ドーナツのひとつの目的に、「日本語科の学生の就職問題を解決する」というものがあります。
と、このように書くと、「うん、それはいい目的だ」とうなずいてくれる方が多いかと思いますが、
もしかしたら、そのような方々のご理解と、私の目指しているところは違うのかもしれません。
そこで、今後のためにも、私の考えていることを書いておくことにします。
私は、ドーナツがあることによって、日本語科の学生の就職率が上がる状態になることを
目指します。しかし、この目的にはいくつかの意味が含まれています。
まず、天津市の日本語科の学生が新卒時で100%の就職率を達成する、というのは絶対に無理です。
天津市に限っても、日本語科の学生は5000人、日本語学校などで学んでいる人も合わせると、
20000人前後、と言われています。また、企業の採用枠は、景気の動向に左右されますので、
毎年100%を目指そうとしたら、以下のような方法をとるしかありません。
1.可能性のある学生だけに絞る
2.人数は数人から10人以内
3.絶対に採用枠を設けてくれる職種・企業に絞る
4.その職種・企業が必要とするような能力を身につけるために、最高レベルの講師を雇う
5.書籍・視聴覚教材・食事・住まいなど、一流のものを揃える
6.世界の一流の人物との交流の機会を、日常的に設ける
日本で予備校に勤めていたときに、
「合格率90%」「クラスの一人を除いて全員合格」という発表はするけれど、
人数は公表しない学校がありました。
そこで、確認してみると、「最終的に残った5人のうちの4人が合格」とか、「二人のうちの一人」とか、
「数字ってすごいな…」と思うことが少なくありませんでした。
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ドーナツが目指しているのは、新卒時の日本企業への就職率の向上、だけではありません。
別に日本企業じゃなくてもいいし、どこに就職したのかを調べ発表する必要もありません。
ただ、ドーナツに関わることによって、その学生の就職の可能性が高くなれば、それでいいと思っています。
また、新卒時に限る必要もありません。
5年後、10年後に、何かに気がついて仕事を一生懸命にするようになる、
そのときに本当の意味での就職ができるようになる、
その種を蒔くことができたら、それはすばらしいことだと思うのです。
さらに言えば、ドーナツが目指しているのは、人生への就職率の向上です。
人生への就職というのは、
自分の人生に責任を持とうとすること、です。
その手助けができたら、ドーナツの名前なんて知らない人がいっぱいいても、
どうでもいいと思っています。
と、このように書くと、「うん、それはいい目的だ」とうなずいてくれる方が多いかと思いますが、
もしかしたら、そのような方々のご理解と、私の目指しているところは違うのかもしれません。
そこで、今後のためにも、私の考えていることを書いておくことにします。
私は、ドーナツがあることによって、日本語科の学生の就職率が上がる状態になることを
目指します。しかし、この目的にはいくつかの意味が含まれています。
まず、天津市の日本語科の学生が新卒時で100%の就職率を達成する、というのは絶対に無理です。
天津市に限っても、日本語科の学生は5000人、日本語学校などで学んでいる人も合わせると、
20000人前後、と言われています。また、企業の採用枠は、景気の動向に左右されますので、
毎年100%を目指そうとしたら、以下のような方法をとるしかありません。
1.可能性のある学生だけに絞る
2.人数は数人から10人以内
3.絶対に採用枠を設けてくれる職種・企業に絞る
4.その職種・企業が必要とするような能力を身につけるために、最高レベルの講師を雇う
5.書籍・視聴覚教材・食事・住まいなど、一流のものを揃える
6.世界の一流の人物との交流の機会を、日常的に設ける
日本で予備校に勤めていたときに、
「合格率90%」「クラスの一人を除いて全員合格」という発表はするけれど、
人数は公表しない学校がありました。
そこで、確認してみると、「最終的に残った5人のうちの4人が合格」とか、「二人のうちの一人」とか、
「数字ってすごいな…」と思うことが少なくありませんでした。
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ドーナツが目指しているのは、新卒時の日本企業への就職率の向上、だけではありません。
別に日本企業じゃなくてもいいし、どこに就職したのかを調べ発表する必要もありません。
ただ、ドーナツに関わることによって、その学生の就職の可能性が高くなれば、それでいいと思っています。
また、新卒時に限る必要もありません。
5年後、10年後に、何かに気がついて仕事を一生懸命にするようになる、
そのときに本当の意味での就職ができるようになる、
その種を蒔くことができたら、それはすばらしいことだと思うのです。
さらに言えば、ドーナツが目指しているのは、人生への就職率の向上です。
人生への就職というのは、
自分の人生に責任を持とうとすること、です。
その手助けができたら、ドーナツの名前なんて知らない人がいっぱいいても、
どうでもいいと思っています。