天津ドーナツ

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第五回ドーナツ会議の報告

2010-06-29 23:21:45 | 結果報告
第五回ドーナツ会議の報告
2010年6月28日に天津財経大学で第五回ドーナツ会議を行いました。特にお忙しいところを出席してくださった、天津日本人会および日本企業の皆様方と弁護士の陈飈先生に 心からお礼を申し上げます。また、天津の12の大学から参加してくれたメンバーたち、本当にありがとうございました。みんなのおかげで 今回の会議はとても賑やかな会議になりました。また、来学期のイベントや新しい部署のメンバーなども全部決まりました。顧問の川端先生から説明された「ドーナツ(「ド」どこの学校にも友達がいる、「-(お)」同じ目的、「ナ」仲間になる、「ツ」続ける」をみんなで作っていきたいと思います。これからもドーナツはみなさんと一緒に頑張っていきますので どうぞよろしくお願いいたします。



第五回ドーナツ会議
天津財経大学 羅明新
2010年6月26日下午2点在天津财经大学,我们天津市甜甜圈日语社团举行了第五次全体会议。
会议上邀请了天津市丰田通商公司的经理和陈飈先生等。这次会议内容主要是下届成员换届重组,总结并进行下一学年的工作安排。这次会议,甜甜圈成员——各个大学的代表一起在川端老师,邱培培部长和天津财经大学社团负责人李纪同学长的主持与推动下进行。在川端老师的带动和大家的配合下,所有成员积极交流,互相认识,气氛很轻松,真的像川端老师所说的那样,我们大家是一个和谐的大家庭。正因为如此,我们终于得到了日企经理的认可,在大家的共同努力下,我们成功的拉到了赞助,使得下学年的活动有了资金保障。
但其实更重要的是,在这次会议上,每个人都交到了很多朋友,收获了很重要的东西——友谊和快乐。大家一起交流,互相了解,促进了成员的团结,更为我们大家以后的工作和活动打下了坚实的基础。之后在社团重组环节,大家积极选择了自己喜欢和擅长的工作部门,一起讨论,并为以后的工作活动进行了安排。
一年下来,我们真的从这里学到了很多东西,收获了太多太多,感谢川端老师和其他学长学姐们,我们大家在以后一定会团结一致,把自己的工作做好,为了每次活动的成功举办加油努力。
(構成・天津ドーナツ 宋交交)

誰説的?

2010-06-29 11:24:09 | 心を励ましてくれる・強くしてくれる言葉
幼稚園のとき、私は歌が好きでした。

老人ホームなどに遊びに行ったときも、ウルトラマンの主題歌を歌い、拍手をもらったことを覚えています。

小学生のとき、流行歌を歌うことを禁じられ、歌うことが少なくなりました。

中学生のとき、はじめて友達とバンドを組み、文化祭でアリスの歌を披露しました。そこで何人かのクラスメートに笑われてから、自信を失い始めました。

高校生のとき、私のクラスは合唱コンクールで優勝しましたが、私は音痴なので歌わないほうがいいと言われていました。もちろん歌ったのですが、優勝しても全くうれしくなく、大学でもカラオケなどには行きませんでした。

就職してからもカラオケなどは絶対に行かなかったのですが、どうしても歌が歌いたくなって、音楽の専門の先生にマンツーマンで教えてもらいました。中国に来るまでの1年間、毎週その先生の教えてくれたとおりに練習をしていました。

はじめは恥ずかしくて声もほとんど出ていなかったのですが、あるとき自分の声が部屋に響いているのを感じてから、自信がつき、練習も楽しくなってきました。

そして、今では学生の前で歌うことも時々あります。まあ、聞いている学生は迷惑でしょうけれど、私は気持ちがいいので、気にしないことにしています。



歌の専門の先生に出会うまで、多くの人が私に「お前は音痴だ」といい続けました。そして、私も自分は音痴だと思っていました。でも、専門の人にいわせると、本当の音痴というのはごくわずかしか存在しないそうです。

ギリシャ哲学にソクラテスという人がいるのですが、「あなたは体育を習うときに、体育の専門家以外の意見を参考にしますか?それとも、その分野に関してはその専門家の言うことを聞きますか?」という問いを発しています。

私に「音痴だ」といい続けた人たちは、本当に音楽の専門家だったのでしょうか。あるいは、歌を教える専門家だったのでしょうか。

それからも私はたくさんの「できない理由」を聞いてきました。



「どうせ天津だから北京には適わない」

「ドーナツなんて無理」

「1年生にスピーチは無理」

「学生主体のコンテストなんて、学校が協力してくれない」

「国際交流基金の先生が天津に来るはずがない」

「ドーナツなんて組織のコンテストを、誰も支持するはずがない」

「清華大学などの北京の有名大学の先生が天津に来るはずがない」

「三流大学の学生は、日本語が上手にならない」

「入試の成績が悪かった学生は能力が低い、卒業後もたいしたことはない」

「日本企業が学生のサークルを応援するなんてただの夢だ」

「天津の大学同士が協力して日本語教育に取り組むなんてありえない」

「天津の学生は、北京や大連、上海、西安にはかなわない」

「日本語の発音、聴解、会話力は、中国にいたら上達しない」

「日本語と英語の勉強の両立は無理だ」

「能力試験の勉強は退屈だ」

「語学の勉強は辛いだけだ」

「日本語は勉強すればするほど難しくなる」



さて、ここまで書いたことは、いったい誰が言ったのでしょうか。

本当にそれぞれの分野(日本語教育、教育心理学、社会学、チームマネジメントなど)の専門家が十分に調査した上で言っていることなのでしょうか。



私が河南省で教えた大学も、いわゆる「三本大学」で、学生たちは自信を失っていました。その学生たちに言い続けたのは、「入試の成績が卒業時の成績だと誰が言ったんですか?いつ証明されたんですか?」ということです。さらに、「卒業時の成績が一生の成績というのは、どういう根拠があるのですか」ということも言い続けました。



