よみがえるケインズ

ケインズの一般理論を基に日本の現代資本主義を読み解いています。
カテゴリーが多岐に渡りすぎて整理を検討中。

第14章への付論 マーシャル『経済学原理』、リカード『政治経済学原理』その他に見られる利子率について (経済学におけるコペルニクス的転回)

2022年05月13日 | 一般理論を読む 改訂版
利子をいくら下げても、それだけでは、需要は生まれない マイナス金利の陥穽リカードの利子率理論とは   リカード『政治経済学原理』より引用貨幣に対する利子を規制するのは5パーセント、3パーセント、2パーセントといったイングランド銀行(the Bank)の貸出利率ではなく、利潤率である。利潤率は資本の雇用によって決まり、貨幣量あるいは貨幣価値とはなんの関係ももたない。銀行が100万貸そうが、 . . . 本文を読む