夏ですね。
お隣の敷地のびわの木を剪定したら
「カミキリムシがいっぱいいた」
と父がバケツにいれて庭に置いていました。
10匹以上はいるんじゃないか、と。
私の頭の中には、キーキー言いながらカシャカシャ動いてる
映像が浮かんでおりました。
しかし話を聞くとどうも違う。
なぜなら正体は「クワガタムシ」だったからです。
子供が前の道路通ったらいるか聞いてみようと
1日外へおいておいたそうですけど、夏休みということもあってか
誰ーーーーも通らない。
通ったけど赤ちゃん連れたお父さんだったのでスルーしたそうです。
欲しい人が現れなければ、また木にたからせておこうと話していました。
で、翌日。
どんなのがいるのかと覗いたら
なぜかキュウリが入っており(鈴虫と間違えてないか?)
可愛そうに一匹メスが亡くなっていました。
10匹くらいいたのに逃げてしまったようで5匹になっていました。
うちには昆虫ゼリーとかそんな気の利いたものはなく
しょうがないのでスイカの皮をイン。
今って「スイカはよくない」となってたんですね・・・水分多すぎて。
昔スイカとメロンしかあげてなかったわ。
いきなりふたを開けたのでびっくりして逃げるオス(小さい)
こっちもいきなり明るくなってわちゃわちゃするメスとオス
小さいのも大きいのも、ノコギリクワガタかなあ。
甲虫は漠然としかわからない。
残っていた中で一番大きいオス。
小さなメスは下にすっぽり入ってしまうほどの体格差です。
顎のカーブの美しさ、芸術品です。
無駄のないフォルムでカッコイイですね。
しかし、びっくりしたのが「ふた」にしていたもの。
お菓子か何かが入っていた紙の箱を分解してかぶせただけ。
これでよくまあ半分残ったもんだと思います。
で、今日母がたまたま子供に声をかけたんですが、父があんまりカミキリカミキリいうから「カミキリムシいる?」と言ってしまったんです。
それでも「ほしいー!」と見に来てくれたからよかったものの・・・。
お友達も持ち帰ることになり、喜んでくれたそうですよ。
電子の世界の生物だけでなく、なまものにも興味を持ってくれるってのがちょっとうれしい。
オークションこっそり見ていくらくらいになるんだろうって調べたのは内緒。
実は小学生のころ指を挟まれて以来、ちょっと怖くて持てません。
家で取れるなんてすばらしい。
格好もいいですが体色も綺麗ですよ。ナイス
カミキリムシと思い込まれてるお父様が、これまた素敵です!
(丸底さんのお父様もお母様も、実に魅力的なお人柄ですね!)
そうですか~・・・
ビワの樹に!クワガタの♂の大小個体変異のある顎がたまらなく私の心を揺さぶります。
(ジイ「これこれ、♂♂と!ヒメも結局は♂のクワガタが欲しかったのですね!」)
オスはまちまちでしたね、これも個体差で幼虫の頃の栄養と関係するのかな~
母はすぐ影響されるので、きっと二人とも今後もカミキリムシと呼ぶと思います。
ビワなんて今実もなってないし、樹液出るとかあまり聞かないんですが、出てるとしたらおいしいんかなあ??
興味のない人の認識なんて、だいたいそんなものです┐(´ー`)┌
やっぱり鈴虫もクワガタも一緒だろ的な考えんだろうなあ
スイカやメロンの上でブラシみたいな口がにゅーんと伸びてるの見ると「たべてくれてる」感があって嬉しくなります。