愛と自由に満ちた幸福な生活は公平であるべし、人権・平等・平和が生きる人の権利

原理  自由・愛・公平
原則 人権・平等・平和
命をつなぎ、知識を伝へ発展した文化・科学
人々の想いを伝承

伝説のゆとり教育 灘校 橋本武先生が問うもの?

2011年11月29日 | アピール
かつて全く無名だった灘校を東大合格者数日本一にまで押し上げ、ゆとり教育のモデル教育とも言われる伝説の橋本先生ですが、実際がどうであったのか?現在の灘校がどうか?とは、別の問題です。
 少なくとも、受験校としての評価が低い段階では入学時点での学力レベルが低い生徒を、レベルアップし、詰め込み教育ではない生徒の能力アップがうまくいったと言えます。
 数学をクロスワードを解くように、数学ゲームに夢中になればトップの成績は確約されます。
 逆に、授業に興味を感じられず。ただ座っているだけでは、学習以前の問題です。
授業の時間の浪費、効率。それこそが圧倒的多数の生徒の問題の実体ではないでしょうか?マイペースで集中して学習できるMAXから授業とは関係の無い夢想で時間のMINまで、多くの教師が様々に努力されていると思いますが、教育の専門家ではないので深く立ち入れません。
 教育の原点は 人を人として育てることです。悩みがある生徒は問題が明確に有るだけに単純とも言えます。悩みがない生徒、問題がない生徒ほど複雑です。学校教育がどこまで立ち入れるか?
 学校でのいじめや自殺が社会問題となっています。生徒だけでなく教師自身がなろうとしています。大阪の教育基本条例案での人事相対評価です。教育という評価しにくい業種に一般の企業でも導入していない2年連続Dランクで(免職を含む)分限処分です。相対評価では必ずDの人が出来ます。生徒の通知表では相対評価から絶対評価へ、或いは到達度評価への時代です。普通の神経では平の先生や管理職は勤まりません。影響は子供にも直接に波及します。
 子供にとっていじめは子供同士の問題だけではありません。親や先生、大人社会からのモラルハラスメントが大きなウエートを占めています。貴方や私が当然と思っている何気ない一言や躾がモラルハラスメントが誘発しているかも知れません。人として育てられた現代人の総てが負っている遺産です。少なくとも小学高学年以上の子供にとっては親や先生とは独立した話相手、相談者が必要です。自分を認めてくれる人、助言をしてくれる人、先生や親に秘密を守れる人です。核家族、少子化の現在、学校の中に制度化する事が必要です。

 学校で生徒と一緒に遊ぶ、一見、無駄な大人が一人いるだけでも事態は好転します。そして、好きな先生、尊敬できる先生が少なくなれば成る程、次の世代ではより少なくなるのは確実です。 教育基本条例案は大阪での教師志望者を減少させます。

続 自分の成績が悪いのは学校や先生のせいである。圧倒的に府民に支持された論法です。
      ブログ: 役に立つ良い話
伝説の教師・橋本武が国語の授業で伝えたかったもの

     人気ブログランキングへ

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする