モノトーンでのときめき

ときめかなくなって久しいことに気づいた私は、ときめきの探検を始める。

シナモンバジル(cinnamon basil)の花

2008-07-29 08:19:42 | その他のハーブ

日本料理の薬味として使われるシソ、或いは、大葉はこれからの時期に欠かせない。
使われ方は、刺身などのナマモノに薬味(毒消し)として添えるか、大葉のてんぷらなどが代表的だと思うが、
シソに匹敵するバジルの使い勝手は幅広い。

サラダ、スープ、煮込み料理、焼き物の薬味として使われるので、
シソ以上に活躍していると思う。

シソの原産地は中国、バジルは世界各地の熱帯地方に自生しており、
インドでは、神ヴィシヌとクリシュナ(the gods Vishnu and Krishna)にささげる
神聖なハーブとして王様よりも尊敬されていたなど
エジプトでも、ギリシャでもハーブの王として大切にされてきた歴史がある。


(写真)ピンクと白のシナモンバジルの花


メキシコで生まれた栽培品種のシナモンバジルは、鮮やかな緑の葉、
そして、美しい花を咲かせる素晴らしいハーブだ。

アフリカンブルーバジルも美しいと思うが、シナモンバジルはさらに美しい。

1年草ということで、これまで避けてきたが、
殺虫剤・農薬・化学肥料を極力使わない栽培を目指すには、
コンパニオンプランツとしてのバジルの殺菌作用を活用し、他の植物を守るのが良さそうだ。

しかも、花が極端に減る夏場に、美しく咲くし、
食材としてつまめるのもよい。

(写真)シナモンバジルの花穂と葉


シナモンバジル(cinnamon basil)
・シソ科メボウキ属の耐寒性がない1年草
・学名は、Ocimum basilicum 'Cinnamon'。英名がcinnamon basil(シナモンバジル)、和名は、メボウキ。
・原産地は、メキシコで作られた園芸種。
・草丈60㎝で、つやがある緑の葉と紫色の茎、シナモンの香りがかすかにする。
・開花期は、7~9月で、口唇形の上がピンク、下が白の花が咲く。バジルの花は全体的に美しいが、シナモンバジルも素晴らしい。
・葉はサラダ、ドレッシングで利用。
・食材として利用する場合は、花穂が出てきたら花を咲かせないで切り戻す。
・肥沃な土壌で育てる。窒素分を切らさないように与える。過剰だと病害虫に弱くなるので注意。



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