天津ドーナツ

みんなで力を合わせて、天津の日本語教育を楽しく、元気にしましょう。ご意見・ご要望は左下の「メッセージ」からどうぞ。

学生⇒社会人トレーニングについての説明

2012-03-04 16:57:45 | 就職
为了想拥有幸福的工作人生,现在就打算开始准备的学生

多年来Donut 伴随并关注着同学们的成长,有欣慰也有担心。本次与作为专门为日系企业提供服务的咨询机构,格鲁伯公司(TGMC)合作,给予同学们帮助和支援。多年后如果你能够对本次的活动有良多感受,哪怕只有1 人,也是有意义的。

本次活动的不同与特点:

1. 你所接触的是为企业服务的经营咨询师(含日系经营者),相伴的是极为严格和苛刻的要求。

2. 没有就职技巧的学习和传授,有的是开始为人生而锤炼自我。

3. 这不是你所熟悉的讲座或培训,在辅导者的引导下,去思考和讨论,直到找到属于你的答案。

工作人和学生人是两条不同的轨道,双方都在紧张的前行着,为了本次活动的对象更有针对性,你需要保证满足如下要求:

①保证从始至终的参加,而非中途优先其它活动

②能够承受“工作”的压力

③敢于面对竞争

如果你确实能够保证的话,欢迎来参加我们的选拔



内容概要

期间:6~8 个月

频率:1 次/4 周

时间:3~4 小时/次(按完成作业的进度,延长时间)

场地:天津格鲁伯公司

形式:通过辅导,充分的思考并讨论,从而完成作业

辅导者:格鲁伯咨询师

学生⇒社会人になるためのトレーニングの案内 ※営業・宣伝ではありません

2012-03-04 16:45:13 | 就職
关于甜甜圈TGMC就职讲座的说明材料
  2012.3.3
天津市ドーナツ顾问 川端敦志
天津市ドーナツ会长 韩悦
天津市ドーナツ就业讲座负责人 赵雪敏
一、目标:帮助想要利用日语活动和就业的学生,并支援其将来更多的就业机会(但并不是介绍工作)。
二、对象:主要为甜甜圈成员(一、二、三年级学生),其次还包括毕业后想要利用日语找到一份好工作的人。
三、流程及场所:
时间 事项 地点
2012.1.11 就职讲座准备会议 天津市格鲁伯公司
2012.3.24 由公司举办讲座筛选面试 河北工业大学
2012.4.14-2012.6.2 参加讲座课程 天津市格鲁伯咨询公司
四、具体实施纲要
1.目的:获得使自己和周围的人幸福的工作能力
2.目標:掌握在日本企业打工实习面试时得到人们肯定的能力。
    ※注意:这并不是介绍或商谈工作。
3.対象:符合以下条件的学生
(1)天津市甜甜圈的成员(一到三年级)其他大二大三的学生也可以参加。
    (2)毕业后想要使用日语找到一份好工作的学生
4.人数:最多18人(一到三年级的总计) ※根据面试选拔
5.讲师:天津市格鲁伯公司的工作人员
6.期間:六个月-八个月(一次/四周,总计六次-八次)
7.日程:※予定です。
(1)3月3日(六)  向各大学发布讲座说明资料(本资料)
(2)3月10日(六) 召开甜甜圈会议,收集想要参加面试同学的名单
(3)3月24日(六) 13:00~ 举行面试(河北工业大学)
没有限制可参加面试的人数。也没有必要带简历等。
(4)3月31日(六) 联系各大学的甜甜圈代表
(5)4月14日(六) 第1回 分组并决定组长
(6)4月28日(六) 第2回
(7)5月19日(六) 第3回
(8)6月2日(六) 第4回  本学期的反馈以及暑假的课题
8.实施场所
(1)面试:河北工业大学
(2)讲座:天津市格鲁伯公司 坐地铁到南楼下车,步行5分钟即到
     ※对于合格者会给予更详细的说明。
9.費用:自己承担资料的复印费
10.联络方:
(1)面试的申请:向各校甜甜圈代表提出申请
(2)其他:川端敦志(天津財経大学) 15822536910
         韓悦(天津商業大学)  15122638351
        趙雪敏(天津商業大学) 13512083824


