天津ドーナツ

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『日本語能力試験公式問題集』…国際交流基金からのお知らせです

2012-06-16 02:42:27 | 能力試験対策
2010年の改定後の日本語能力試験についての初めての公式問題集『日本語能力試験公式問題集』が、公式サイトからダウンロードできるようになりました。

http://www.jlpt.jp/

http://www.jlpt.jp/samples/sample12.html



『日本語能力試験公式問題集』には、2010年と2011年に実際に出題された試験問題の中から、各レベルとも試験1回分に相当する数の問題が載っています。



解答用紙サンプルもありますので、模擬試験として使うこともできます。



是非ご活用ください。

トの法則…全体の20%を徹底的に学習すると、全体を押さえることができる

2011-08-18 20:47:28 | 能力試験対策
完璧主義は要りません。

パレートの法則とは、イタリアの経済学者ヴィルフレド・パレート(Vilfredo Federico Damaso Pareto)が発見した冪乗法則です。

全体の2割程度の高額所得者が社会全体の所得の約8割を占める,という法則で、
俗に80対20の法則、2:8の法則、80-20ルールとも呼ばれます。

経済以外にも自然現象や社会現象等ほかのさまざまな現象にも適用できると考えられています。

不良全体の80%は、20%の原因に由来する」
「売上の80%は、全商品の20%が作る」
「売上の80%は、全顧客の20%によるものである」といった解釈がそれで、

このパレートの法則を試験勉強にあてはめてみると、本試験で出題されるような重要箇所の80%は、試験範囲全体の20%に集中しているということになります。

ですから、その試験に出る20%に努力を集中し、完璧に勉強すれば、試験で80点が取れるということになりますね。

実際に、『80対20の法則』の著者リチャード・コッチ氏は、オックスフォード大学時代にこの法則を利用して、最小限の努力で最優秀の成績で学位をとったそうです。

コッチ氏は、オックスフォードの過去の試験問題を調べてみたそうです。すると、問題の少なくとも80%(場合によっては100%)が、その学科に関する20%の知識で十分に答えられることがわかったと報告しています。

試験勉強をする上で大切なのは、その20%の範囲を見極め、そこを集中的に潰していくことです。

「その20%とは?」
それは、過去の本試験で出題されたところです。

ですから、過去問を集中的に行えばOKです。

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能力試験も、過去の3回分を徹底的に学習することが合格への近道だと、私は思います。

徹底的にというのは、

1.聴解部分は「リピート・シンクロリーディング・シャドーイング・ディクテーション」ができるようにする

2.語彙・文法部分は、正解・不正解の理由が説明でき、すべての選択肢で短文作成ができるようにする

3.読解部分は、「要約:筆者の意見とその理由・問題意識」を自分の言葉でできるようにする



さらに、

聴解分野で出された問題文が、読解分野で出されても対応できるようにする、

読解分野で出された問題文の音声を聞いても、「リピート…」ができるようにする、

といったように、分野をまたいで応用することができるようになるまで学習するといいです。



出題範囲のすべてを完璧に押さえようとして、覚えるそばから忘れていくより、

重要ポイントを繰り返し学習し、そこから広げていったほうが確実だと私は思います。



単語集や文法の本を何冊も並べている人は、自分の勉強方法が効果的なのかどうか、

ぜひ検証してみてください。


新能力試験ガイドブック

2010-06-23 02:21:48 | 能力試験対策
国際交流基金からのお知らせです。


新しい日本語能力試験ガイドブック、概要版、問題例集が掲載されました。
http://www.jlpt.jp/j/about/new-jlpt.html

以下、簡単にまとめて6点紹介します。


改定のポイントは、4つ
1.課題遂行のための言語コミュニケーション能力を測ります
知識だけではなく、運用能力(何ができるか)も測ります

2.レベルを4段階から5段階に増やします
現行試験の2級と3級の間のレベルが新設されます

3.「得点等化」を行います
同じレベルの試験であれば、いつの試験を受けても得点を比べることができます

4.「日本語能力試験Can-do リスト」(仮称)を提供します
合格者本人やまわりの人々が、試験の結果をより具体的に理解できるようになること
を目指します
(ガイドブック1.2 改定のポイントより)

あと大事なポイントは、
5.聴解試験が400点中100点(4分の1)から180点中60点(3分の1)になります
(ガイドブック4.2 試験結果の表示より)

6.合否判定が、総合得点と各得点区分の基準点の二つになります
基準点とは、各得点区分で少なくともこれ以上が必要という得点。得点区分の得点が
一つでも基準点に達していない場合は、総合得点がどんなに高くても不合格になりま

(ガイドブック4.3 合否の判定より)

詳細はガイドブック、概要版、問題例集をご参照ください。
http://www.jlpt.jp/j/about/new-jlpt.html