・・・さて、月の初めはご存じ、体“ことば”。肩の力を抜いて、日本語の「乙な言葉の技」を楽しんでください・・・(◎の印は、日本語学習、初心者向けです)
◎ 首を伸ばして人を待つ、首ちじめ首をすくめて恐縮し、首ひねり首傾けて考える、首上げて開き直って首を振る、首を振る縦に振るのはガッテン承知、横に振る首・頑固首、首が回らぬ借金ばかり、老いて廻らぬ白髪首、首が危ない首が飛ぶ、やっとの思いで首つながって、ほっと安心首なでる。
* 子は三界の首っかせ、私はあんたに首っ丈、小首傾げて首っ玉、首筋・首元・首根っこ、猪首を見詰めて言ったよね。 「あんた ちょいと 太かねえ」
(註:首っ丈とは、腰丈、胸丈、背丈と同様の首までの丈のことです)
* 手首、足首くびれる処、くびれてないのは首回り、腰には首がないのかね、なぜか乳首は丘の上。
* あれは首輪かネックレス、丸首・とっくり・ハイネック、細首・柔首(ヤワクビ)・ろくろっ首、襟首に舞わす真珠の首飾り、毛糸の首巻き首締めつける、首のサイズは超LLL。
* 首振り三年・尺八修行、義太夫(ギダイウ)子役の首振り芝居、首を振るのは張り子の虎か、駅弁売り子は首掛け芝居 「エ− 弁当 弁当ッ、 弁当にお茶・・・」さぞや、首筋凝ったでしょう。
(尺八は習い始めて三年ほどは、なかなか音がでない楽器、そこで首をふりふり修行するのです)
* 思案投げ首、小首ひねって鶴ッ首、ちんちん鴨の入れ首出し首、首切りバッタはキリギリス、雁首・鎌首持ち上げて、首も回らぬ懐具合。
* 「お前は首だ!」と首にする、「おおやおや、首になったぜ首飛んだ」、あっさりと首すげ替えられて、もう絶望だと首くくり、首を吊ったら首っつり、首を懸け、首を突っ込む鳩首会談、閉口頓首にございます。 (註:閉口頓首は、お手上げ状態、ほとほと困っている様子)
* 悪党の頭首(とうしゅ)が自首して首に縄、首を洗って首差し出して、アグラをかいた首の座だ。「さあ 素っ首をすっぱりやってくれ」 叩いてみせる後ろ首。「さらば覚悟」と一閃・首をはね、首の皮一枚残すは、首切り淺右衛門。
* 首実検、打ち首にした兜首、一番首は誰がした、寝首掻いたか、生き首とったか、首桶眺める首見聞。(昔の戦争はやだねえ、首の取りっこだから)
* 素首(ソクビ)落としに首締め、首投げ、首捻り。行司は叫ぶ「残った残った」。首を抱えてあっけなく、大技決めた、勝った力士は首ひねり、「今のはガチンコだったんだぜ」
* 正月恒例、悪童連も、首を伸ばして百人一首、慣れない辞書と首っ引き。3月の人形飾りは白首人形、悪ガキ首抜き、雁首落とし。伊達襟そっと襟正し、大首人形に腰抜かす。
ーーーーーー
* “弾いてみて 又 首ひねる 三味線屋” 首尾は上々、シワ首上げて、首筋伸ばして抜き衣紋(エモン)、手首返して威勢良く 「 いよっ はっ ベベン ベンベン ベンベベン・・・・」
* “田んぼで首綱、畦(アゼ)ではクビキ、さぞや凝るだろ牛の首、稲の穂首の垂れるまで”
♪♪
いくら口説いても張り子の虎は すました顔して首をふる ♪アラヨ♪ すました顔して首振るなれど 風の向きよじゃ縦にも揺れる ♪♪ (俗曲もどき)
* 〃 白鷺が小首傾げて二の足踏んで うたぐりうたぐり深くなる〃
ーーーーーーーーーつづくーーーーーーーー
◎ 首を伸ばして人を待つ、首ちじめ首をすくめて恐縮し、首ひねり首傾けて考える、首上げて開き直って首を振る、首を振る縦に振るのはガッテン承知、横に振る首・頑固首、首が回らぬ借金ばかり、老いて廻らぬ白髪首、首が危ない首が飛ぶ、やっとの思いで首つながって、ほっと安心首なでる。
* 子は三界の首っかせ、私はあんたに首っ丈、小首傾げて首っ玉、首筋・首元・首根っこ、猪首を見詰めて言ったよね。 「あんた ちょいと 太かねえ」
(註:首っ丈とは、腰丈、胸丈、背丈と同様の首までの丈のことです)
* 手首、足首くびれる処、くびれてないのは首回り、腰には首がないのかね、なぜか乳首は丘の上。
* あれは首輪かネックレス、丸首・とっくり・ハイネック、細首・柔首(ヤワクビ)・ろくろっ首、襟首に舞わす真珠の首飾り、毛糸の首巻き首締めつける、首のサイズは超LLL。
* 首振り三年・尺八修行、義太夫(ギダイウ)子役の首振り芝居、首を振るのは張り子の虎か、駅弁売り子は首掛け芝居 「エ− 弁当 弁当ッ、 弁当にお茶・・・」さぞや、首筋凝ったでしょう。
(尺八は習い始めて三年ほどは、なかなか音がでない楽器、そこで首をふりふり修行するのです)
* 思案投げ首、小首ひねって鶴ッ首、ちんちん鴨の入れ首出し首、首切りバッタはキリギリス、雁首・鎌首持ち上げて、首も回らぬ懐具合。
* 「お前は首だ!」と首にする、「おおやおや、首になったぜ首飛んだ」、あっさりと首すげ替えられて、もう絶望だと首くくり、首を吊ったら首っつり、首を懸け、首を突っ込む鳩首会談、閉口頓首にございます。 (註:閉口頓首は、お手上げ状態、ほとほと困っている様子)
* 悪党の頭首(とうしゅ)が自首して首に縄、首を洗って首差し出して、アグラをかいた首の座だ。「さあ 素っ首をすっぱりやってくれ」 叩いてみせる後ろ首。「さらば覚悟」と一閃・首をはね、首の皮一枚残すは、首切り淺右衛門。
* 首実検、打ち首にした兜首、一番首は誰がした、寝首掻いたか、生き首とったか、首桶眺める首見聞。(昔の戦争はやだねえ、首の取りっこだから)
* 素首(ソクビ)落としに首締め、首投げ、首捻り。行司は叫ぶ「残った残った」。首を抱えてあっけなく、大技決めた、勝った力士は首ひねり、「今のはガチンコだったんだぜ」
* 正月恒例、悪童連も、首を伸ばして百人一首、慣れない辞書と首っ引き。3月の人形飾りは白首人形、悪ガキ首抜き、雁首落とし。伊達襟そっと襟正し、大首人形に腰抜かす。
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* “弾いてみて 又 首ひねる 三味線屋” 首尾は上々、シワ首上げて、首筋伸ばして抜き衣紋(エモン)、手首返して威勢良く 「 いよっ はっ ベベン ベンベン ベンベベン・・・・」
* “田んぼで首綱、畦(アゼ)ではクビキ、さぞや凝るだろ牛の首、稲の穂首の垂れるまで”
♪♪
いくら口説いても張り子の虎は すました顔して首をふる ♪アラヨ♪ すました顔して首振るなれど 風の向きよじゃ縦にも揺れる ♪♪ (俗曲もどき)
* 〃 白鷺が小首傾げて二の足踏んで うたぐりうたぐり深くなる〃
ーーーーーーーーーつづくーーーーーーーー