天津財経大学日本語科 就職に関する質問と答え

2011-12-06 20:59:17 | 就職
天津財経大学日本語科 就職に関する質問と答え
2011年12月6日(火)
天津財経大学 川端敦志

1.面接時の注意点・マナー
(1)相手は仕事中に面接をしてくれているということを、忘れないでください。
(2)髪型・服装・アクセサリー・靴、すべてに気を使ってください。
(3)給与の話で終始するのは、マイナスです。
(4)言葉は飾ることができますが、人間性は飾ることができません。
(5)嘘を言って入社しても、お互いに不幸になるだけです。
(6)インターネットで、日本企業での面接での自己アピールの例として下記のような情報が流れていますが、これを信じ込んだ人は面接に落ちると思います。
  
1. これから始めたい事業について、家族と話し合い、合意が得られている。
2. 勤務先を円満に退社することができる。
3. 独立を計画している業界での経験が豊富だ。
4. 今の取引先以外で、営業できる自身がある。
5. 誰にも負けない知識、技術、分野がある。
6. 業務上の協力を仰げる仲間がいる。
7. 財務諸表を読むことのできる知識がある。
8. 今までの仕事で、一度二度断られてもへこたれずに営業活動したり、事業提案をしていた。
9. 健康には自信がある。また、健康管理にも自信がある。
10. 独立したら、今の二倍以上働く覚悟ができている。また、それだけの気力と体力もある。
11. 事業に関して、その専門の人にアイデアを相談し、アドバイスを受けている。
12. 仕事以外の情報もチェックしている。
13. 仕事以外で人と知り合える場所がある。
14. 約束の時間に遅れることは絶対にしない。
15. 人から指摘されたり、注意を受けたことは、素直に受け入れることができる。
16. 独創的な考え方も、現実に即した適切な見方、考え方もできる。
17. その場の状況に合わせて、柔軟に対応していくことができる。
18. 孤独に耐える勇気と忍耐力がある。
19. 長期的な目標に向かって着実に努力している。
20. いつでも引き出せる資金の準備はできている。

自己紹介書
1. 性格の長所
私は一旦やりたいことを決めたら、着実に一歩一歩進む、真面目に最後まで頑張り抜ける人です。日本語と英語は勉強するそして、私はよくクラスメートに聞き上手だといわれています。
2. よい勉強力と人間関係
新しいことに対しての習得力がかなり強く、人への思いやりを持って仲良しになりやすい。
苦労に耐える、創造的な思惟と革新意識を持って同時に模倣力も良い。
3.また若いうちに色々な事を経験したいので、貴方の信任を貰いたいです、ご連絡をお待ちしております。よろしくお願いします。


1. 物事に対して真面目で着実に行う。努力を怠らなくて団体意識が強い。
2. 熱心で比較的に辛抱強く、チームワークという精神に富む。学習能力も新しい物事を受け入れる能力も高くて強い責任感がある。
3. 積極的に自分を向上させ、性格は楽観的で、人に接するのは心から謙遜でいて、事に対するのは真剣に責任感を持ち、強い団体意識もある。
4. 頭がいいし、自分なりの見解がある。向上心は強くて、身の回りの全ての機会を捉えることができる。
5. 朗らかな性格で積極性と組織能力が強い。自分で足りないところを改善することができる。
6. 性格が明るく、コミュニケーション能力も良好で、いつも積極的な態度を持って物事を扱う。また、困難に直面でき、自己調整力も強い。組織力あり、向上心も強い。
7. どんなことにあっても、諦めない。仕事では品質と同時に効率も重視している。仕事に対する責任感があって、問題を処理する能力がより強いです。コミュニケーション能力と団体意識があります。新しい団体に早く打ち解ける能力があり、明確な目標を持っている。
8. 自分の欠点を克服して真面目に働いて、優秀な管理員になれると思っている。真面目で、新しいことを受け入れやすく、人を助けることが好きだ。
9. 学習態度は真面目で、苦労を惜しまない。チームワーク精神があり、潜在能力が高いと思っている。
10. 性格は楽観的なので、自分自身でストレスを解消できるし、どんな事にあ�

