池ちゃんのページ


行政・町内情報、地域活動やスポーツクラブ・昔遊び・ジャズオーケストラの活動などを紹介します

優生思想根絶へ法整備を

2024年08月03日 12時52分36秒 | 一言
首相・法相の謝罪受け 原告団ら決起集会


(写真)記者会見する優生保護法被害全国原告団・弁護団=2日、衆院第1議員会館

 優生保護法被害全国原告団・弁護団は2日、小泉龍司法相と面会し、謝罪を受けました。同日、全面解決をめざして決起集会を衆議院議員会館で開催。係争中の裁判の速やかな和解と原告らへの補償、優生思想の根絶に向けて立法措置を講じることなどを求める集会アピールを採択しました。

 東京弁護団代表の関哉直人弁護士は、一刻も早く係争中の約20の裁判を同じ条件で和解できるよう国との基本合意を目指すことが目標だと報告。全面解決の課題として、配偶者の扱いや、優生保護法の下で人工妊娠中絶を受けた人を対象にすること、その認定方法など具体的な課題が残っていると指摘しました。優生思想と障害のある人への偏見・差別根絶のための基本法制定をめざすとしました。

 原告の飯塚淳子さん(仮名)=仙台市=は「謝罪してもらってよかった。年をとってしまって、一日も早い解決を願っています」と発言。先天性の脳性まひの鈴木由美さん(兵庫)は「岸田(文雄)首相や小泉大臣が謝罪してくれたが、(内閣が)変わっても(解決するという)約束を守ってほしい」と訴えました。

 東京の原告、北三郎さん(仮名)は「謝罪してくれたが、これまでの68年の(つらい)思い出が消えるわけではない」と無念の思いを吐露しました。

 優生保護法問題の全面解決をめざす全国連絡会(優生連)共同代表の藤井克徳さんは「客観性を持った第三者機関を設け、国家による大罪についてしっかり検証すること」だと強調しました。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