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YAMAHA XS250 (4A8)

1981年式Midnight Specialの修理・整備とツーリングの記録

XS250 アッパーカバー位置決めゴム部品自作?

2025年03月26日 | パーツなど
先日ステムのメンテナンス時、自作しようとして失敗し、結局古いもので組み直したこの部品。



ワンオフで作ってもらおうと考え、見積りを取ってみたら、4個でなんと4万円。

もう一つのところは、型から作るのではなく、切削加工するらしいが、それでも1個あたり2,530円。

まあ、手間から考えて当然それくらいはかかるものだとは思うけど、さすがに出す気にはなれない金額だ。

フラットなゴムリングを3種類サイズオーダーカットし、それを接着したらどうかと思いつく。

ネットで簡単に注文できた。各4個で送料含め3,654円。


一種類は間違えて粘着テープ付で注文してしまっていた。


耐油型工業用ボンドで接着する。


接着する両面をヤスリで荒らし、ボンドを塗って手につかなくなる位まで放置。


慎重に位置決めして接着。


完全強度まで24時間。適度な重しを乗せて軽めに圧着することにする。


組み込み部分の横に並べてみる。


接着剤がはみ出したりしているが、目立つところではないから問題なし。


上側は元々金属リングがないため、真ん中のゴムリングは無くても問題ないと判断し、2個のゴムリングだけを接着して作成。


要領をつかめたせいか、出来が良くなった気がする(笑)


上下一対のみ作成し、次回ヘッドライト、メーターケース周りの補修塗装畤に付け替えることにする。
うまく取り付かなかったときのために、もう一対分は作成せずに置いておく。

これでうまくいけば、同じ手法で作成できるゴム部品が他にもけっこうあるのではないかと思われる。

XS250 次の燃料添加剤

2024年07月17日 | パーツなど
エルフのComplete Engine Cleanerを1本使い切った。
Complete Engine Cleanerは、通常の洗浄効果に加え、特殊FM剤配合で摩耗防止効果を謳っていたので使ってみることにしたのだったが、総じて感触は良かった。
ただ、常にエンジン周りをどこかしらいじっていて、その度に燃焼状態も変わるため、そもそも燃料添加剤の効果なのかどうかわからない。

以前のブログでも書いているように、数々の燃料添加剤をこのXS250に使ってきて、特に、ここ数年は常時何らかの燃料添加剤を入れ続けている。

昨年の8月からは、LOOPパワーショット2本とelf Complete Engine Cleaner1本を使い切った。

そして、体感もできないのに、また別の燃料添加剤を購入。

今回は、SOD-1 Fuel Gというやつ。
LOOPパワーショットとelf Complete Engine Cleanerにも、潤滑剤成分によりフリクションロスを低減+摩耗を防止する機能があったが、このSOD-1は、特殊潤滑成分によりバルブシートやピストン上部の摩擦損失を低減することにより効果を発揮するという点で、狙っている効果の根拠がよりはっきりしていると思われ、使ってみたくなったのだ。


先日のキャンツーの帰りガソリンがリザーブになった際、ガソリン10ℓ補給と同時に最少添加量30ccを添加。

添加後20km程走った位から、変化らしきものが感じられた。
入れたことをそれほど意識していなかったのだが、「あれ?エンジンがなんかいい感じ」と思って、そういえばさっき添加剤入れたな、と思い出した。

その後帰着まで約60km走行もずっと良いフィーリングだった。

ほぼ全回転域でエンジンの回転が滑らかになった様に感じられた。
特殊潤滑成分が配合されていて、バルブやピストン周りの潤滑性が上がるとのことで、潤滑保護されている気がするだけで気分が良い。個人的には体感できたと思ったが、プラシーボと言われればそうかもしれない。

でも、これはしばらく継続して使ってみたい燃料添加剤だ。

とはいえ、メーカーは2,000〜3,000km走行毎の使用を推奨している。洗浄成分の関係かな?
となると、この一本を使い切ったら、しばらくは洗浄系以外の燃料添加剤を使ってみるか。

XS250 電圧計取り付け

2024年06月23日 | パーツなど
70,557.0km

かねてから充電状態をリアルタイムで確認できる様にしたいと思っていた。
電圧計をネットで物色するものの、デジタルのものばっかりで、旧車バイクには似合わない。
アナログの針式のものは、車のダッシュボードに設置するものが多く、ケースに入っていないため、防水性がない。

探し続けて、ひとつだけ、良さげなものを見つけたのがこれ。


しかし、12,000円もする。デジタルなら、2〜3千円も出せば充分なのに、いくらなんでも、手を出す気になれない値段だ。
ネ◯ファクトリーのものとして売り出されているが、輸入物な気がして、いつものAliexpressで探してみるも見当たらず。
試しに、Alibaba.comの方を見てみると、全く同じものを発見!ただし、Alibabaの方はBtoBの取り引きが主なので、小売りしてくれるかどうかと値段をメールで問い合わせると、1個売りからOKで、24.5ドル+送料14ドルとのこと。許容範囲だ。というか、半額で買える。