(7)面接の間も、何かを勉強する時間に出来るよう努力してください。
(8)自分も、相手(会社)を選ぶ時間です。この会社で働きたいか、確認してください。
(9)普段から、時間を守り、挨拶を丁寧にする習慣をつけてください。
(10)面接官が友達言葉を使っても、敬語は崩さないでください。


2.履歴書をネット投函するときの注意点
(1)まったく同じ履歴書を大量に投函するのは、やめたほうがいいです。
(2)ネットであっても、目の前に採用担当者がいるという気持ちで書いてください。
(3)信頼できるサイト以外は利用しないほうが無難です。
(4)自分の言動に責任を持ってください。いつか、つけがまわってきます。
(5)直接、担当部署に送ることが出来る場合意外は、結果に期待しないほうがいいと思います。

3.日本企業の採用の条件。一番重視するのは?一番だめなのは?
(1)常識と素直さだという人がいます。
(2)意欲と明るさだという人がいます。
(3)「特に目標はありません。なんでもやります」というのはだめだそうです。
(4)「日本語が使えれば何でも」というのも、よくありません。
(5)総じて、「人間性」と「将来のビジョン・やりたいこと」だと私は思います。

4.コミュニケーション能力以外に必要なことは何ですか?
(1)社会人基礎力+実現力です。
(2)自分の価値観を知っていることです。
(3)人のために何かをしようと思う気持ちと実際に何かが出来る力です。
(4)失敗の可能性を減らす能力と、失敗を精巧につなげることが出来る力です。
(5)周りの人に「応援しよう」と思ってもらえるような目標を持つことです。
(6)才能ではなく、情熱が成功の鍵であることを知ることです。
(7)どうしてもやりたいことがあることです。
(8)必要だと思ったら、無償でもやりつづけることができることです。
(9)最後までやり遂げる力です。

5.一級は必要ですか。
(1)仕事によって違いますが、大学で4年間勉強しても1級に合格できない場合、周囲が納得できる理由が必要だと思います。
(2)会社の中には、「1級程度の日本語力」としているところもあります。これは、1級レベルの日本語が「使える」という意味ですから、「試験に合格する」よりも厳しい条件といえます。

6.日本語以外のどんな方面の勉強が必要ですか。
(1)自分が進みたい進路に必要な勉強をしてください。
(2)今、目の前にあるさまざまなことに精一杯取り組んでください。
(3)社会がどうなっているのか、どうなっていくのかを調べ、自分に必要なことを判断してください。
7.天津にどんな日本企業がありますか。
(1)みなさんが知っている有名な企業は、ほとんどあります。
(2)自動車関連が多いです。

8.中国人は日本企業でどんな仕事をしていますか。
(1)それは、会社によって違います。
(2)また、それぞれの志向・向き不向きによっても違います。

9.中国人は日本企業でいくら給料をもらっていますか。
(1)仕事や能力・経験によって違います。
(2)その企業の業績によっても変わります。

10.今後、どんな仕事を探すことが出来ますか。給料は?
(1)自分がやりたい仕事です。
(2)自分が出来る仕事です。
(3)自分がやらなければいけない仕事です。
(4)それ以外は、誰でも出来る仕事です。
(5)給料は、自分がどれだけ周囲の人を助けることが出来るかで決まると思います。

11.「出世するのは仕事が出来ない人」は本当?どうして?
(1)どういう意味でしょうか?
(2)マネジメントと個人の仕事の能力は違います。出世するというのは、部下をマネジメントしなければいけないということですから、一人でがんばることしか出来ない人は、出世できないと思います。
   実際に、部長に出世したけれど、部下が会社を離れていくという事態になった場合、その部長は平社員に戻される、あるいは部下をつけないということなるようです。
(3)マネジメントをするためには、部下の仕事もきちんと理解していないといけませんので、仕事が出来なくてもいいというのは、単なる甘えです。

