いた2人が、男の子は岡山に、女の子は東京につれていった中に1人の知的障害児がいたことなのだそうです。東京に連れてきた人が石井亮一氏。のちに手伝いたいと申し出て、結婚することになるのが筆子さん。やがて百年史が発刊されるそうです。
 

鍵がない!

2009-06-23 07:01:00 | ノンジャンル
 同行支援が午前と午後1時間ずつあって、家人より先に出かけたら、鍵を忘れてしまいました。久しぶりにやってしまい、ちょっとパニック。
 近所のモールの椅子に座って家人が帰る7時までこれから7時間どう過ごすか思い巡らすこと○○分。行きつけの美容院へ行き、無理にカットの予約を入れ、またモールに戻り、時間待ち。などなど。喫茶店3件。映画は時間が合わずだめ。図書館は休館日。歩きまわって15,000歩。午後の支援を終え、デパ地下でウロウロし、たどりついた自宅前で古い友人に見つかり、何しているの?鍵なくて、何時から?、朝から12時間。馬鹿だねえ。そのとおり。写真はヤケで撮ったモールの写真。助かりました。

梅雨ですね。

2009-06-17 08:17:00 | ノンジャンル
 職場の緑の指さんが癌センターへ入院しました。明日雨の予報が出ていても水やりをしていて、ここは台風にでもならないと雨が当たらないなどと言っています。サニーレタス、ジャガイモ、ミズナ、インゲン、ミニトマト、ニガウリ、小松菜、ラデッシュが植えられています。写真も畑の風景です。百合、紫陽花、つわぶき、花もいっぱい咲いています。チューリップの球根もみんなで植えていました。花暦もあって次々植え替えをしています。退院まで草ぼうぼうにならなければいいのですが。
 ある年齢になったら癌や病気、仕方ないのかもしれませんが。今度のお休みには、リハビリ病院にいる友人のお見舞いに行く予定です。ここでは家族の月15時間の掃除ボランテァが義務づけられているそうです。

アキバ、飛べ。

2009-06-11 20:37:00 | ノンジャンル
 劇団新転位・21の中野光座公演を見る機会がありました。秋葉原無差別殺傷事件が早や、劇として目の前に繰り広げられていることにまず驚きます。演出山崎哲さん。「壊れてしまった私たち家族の<現在>を描くシリーズ新作書き下ろし」だそうです。
 中野光座という映画館もすごいところでした。入場するとき、おしぼりとアイスノンを渡されました。廃屋のような場所。壁の落書きは演出なのか、もともとなのか。すわり心地の悪い椅子。ぎしぎしいう花道の側に座った私。ボー然としたまま2時間近くの公演を見ました。現実も劇も悲しかったです。派遣で働く車工場はまるで軍隊みたいです。派遣社員でなくても「生きているのか、どうなのか、わからない」。育った家族の食事風景は、怒りに燃える母親を中心のエサやり場状態。たまに行くアキバやカーレース場が息抜きか。追いつめられる日々。どこにも安住はない。飛ぶしかない。
 あの事件を特別なこととはとても思えなくなります。そばにいる何人もが同じような状況。壊れた家族を母親だけのせいにはしないでと思うのは私だけか。重い「私たちの」現実。6月15日まで。