まずは、前回左キャブレターのセッティングを変えた効果を確認のため25kmほどテストラン。
暖気していると、左マフラーから水が出てきた。燃焼がうまくいっている様な感じがする。
右マフラーからも水が出た。
エンジン冷間時からの始動でも割とかかりがよく、始動後しばらくはアクセルをほんの少し開けて回転を維持する必要はあったが、正常の範囲内。アイドリングも比較的安定。ただ、右シリンダーに比べ、左の温度が上がるのが遅いのは変わらず。
走行時は、アクセルの反応も、吹け上がりも悪くない。若干トルク感が薄い気はする。
テスト走行中、信号で止まりアイドリングしていると、たまに失火している様な症状が出た。前回気付いた、右プラグキャップのブーツ付近からの火花リークが原因。何回かに一回、火花がリークしてシリンダーのフィンに飛んでいた。
68,708.8km
約26kmのテストランから戻ってすぐ、まずプラグ焼けを確認。
68,708.8km
約26kmのテストランから戻ってすぐ、まずプラグ焼けを確認。
右は前回チェック時と同じく、少し薄いながらもだいたいいい感じ。カーボンもほぼ付いていない。
左は、先日キャブのジェットニードルクリップ段数を一段上げ、パイロットジェットわ標準の17.5番に戻している。ほとんど影響は無いみたいで、あいかわらず燃調は濃い様子。
左は、先日キャブのジェットニードルクリップ段数を一段上げ、パイロットジェットわ標準の17.5番に戻している。ほとんど影響は無いみたいで、あいかわらず燃調は濃い様子。
接地電極にうっすらと柔らかいカーボンが付いている。
右ピストンヘッド。変わらずきれい。
左ピストンヘッドは、カーボンらしきものが所々についたまま。
右のスパークリーク対策になるのかどうか不明だが、どっちにしろ替えようと思って買っておいたプラグコードに交換することにする。それにしても、よりによってなんで黄色を選んだのか、我ながら謎。
左コイルとの接続部のストッパー?ゴムが入っていなかったみたい。内径7mmの燃料ホースを切って代用。抵抗がなさすぎてすっぽ抜けるため、信越シリコーンで固定。乾くまでに何日もかかるから、このまま放置する。
プラグコード長くしすぎた。短くする分には切るだけでいいので、一旦この長さでいく。
それにしても、左シリンダーの燃調が濃い原因はなんなのだろう?まだ複合的な要因があるのだろうが、思いつかない。無駄と思える作業を面倒がらずに一つ一つ実行していくしかないのかな?