12.仕事中にミスをした場合、どうしたらいいですか。
(1)会社内部・外部に関わらず、すぐに同僚・直属の上司に連絡します。自分に権限がない限り、勝手に処理をしてはいけません。
(2)まず、謝罪をします。ただし、もっと大切なのは、そのミスを取り返すことです。
(3)取り返しのつかないミスをしないように、日ごろからミスの兆候に気を配ってください。
(4)同じミスを繰り返した場合、周囲の評価はとても厳しくなります。
13.大卒が増えてきました。日本企業は本当に人材を大切にしますか?それとも、簡単に捨てるのですか?
(1)日本企業の考え方として、「人材こそ会社の命」というものがあります。その会社と一緒に成長しようとしている人材を育てることが、会社自身の成長にも繋がるからです。
(2)ただし、「仕事を教えてもらったら、すぐに転職する」というような、お金のことしか考えていない人材を大切にするのは難しいと思います。それは、自分が社長になった場合のことを考えてみれば、分かると思います。
(3)会社に損害を与え、改善の余地がないと判断された場合は、退職させられても仕方がないと思います。
(4)現地化といって、中国にある会社は中国の人に任せようと思っています。部下や会社を任せられる人になってください。

14.仕事をせずに、自分のやりたいことを追求していく人をどう思いますか?
(1)自分のやりたいことを追求していく、というのはとても気持ちのよい言葉です。
(2)自分しか喜ばないことを追求していくのであれば、味方はいなくなるということを覚悟したほうがいいと思います。
(3)仕事をせずに、ということについては、経済的に誰かに迷惑をかけないのであれば、その人の自由だと思います。

15.日本企業が中国の企業に比べて、優れているところはどこですか?
(1)まず、モノづくりだと思います。
☆実例:ビデオ「岡野工業」
(2)コトづくりだと思います。
☆実例:ビデオ「地方銀行のサービス」
☆実例:ビデオ「正直者は馬鹿を見ない・旅館経営」


16.日本の大学院に留学する学生は、どんな困難にぶつかりますか?
(1)困難だと思うのであれば、やめたほうがいいかもしれません。
(2)日本語力と論文に求められるレベルが、中国の大学日本語科と違うと思います。
(3)研究したいテーマがないと、つまらないかもしれません。
(4)教授の研究テーマ以外のテーマは、研究できないかもしれません。
(5)生活面については、日本語に関する質問の8を参考にしてください。


17.日本企業独特の雰囲気や中国企業との違いを紹介してください。
(1)5S(整理・整頓・清潔・清掃・しつけ)
(2)報告・連絡・相談・確認
(3)改善(PDSA)
(4)顧客満足
(5)社員満足
(6)社員は家族・運命共同体
(7)遊びずき
(8)成果よりも成長を重視


18.将来、仕事で日本語を使うかどうか分かりません。日本語科の学生として、どんな目標を持ったらいいですか?
(1)将来、絶対に仕事で使う科目はあるのですか?
(2)まず、日本語を身につけてください。
(3)同時に、自分が本当にやりたいことは何か、徹底的に考えてください。分からなければ、自分が今までやってきたこと・達成したことを整理したり、中国を回ってどんな仕事や人生があるのかを見てきたり、本を読んでいろいろな生き方を調べてください。
(4)どんな人間になりたいのか、どんな人生を送りたいのか、考え続けてください。仕事はそれを実現する手段です。

19.日本の企業文化とはどんなものですか?
(1)ここで一言で説明できるようなものではありません。また、会社によっても違います。ぜひ、日本企業のホームページにある「企業理念」を調べてみてください。

20.日本の会社で働きたいです。どうしたらいいですか。
(1)どうして日本の会社で働きたいのか、何をしたいのかを説明できるようにしてください。
(2)中国の文化・歴史・習慣・マナーなどを、日本語で説明できるようにしてください。

21.どうしたら、日本人のチームワーク精神を理解できますか?
(1)実際に、チームで仕事をしてください。たとえば、学習部が総力を挙げて、日本語科の能力試験の合格率をアップさせる、などです。
(2)日本人と一緒に、仕事をしたり、遊びに行ったりしてください。


22.仕事のプレッシャーやストレスにはどんなものがありますか。
(1)学校の勉強のように、「忘れました」では許してもらえません。
(2)学生のときのように、遅刻を笑って許してくれる人はいません。
(3)口にしたことは実行しなければいけません。
(4)お客が離れたら、会社はつぶれます。
(5)成長しようという気持ちがなくなったら、居場所がなくなります。
(6)常に、新しい状況に対応しなければいけません。自分が変わりたくなくても、社会が変わっていくからです。
(7)ストレスに強い人の特徴について、勉強してみたらどうでしょうか。たとえば、ユダヤ人強制収容所から戻って長生きした人には、次の3つの共通点があるそうです。(医療社会学者のアーロン・アントノフスキーの研究報告より)
①有意味感―今、自分がやっていることが意味があることだと思えること
②全体把握感―「来週は休みだ」など、先の見通しを持てること
③経験的処理可能感―「難しいけれど、以前もがんばって成功したことがある」

