YAMAHA XS250 (4A8)

1981年式Midnight Specialの修理・整備とツーリングの記録

復活プロジェクト 作業15

2005年12月31日 | YAMAHA XS250(SOHC) 整備記録
スイングアーム、テンションバー洗浄(マルチクリーナー)、サビチェンジャー塗布
クランクケースワッシャーベースドボルト取り外し(2本)→折損
スイッチハウジング(左)完全分解、洗浄

ピボットシャフトが抜け、スイングアームを取り外すことが出来てから一夜明けた。確認も兼ねて車体後方より一枚撮影。



クランクケースのボルトに共締めされているバッテリーマイナスケーブルの接触面を確認しておくため、ボルトを外そうとしたところ、変な感触とともにボルトが途中で折れた。金属疲労と錆によるものと思われる。試しに隣のボルトも外してみると、いとも簡単に折れた。
やむをえず、バッテリーマイナスケーブルの端子はクランクケースカバー取り付けボルトに付け替えることにした。





各スイッチ類の動きが悪いと思い、ハンドルスイッチハウジングを分離。内部の汚れが相当ひどいため、この際、完全分解・洗浄することにした。各パーツは出来る限り細かく分解し、マルチクリーナー漬け込みにて洗浄。




復活プロジェクト 作業14

2005年12月30日 | YAMAHA XS250(SOHC) 整備記録
(続)スイングアームピボットシャフト取り外し

ついにピボットシャフト切断、スイングアームの取り外しができた。
ピボットシャフトの切断は金のこ作戦が効を奏し、思ったよりも苦労せずにできた。とはいえ、握力が無くなるまで往復を続けた。ただ、思ったより短い時間で切断できた。
スイングアームが外れてから、スイングアームに残っているシャフトとベークライトのカラーが意外にも抜き取りに苦労した。





復活プロジェクト 作業13

2005年12月29日 | YAMAHA XS250(SOHC) 整備記録
(続)スイングアームピボットシャフト取り外し

注文していた工具類が届いたので、試用だけしてみた。

金のこ:固着したスイングアームピボットシャフトの切断用に購入。テストでフレームとスイングアームの間にわずかにあいた隙間に刃を入れて少し切ってみた。かなり時間はかかりそうだが、何とか切断できそうな感じ。今日のところは切込みが入るのを確認しただけ。でも三分の一くらいまで切れ込みが入った。

スナップリングプライヤー:大径用のものは使用頻度が極めて低いものの、無ければ作業できないものなので、探していたところ、何と500円代のものを発見。径は80mmまでのもので、リヤホイールのスナップリングがギリギリ80mmだった。問題なく使用できた。これでリヤホイールのベアリング周辺の分解が可能。今日はスナップリングを外しただけ。ただし、ベアリングそのものを外すにはベアリングプラーが必要か?

復活プロジェクト 作業12

2005年12月25日 | YAMAHA XS250(SOHC) 整備記録
ヘッドライトケース サビチェンジ再塗布 一部タッチペイント塗装
フットレスト金属部 サブチェンジ塗布
フットレスト取り付けボルト、ワッシャー マルチクリーナーにて清掃(漬け込み)
リアウインカー サビ処理済 再組み立て
フロントウインカー 分解 清掃 サビ処理
アクセルワイヤー グリスアップ(ワイヤーインジェクター)
各カプラー部グリスアップ(parmatex delectric grease使用)

リアホイールまでせっかく外したので、スイングアームのメンテもやっておこうと軽い気持ちで始めたが、てこずる結果となっている。
11月27日よりほぼ全ての作業時間を固着したスイングアームピボットシャフトの引き抜きに費やしている。
考え得るあらゆる方法を試してみても、相変わらず外れない。わずか数ミリではあるが隙間が出来ているので、これが不幸中の幸いだ。隙間が全く無ければ、方法としてはスイングアームそのものを切断して外すほか無いようである。幸いにしてわずかな隙間があるので、フレームとスイングアームの間に出来た隙間から金のこを差し込んでピボットシャフトを切断することにした。

しばらくエンジンをかけていなかったので、バッテリーをつないで再始動を試みた。
セルは回るが、エンジンは始動できず。ガソリンがほとんど入っていないか、各部の調整が狂っているためか、カプラー類を外しているためか理由は不明だが、全てのセッティングが終わるまでは深追いしないことにした。