2024.09.28.
燃焼室上部付近にも、まだらにカーボンが付いている。
さらに時間を置くと、ピストンヘッドあたりに溜まった液が少し下に落ちている。
シリンダー内壁に、剥がれ落ちたカーボンの粒がくっついている。
今回は右シリンダー内にもキャブテックを注入した。
キャブテックを残量使い切るまで、シリンダー内壁の色んな方向にスプレーして追加注入し、しばらく経ってから何度かクランキングさせる。ピストンヘッドのエッジ部分にアルミ地肌が見えてきている。
シリンダー上部のカーボンも浮いてきているみたい。
燃焼室上部のカーボンにも充分浸透している。
右シリンダーは少量しか使っていないためかこのような状態。
燃焼室上部のカーボンも見事に取れている。
燃焼室上部はかなりきれいになっている。完璧とはいえない。
先週左シリンダーにのみ軽く施工したキャブテック。
今回は残量を使い切るつもりで、念入りに行うことにした。
まずエンジンを温めるため少し走行…のつもりが、なんだかんだで槙尾山のふもと位まで往復20kmほど走った。
戻ってきた時点で油温は92℃ぐらい。
71,797.4km
すぐにプラグを外し、プラグホールからキャブテックを吹き入れる。
熱々のエンジン内でキャブテック液は沸騰したようにボコボコいう。
スコープカメラをプラグホールから突っ込むと、蒸気のせいで曇ってまともに写らず。
20分程おいて、ピストンのトップリングまで液を行き渡らせるため、ちょいちょいとキックしてピストンを動かすと、シリンダー内にたっぷり溜まっていた液の一部がプラグホールから吹き出した。
泡状態の液がおさまり、液体になってピストンヘッドに溜まっている様子。
燃焼室上部付近にも、まだらにカーボンが付いている。
さらに時間を置くと、ピストンヘッドあたりに溜まった液が少し下に落ちている。
シリンダー内壁に、剥がれ落ちたカーボンの粒がくっついている。
今回は右シリンダー内にもキャブテックを注入した。
キャブテックを残量使い切るまで、シリンダー内壁の色んな方向にスプレーして追加注入し、しばらく経ってから何度かクランキングさせる。ピストンヘッドのエッジ部分にアルミ地肌が見えてきている。
シリンダー上部のカーボンも浮いてきているみたい。
このまま翌日まで放置することにする。
2024.09.29.
一晩置いた後のシリンダー内。
左は、ピストンヘッド周りに溜まっていたキャブテック液がほぼ完全に落ちた模様。
燃焼室上部のカーボンにも充分浸透している。
右シリンダーは少量しか使っていないためかこのような状態。
右燃焼室は溶けたカーボンが垂れ落ちているが、その上部はややキャブテック液が染み込んだ程度か?
プラグを付ける前に強めにキックしてクランクを回しても液が飛び出てこないのでウォーターハンマー現象の心配はないと確認し、プラグを取り付け。
カーボン汚れを燃焼させるため14km位走行。
エンジン始動時から全く違う。
ここのところかかりがやや悪かった(セルを3秒以上回す、チョーク作動、複数回セルを回すなどが必要だった)が、セルを0.5秒回すだけで一発始動。
アイドリング回転が安定。
スロットルへの反応もシャープになった。
回転を上げすぎないようスタート。まだ数百メートルも走っていないのに、出足のトルク感も劇的に違うのがわかる。
中間加速はあまり変化を感じられない。
ただ、エンジン音は静かになり、ガシャガシャした音がおさまった。
トルクが正常に近づいたのか、登坂力も間違いなく上がっている。
一晩置いたこともあり、走行中白い排気はほとんど見られず。
排気の臭いはキツいので、臭いが無くなるまで走行。
戻ってすぐ再度プラグを外し、シリンダー内の状態を撮影。
左シリンダー内。
ピストントップの刻印(排気方向の矢印)がくっきり見える。エッジの一部にカーボンが少々残っているが、除去効果はすばらしいものがあると思う。
燃焼室上部のカーボンも見事に取れている。
右シリンダー内。
キャブテックの使用量が少なかったので、まだかなりカーボンが付着している。
燃焼室上部はかなりきれいになっている。完璧とはいえない。
キャブテックはこれまで何回も使用しているが、やはり効果は絶大だ。
定期的に使用すべきかもしれない。
右シリンダーの除去が充分ではないし、キャブテックをもう一本買って、早いうちに再施工するかな。
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