第9章 消費性向(2)―主観的要因 (利子が上がる時、所得は減少する) 2022年05月19日 | 一般理論を読む 改訂版 いくら消費するか(貯蓄するか)は個人の判断である。主観が決める。これは争いがない。では利子が上がれば、今保有している現金を消費するのではなく、貯蓄して(増えてから)将来消費しようとするのだろうか?この問いに答えたのが「第9章消費性向(2)―主観的要因」である。利子率の上昇は貯蓄を減少させる 古典派・現代正統派は、人が消費するか貯蓄するかを決めるのは利子率だ、と考える。利子率の上昇は貯蓄を増やし、 . . . 本文を読む