23.日本人は中国人のことをどのぐらい知っていますか?本当に理解しようとしていますか?
(1)マスコミだけで中国に接している日本人の中には、偏った理解をしている人がいると思います。ただ、それは中国の人も同じではないでしょうか。
(2)相手が誰であっても、何であっても、「和・バランス」を保とうとする日本人と、個人の能力に重きを置く中国人は、お互いに理解できない部分があるかもしれません。

24.日本企業に入るとしたら、同僚とのコミュニケーションはどうしたらいいですか。
(1)自分が話すことより、聞くことから始めたらどうでしょうか。
(2)同じ趣味のサークルを作ってみたらどうですか。
(3)その人に先生になってもらって、いろいろ教えてもらったらどうでしょうか。
(4)『嫌いな人との付き合い方』という本などで勉強してみてください。

25.質問にないけれど、大切だと思うこと
(1)自分で考え、自分で作り、自分で売るのが仕事です。それ以外はただの作業(つまり、ロボットやコンピューターでもできる、ということです)です
(2)自分を高める―山に登る―見える景色が違う=理解できること・吸収できること・出会う人が違います。人は、自分自身に相応しい人と出会います。
(3)成功したときに手を抜く人・失敗したときにあきらめる人は、崖に落ちます。
(4)いつでも、現場を注意深く見てください。変化に対応するのではなく、変化の兆候に対応するようにしてください。
(5)とにかく、考えてください。めんどうくさい・リラックスしたい・今日は休みたいという気持ちに負けないでください。
(6)改善し続けてください。今、三年生の学生が1年生だったときの授業・教材・教え方は、変わりましたか?
(7)他人が気がつかないところに気がつく人になってください。そのためには、「定点観測」が必要です。
(8)楽≠楽しいということを知ってください。「その仕事はつまらないから」という理由でトヨタの下請けを断ったある会社(本田プラスと言います)は、今、オンリー湾の技術で業績を伸ばしています。
(9)欲しいものを手に入れる方法は、等価交換しかありません。また、交換するものは「お金」だけとは限りません。高価な電子辞書を買っても、常用しなければ日本語力の向上には寄与しないということです。
(10)人の悪口を言わないようにしてください。必ず、本人に知られます。
(11)「40歳の知識と経験たっぷり、そこそこの情熱」の人と、「20歳の知識も経験も浅いけれど、情熱はたっぷり」の人が競争したら、結果は五分五分です。
(12)失敗の可能性を減らす方法・失敗の取り返し方を学んでください。
(13)澄公と耶律楚材の例でも分かるように、人は真剣になったとたん、怒ります。怒られたときには「自分に可能性があるのだ」「真剣に相手をしてくれている」と思ってください。
(14)日本以外のアジアの国の文化とよさを知ってください。
☆例:ビデオ「日本香堂」ベトナム工場 18:54
(15)人間関係を自分で作っていけるようになってください。
(16)新しいことをするのではなく、無駄なことを削れば、時間が出来ます。
(17)すべての人のすべての期待に応えるのは無理です。自分が大事にしたいことを確認してください。

面接の心構えー言葉にあらざる、“ことば”について…もとNHKアナウンサー塚越恒爾さんのブログから:

2011-11-26 23:06:14 | 就職
先週の「人はなぜ対話する」で、「言語ではない“ことば”」のほうが、より多くの思いを伝えることがある・・・と書いた・・・数通のメールが来て、「少し説明してくれ」という。
 
 「時として、音のない言葉は、大声よりも雄弁になる」という詞があるのをご存じだろうか。
 
 人間の“ことば”には、文字にならない“ことば”もあれば、音のない“ことば”もある。
 こうした、“ことば”を総称して、英語ではノンバーバル・メッセージとかパラランゲージというのだが、日本語には、残念ながら、ふさわしい訳語がみあたらない。
 訳語がないばかりではなく、日本の学者は、これを「非言語言語」などという生煮えの名詞を与えて、あまり重きを置いていないようだ。
 なにしろ、「漢字を読めるか、書けるか」が、国語力の中心なのだから、致し方ない。
 
