7月13日。
山芋の葉っぱの調達もなかなか厳しくなってきて、
他の虫が食べた穴だらけの奴くらいしか取れなくなってきました。
背が届かないのと、綺麗なのはピラカンサに巻き付いちゃって、
とげがいたくてとれないんですよ
そろそろ蛹になるため歩き回るだろうからと
以前アゲハーずを飼ったときにものすごくいい加減に作った
アゲハウスに手を加え、水きりネットを回りに覆ったものを急きょ制作。所要時間15分くらいの時間ですから、まあ隙間だらけなわけです。
ま、大丈夫でしょうと油断していたのが甘かった。
「靴収納ケース」として売られていたプラのふたつきの容器に
浅く土を引き、水差しごといれてかぶせます。
「ここ」と書いてあるとこにいますが、その後は板にしがみついていました。
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7月14日。
どれどれと朝様子を見て、
いない!となって探したら
部屋の隅にいたってやつです。
ハウスは全く通用しなかったということですな。
以前見た茶色の終齢は、背中がオレンジになってましたが
今回緑なので、茶色くなっても渋い配色でした。
こんな色に。
緑のうちもそうでしたけど、かなりぶんぶんと体を振って体当たりします。
威力はすごいよ。もろ「肉の塊
」がはたいてくる感じです。
もうCの字になって抵抗しまくりです。
夜全然食べてない山芋の葉っぱをひたすらちぎって土の上に
入れたはいいけど、この子物陰に潜んでたってことは
物陰が好きなのかもしれないな、そしたら身を隠せる場所が
あった方がいいのかな。
ということで、庭に出て刃が欠けたのこぎりをもってきて、
薪にするはずの板のきれっぱし(先日の物置解体の端材)を
入らないから2つに切ります。
くわーっ!もう時間ないのにぃ!
思ったより素直に切れたので、放り込んで蓋して出勤。
帰宅後に撮影。。
土の上に見当たらなかったので板をめくったところ、
「べりべり」と音が。プラ壁面に糸かけていたようです。
「アッごめん!」と、通じないのは分かってても思わず口走ってしまうのは、生き物飼ってる人なら共感していただけますよね、
ね?
板をめくったところをちょっと失礼して。
いいベッドを作りましたね。
そしてこの状態で丸二日。
7月16日夜帰宅して覗いたら、見事蛹にかわっておりました!
さて、こっから、蛾が出てくるか蠅が出てくるか蜂が出てくるか
神様だけが知っている・・・
一つ困ったことがあり、母が「ちょうちょ」だと思ってすごく楽しみにしています。
去年のと同じの?と聞かれたら、違うよ、と答え
なんていうちょうちょなの?と聞かれたら、大きいちょうちょだよと答えごまかす・・・
ごめんね
蛾なんだよ・・・
蛾っていうと態度が逆転するから、黙ってるのですが。
まあ無事羽化したらばれちゃうよね。それともちょうちょと言い張るか。
「ちょうちょどうなった?」と聞かれるたび申し訳ない。
宮城県では準絶滅危惧種らしいです。