今年、天津ではドーナツが誕生し、いくつものコンテストを実施しました。計画段階でも準備段階でも、多くの「諦めようとするもっともらしい声」が聞こえてきましたが、そのたびに、「それは誰が言っているんですか、その人はその分野の専門家ですか」と言い聞かせながら進めてきました。

もちろん、意思決定者との関係作り、ネットワークで仕事をするなどの現実的な解決策は必要でしたが、特に多くの学生たちが持っている、根拠のない固定観念を変えることにじかんをつかってきました。



「天津でも、北京や大連、吉林などに負けないいい日本語の人材を育てることができる」

これは、先日のドーナツ会議にご出席くださった天津日本人会代表の方がおっしゃっていたことです。

自分の成長を止める根拠のない意見には、「谁说的?」と心の中で言い返しましょう。

誰が何を言おうと、自分がそれを認めない限り、誰かの意見が自分を左右することはないのです。

そんなことを気にするより、自分の目標がどうしたら達成できるのかを、その方法を本当に知っている、経験者や成功した人たちに聞いてください。



「今、あなたを否定している人たちは、本当にその分野の専門家ですか?」

会費無料化のお知らせ

2010-06-29 08:21:53 | ドーナツメンバーへの連絡
ドーナツを会費制にするか、日本企業からのアドバイスもいただきながら、メンバーで議論が行われました。その結果、暫定的に会費は集めないことに決まりました。

理由は、

1.メンバーはスタッフとして、コンテストの運営に当たる

2.その上で会費を払う

3.コンテストに選手として参加をするのは、メンバー以外の学生であることも多い

4.労働力さらに経費を負担する学生がかわいそうである(日本企業のアドバイス)



会費を集めない条件は、以下のとおりです。

1.メンバーはスタッフとして労働力を提供する

2.会議のときの資料や水、メンバーカードなどは参加者が実費を負担する

3.各大学に協力を要請する

4.その上でスポンサーを探す

ということです。



ぜひメンバー登録をして、自分たちの手で日本語力や人間力が向上する環境を、一緒に作っていきませんか。私はもちろん、北京の先生方、国際交流基金、海外青年協力隊、日本大使館、天津の日本企業がみんなで学生たちの努力を支えますので、安心してチャレンジしてください。

強いってことは・・・

2010-06-29 00:58:52 | 心を励ましてくれる・強くしてくれる言葉
強いってことは、泣かないことじゃない。
泣いても、また笑顔になれることだ。(西安交通大学 張さん)

ドーナツのスタッフは、今年、何回も泣きました。私が知っているだけでも、繰り返し泣いていましたから、知らないところでは数え切れないぐらい涙を流したと思います。

そして、第5回目の会議と1歳の誕生日を心からの笑顔で迎えることができたスタッフたちは、本当に強くなったと思います。

第5回ドーナツ会議における、天津日本人会および日本企業の方からのアドバイス

2010-06-28 08:35:18 | 先輩からのメッセージ
1.20年前は、このような活動自体、まったくなかった。幸せを感じて欲しい。
2.個人としては日本語の能力を磨くこと、チームとしては、先輩への尊敬・礼儀・挨拶が大切

(顧問から)ドーナツでは、「あいさつ」を覚えて欲しいと私も考えています。「明るく、いつでも・どこでも・だれとでも・先に・続けて会話を」というあいさつがきちんと行われていれば、組織の人間関係も良くなっていきます。

3.学生時代のサークルの経験から、ドーナツで頑張ったことは一生の記憶になる
4.仲間がいる人は、社会に出てからも強い
5.ドーナツで、その仲間がきっと見つかる

(顧問から)ドーナツでは、ただの友達から仲間になることを目指しています。それは、一緒に苦労し、一緒に笑うということです。ケンカしてもいいので、最後まで一緒に頑張りましょう。


6.学生のときに頑張ったことは一生の記憶になる
7.9回失敗しても、その失敗はすべて同じではない、少しずつ改善することで成功に近づく

(顧問から)高い学費と4年間という時間を使うのですから、一生の記憶に残るような学生生活を送って欲しいです。また、少しずつ改善していけば、それは失敗ではなくなると私も思います。

8.チームワーク、リーダーシップとフォロワーシップ
9.組織の中でどう生きていくのか
10.2年生と3年生の組み合わせでリーダー会議を構成する

(顧問から)チームワーク・リーダーシップは、教室で勉強しているだけでは身につけることはできないような気がします。また、リーダーを助けるという気持ちがほかのメンバーには必要です。社会に出たら組織の中で仕事をするのですが、これも、教室の中で先生の話を聞いているだけはなかなか理解できないのではないでしょうか。

皆さんの中には、日本企業がいくら援助してくれるのかということが気になる人がいると思います。しかし、本当に必要な支援は、今回のように会議に出席してくださること、コンテストにきてくださること、そしてアドバイスをしてくださることです。
 いただいたアドバイスを無駄にしないように、少しずつチームでの仕事のやり方を覚えていきましょう。