Wedge 2019年6月号は、中高年リストラの情報をコンパクトにまとめて、
最新の状態を上手に表している。
大企業の話ではなるが、人手不足時代になぜこの状態が続いているのか。
・中高年の意欲
・人口構成
・コスト削減
が主な理由だ。
昭和時代入社のリストラはこの平成時代に断続的に続いてきた。
景気が回復し、尋常ではない人手不足でも中高年はリストラを継続している。
この先に何があるか。つまり、この世代のリストラが一段落した時、何が起こるのか。
私が気になるのは、理由の一つ、「意欲」である。
「意欲」とは何か。
人は皆が器用ではない。意欲的ではない。入社後、20年が賞味期限だ。
合わせて、今後は若手人材でも「意欲」の観点で少ない社員は、
リストラの対象になっていく。
新卒入社後、20年間で、「意欲」を保ち、向上していけることができるのか。
中高年のリストラの本質は、
この「意欲」にあるのではないか。
それを見て、
新卒や若年人材は、何を想うのか。
いや、
何を想うべきなのか。