で、買ったのは実は昨年の1月。一年半ほど放置していたのだった。

台湾のi Gauge(アイゲージ)というメーカーのもの。


取り付け方法をあれこれ考え、L字の汎用ステーを利用して、フロントフォークの固定ボルトで共締めすることにする。


L字金具への取り付けは、手元にあった6mmのボルトと、ゴムのブッシュみたいなものを利用。


バックライトの配線はポジションランプの配線に割り込ませる。


メーターの配線は、メインの茶線に割り込ませる。


アース線も同じく割り込み用の配線を作り、作動を確認。


バックライトも作動確認。


違和感なく取り付けできたと思う。かなり満足。


あとは、耐久性(特に耐振動性)がどの位あるかを検証していこうと思う。


XS250 油温計装着

2024年01月10日 | パーツなど
前々からエンジンオイルの温度管理をしたいと思っていて、オイルテンプゲージ(油温計)の設置方法を調べていた。

オイルドレンプラグに温度センサーを付けて、デジタルメーターで読み取るのが一般的だが、旧車には見た目の雰囲気が合わなさすぎる。

オイルフィラーキャップと交換する形のデイップスティック式は、有名どころのバイク向けの物しか見当たらなかった。

あきらめきれずに探し続けていると、ドイツのRR社でXS用のものがあるのを見つけた。



RR社といえば、この手の油温計ではそこそこ名の通ったメーカーと認識している。

失礼ながら天ぷら油の油温計と大して変わらないようなものにしては高価だが、選択肢はほぼこれしか無さそう。

ということで、大晦日に思い切って発注。
昨日届いた。

高価なだけあって、質感は悪くない。


針を振動から保護するため、盤面にはオイルが入っている。


プローブって言うんだったか、棒の部分が長く、ほんとにどこにも干渉しないのか、一瞬不安になった(笑)


オイルフィラーキャップと入れ替えて装着完了。先に手で温めてみたりして、ちゃんと作動するのは確認済みだが、装着した状態で作動するのを見てみたくて、エンジンをかけてしばらくアイドリングを続けたものの、気温が低く、作動温度域までなかなか油温が上がらず。住宅街で夜中にアイドリングを続けるのは迷惑だと思い、今日のところはあきらめてエンジンを停止。


一旦外してみると、プローブの先3cmくらいがオイルに浸かるようだ。


オイルフィラーキャップと交換する形式のため、運転中に常時油温を確認することはできないが、オイル管理の目安として有効かと思う。見た目もちょっと浮いてる感じはするけど、そのうち馴染むだろう。

左キャブのパイロットスクリューの反応がないのが気になっていて、何気なく外してみた。キャブクリーナーに漬けておく。


左キャブのパイロットスクリューが取り付けられている穴にエアーを吹き込むと、結構な量のガソリンが飛び出てきた。


これって明らかにおかしいよな?しかし、何が原因でこうなるのかが思いつかない。パイロット系(スロー系?)の通路とか、どっかに問題があるんだろうけど。
とはいえ、左シリンダーがくすぶり気味である原因は、なんとなく見えてきた気がする。

もう一度キャブを徹底的に清掃・チェックすべきだな。

XS250 カムシャフトオイルシール

2024年01月01日 | パーツなど
交換時に取り外したカムシャフトオイルシール。
純正部品としては廃盤になっている。もう一個ストックがあるので当面の心配は無い。
刻印から調べてみたところ、荒井製作所というメーカーのものということはわかったのだが、どこで買えるのかがわからない。
リップ部の断面形状から、荒井製作所での型式名?は「SD型」というもので、断面形状に関しては他オイルシールメーカーでも互換性があるみたい。
ただ、内径23mm×外径35mm×厚さ5mmと推定されるサイズのものが、今日調べた限りでは他メーカーで見つけられなかった。


その後さらに調べていると、皮肉(?)なことに、Ali-expressでこのサイズのものがあった。ただしリップ部の形状は同じかどうかわからない。
でも信頼度から言って、この手のパーツはできるだけ国産の物を使いたい。Aliでの購入は最終手段だな。


1月5日頃到着予定だったパーツが昨日届いた。プラグケーブルと、負圧ホース新調用の内径5mmの透明ホース。
プラグケーブルは、今付いているのも2021年6月に換えたもので、古くはない。しかし左のケーブルが少し短すぎるから、かねてから交換したいと思っていた。
01mm芯線をスパイラル状に配置し、抵抗値0.9Ωを実現しつつ、ノイズを抑えた設計になっております。という説明文に興味があり、今回はこれにしてみた。
透明ホースの方は、一応燃料ホースにも使えるものらしいけど、耐熱的にはどうなんだろう?

漏れたオイルが垂れてきていた左シリンダーヘッドのフィンを軽く清掃。


左キャブのパイロットスクリュー戻し回転数を標準調整内(2と1/4回転戻し)にセット。これでしばらく走ってみて、混合気が濃い様ならスロージェット(パイロットジェット?)やメインジェットの番手を下げるとか、ジェットニードルのクリップ段数を変える等で調子をみていこうと思っている。


あ、その前に同調調整をやっとかないとな。