花冷えがし、時々小雨が降る中を『日本の道100選』に選ばれている松戸市“常盤平さくら通り”を散歩した。新八柱には時々行っていたが、ここにサクラの名所があるとは知らなかった。
新京成線八柱―常盤平―五香駅までの線路に並行して走る約3kmの道沿いがさくら並木で、片道1時間ぐらいの散歩コースになる。
(写真)八柱駅前ロータリのサクラ
出発点は新京成線八柱(武蔵野線新八柱が隣にある)で、駅前に2本のサクラの木があり満開だった。
ここにはサクラ祭りを予感させる“提灯”がぶら下がっていて先を期待させるものがあった。
駅前を左折し直進すると、信号の先に『日本の道百選』の木柱が立っていてその先の両脇からサクラ並木となっている。
(写真)さくら通り(八柱 → 常盤平)
例年は、車の進入禁止となり屋台の出店、イベントなどが開催され、人の群れで一杯だというが、月曜ということもあり、また、ものすごいスピードでサクラが開花したのでサクラ祭りの準備ができず、人も少なくさびしい限りではあったが、常盤平駅前までのんびり歩いて30分の散歩を楽しんだ。
しかし、常盤平駅につく頃には飽きてしまい、歩くよりは3kmもこのようなさくら並木に囲まれた道を車で走ったほうが快感だろうなと感じた。
常盤平から新八柱まで戻るのは結構つらい散歩だったが、途中で物色したレストランでランチを食べるのが目的となり、早足となった。
フランスの田舎料理『ラ・フロレゾン』が物色した店だが、写真を撮るのを忘れてしまったのでお店のHPを見ていただきたい。
ランチはコース料理のみで2000円、オードブルとメインが選択となる。これにスープとデザート、コーヒーがつく。プラスで5000円ぐらいの安いワインを取っても2人で1万円なので手頃な値段だが、住宅街のレストランは味が良くないと客がわざわざ来ないので、味には期待していた。
期待通りの味で、フランス料理のゴテゴテ感がなく、毎日食べても飽きない上質な家庭料理のようであった。また、盛り付けはフランス料理らしく美しく申し分なかった。そういえば、フランス料理の命はソースにあるといわれるが、ソースの存在感が主役を超えない配慮がされていたようだ。
ここで食事しているうちにさくらの事は忘れてしまったが、
常盤平さくら通りには600本以上のサクラが3kmにわたり片側1車線の通りを両側から覆うようにしてビッシリと咲いている。幹の太さから50~60年はたっているのだろうと思われ、1960年代の新興住宅地の街路樹として植えられたのだろう。
これはこれで素晴らしいのだが、飽きが来てしまったのはどうしてなのだろうか?
というのが気になった。
遠景がなく近景だけなので変化が乏しいためなのだろうか?
作られた自然にさくらは似合わないとでも感じたのだろうか?
イベントがなかったせいなのだろうか?
それにしても可哀想なのは地元の商店街だ。昨年は55万人が常盤平さくら祭りに来たようなので、5億円以上の経済効果があったのだろうが、今年は葉桜のときがさくら祭りとなり、地元に落ちるお金も少なくなりそうだ。
新京成線八柱―常盤平―五香駅までの線路に並行して走る約3kmの道沿いがさくら並木で、片道1時間ぐらいの散歩コースになる。
(写真)八柱駅前ロータリのサクラ
出発点は新京成線八柱(武蔵野線新八柱が隣にある)で、駅前に2本のサクラの木があり満開だった。
ここにはサクラ祭りを予感させる“提灯”がぶら下がっていて先を期待させるものがあった。
駅前を左折し直進すると、信号の先に『日本の道百選』の木柱が立っていてその先の両脇からサクラ並木となっている。
(写真)さくら通り(八柱 → 常盤平)
例年は、車の進入禁止となり屋台の出店、イベントなどが開催され、人の群れで一杯だというが、月曜ということもあり、また、ものすごいスピードでサクラが開花したのでサクラ祭りの準備ができず、人も少なくさびしい限りではあったが、常盤平駅前までのんびり歩いて30分の散歩を楽しんだ。
しかし、常盤平駅につく頃には飽きてしまい、歩くよりは3kmもこのようなさくら並木に囲まれた道を車で走ったほうが快感だろうなと感じた。
常盤平から新八柱まで戻るのは結構つらい散歩だったが、途中で物色したレストランでランチを食べるのが目的となり、早足となった。
フランスの田舎料理『ラ・フロレゾン』が物色した店だが、写真を撮るのを忘れてしまったのでお店のHPを見ていただきたい。
ランチはコース料理のみで2000円、オードブルとメインが選択となる。これにスープとデザート、コーヒーがつく。プラスで5000円ぐらいの安いワインを取っても2人で1万円なので手頃な値段だが、住宅街のレストランは味が良くないと客がわざわざ来ないので、味には期待していた。
期待通りの味で、フランス料理のゴテゴテ感がなく、毎日食べても飽きない上質な家庭料理のようであった。また、盛り付けはフランス料理らしく美しく申し分なかった。そういえば、フランス料理の命はソースにあるといわれるが、ソースの存在感が主役を超えない配慮がされていたようだ。
ここで食事しているうちにさくらの事は忘れてしまったが、
常盤平さくら通りには600本以上のサクラが3kmにわたり片側1車線の通りを両側から覆うようにしてビッシリと咲いている。幹の太さから50~60年はたっているのだろうと思われ、1960年代の新興住宅地の街路樹として植えられたのだろう。
これはこれで素晴らしいのだが、飽きが来てしまったのはどうしてなのだろうか?
というのが気になった。
遠景がなく近景だけなので変化が乏しいためなのだろうか?
作られた自然にさくらは似合わないとでも感じたのだろうか?
イベントがなかったせいなのだろうか?
それにしても可哀想なのは地元の商店街だ。昨年は55万人が常盤平さくら祭りに来たようなので、5億円以上の経済効果があったのだろうが、今年は葉桜のときがさくら祭りとなり、地元に落ちるお金も少なくなりそうだ。