 この分野では、アメリカの言語学者が抜きんでて、研究を進め、多くの論文が出されている。
 その先駆者、バードウイステル博士は言った。
 「人間の交わすコミュニケーションで、言語そのものが果たす役割は、凡そ35%に過ぎない。あとの65%は、ノンバーバル・コミュニケーションで占められている」
 日本にだって、古くから言われている詞が沢山ある。
 「目は口ほどにモノを言い」
 「目は心の窓」
 「諸国大名は弓矢で殺す。糸屋の娘は目で殺す」
 ・・・
 でも、学問としては、ほとんど取り上げらたことはない。
 
 また、アルバート・メラビアン博士は、全米の企業の責任者が、採用の適否を決めるポイントを調査し、結果を発表した。
 「発言者の内容が優れているかどうかで、採用を決めているのは7%に過ぎない。あとの38%は語りかける「肉声の表情」の確かさを重要視し、残りの55%は、態度や表情、仕草などの音のない言葉・サイレント・ワードを観察して判断している」
 
 すこし砕いて言えば、その人物を評価するとき、「いかに立派な意見を持っているか」が問題なのではなく、「どれだけ確かな話し方で、それを伝えたか・・・自信を持って話したか、しっかりした音調で話したか・・・」と、言葉表現の確かさでを読み取っている。そして、もっと大切なのは、“ことば”表現よりも、話す表情(中でも目の表現)、態度、立ち居振る舞い・・・を見て、人物評価をしているという統計だ。
 
 就職試験などでは、目の前の人物を評価するとき、話す内容はあまり信用してはいない。話の内容などというものは、書物の“受け売り”かも知れないし、“一夜付け”の知識かも分からぬ。だから、その人物を見定めるには、話しぶりをしっかり観察するほうが、より適切だと、採用担当者は考えている。折角、面と向かって「肉声の対話」をしているのだからね。
 
 かってNHKアナウンサーの採用担当者の体験からいっても、私もこれを裏書き出来る。
 就職面接では、「採用されたい」というような、志望者の願望などは問題ではない。
 採用する側としては「この人間は、我が社に入って、何が出来るのだろうか」という一点に絞って、人物を観察するのだ・・・。言葉をかえれば、「知識の多さではなく、人間の確かさを見抜く」ことが、大切なのだよね。
 もし、受験者が、このことに気が付けば、“面接に対する構え”は一変するんじゃあないかな。

仕事の名称≠やるべきことの理解

2011-10-04 19:04:59 | 就職
スピーチコンテストのスタッフ、と言っても、さまざまな仕事があります。

1.司会

2.受付・案内

3.審査係

4.舞台セッティング

5.PCの操作

6.表彰

7.会計

8.記録

9.宣伝

10.写真・ビデオ撮影





でも、これらはみな、「仕事の名称」であって、「やるべき仕事」ではありません。

例えば、

「今度のコンテスト、あなたの仕事は何ですか?」と聞かれて、

「私は司会をします」という答えでは不十分です。

「司会として、出場者が力を発揮できるように、また、ゲストや観客がスピーチを楽しめるように全体をコントロールします」と言えたらすばらしいですよね。

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これは、「ポスター」を作成する学生も同じです。

単に、「コンテストの名称・日時・場所」などを通知するだけでしたら、

ポスターではなく、「実施要綱」で十分に用が足ります。



そのポスターを見てくれた人が、

たとえ当日、会場に来ることができなかったとしても、

「ああ、今度のスピーチコンテストは面白そうだな」とか、

「このコンテストの狙いは、こういうことなんだな」というように、

コンテストを理解してくれるようなものを作ってほしいのです。

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以前の日記で、「就職問題を解決する」方法について、少しだけ書きました。

ドーナツに関わった学生の就職力が向上するというのは、上記のような「仕事」を通じて、

社会人基礎力を養うことができるからです。



現在では、あくまでも「可能性」の段階ですが、

今の1年生が4年生になるころには、ここに書いたことが天津のあちこちで当たり前になってくる、

私はそう思っています。