天津ドーナツ

みんなで力を合わせて、天津の日本語教育を楽しく、元気にしましょう。ご意見・ご要望は左下の「メッセージ」からどうぞ。

天津ドーナツ2011卒業論文基礎ゼミナール公開(3年生) 

2011-10-24 00:33:53 | イベント・コンテストの予定
天津ドーナツ2011卒業論文基礎ゼミナール公開(3年生) 

文献レビュー報告会の実施要綱



ゼミ担当教員:興津正信(天津商業大学)



Ⅰ ご案内のあいさつ

来る10月29日(土)にて、天津ドーナツ2011卒論基礎ゼミナールの公開ゼミナールとして文献レビュー報告会を、天津商業大学で開催する運びとなりました。

本ゼミナールは、9月10日から10月29日の2ヶ月間、計7回の連続ゼミナールとして行ってまいりました。今回のご案内は、第7回最終回のお知らせとなります。

この2ヶ月受講してきた学生の成果は、文献レビューというレポートとして仕上げております。このたび29日の公開ゼミナールでは、セッションに分けてのゼミ発表という形式で行ないます。

学生にとっては、初めてのゼミ発表であります。また卒業論文という大学教育の集大成に向けての実質的な出発という大きな意義を感じ取れる場ともなります。

今回のようにゼミ発表を広く公開することで、今後の卒業論文指導のあり方について、活発な意見交換ができるきっかけになることを期待しております。

ご多忙中とは存じますが、ぜひご出席いただけますようお願い申し上げます。



Ⅱ 実施要綱

1. 日時・場所

【日時】2011年10月29日 土曜日 午前9時~12時 (受付開始8時45分)

※ この度の公開ゼミナールは、やや形式ばった発表を行ないますが、基本的には授業と同じようなゼミナールです。ある意味、授業見学と考えても良いです。そのため、聴講の方も時間厳守でお越しいただきたいと存じます。無断での途中入室・途中退室はご遠慮ください。



【場所】天津商業大学 FIU-F302教室



2. 申し込み

必要。26日午後6時までに、          へお申し込みください。

※ メール等で申し込みする際には、氏名、所属を明記した上でお申し込みください。氏名・所属無記入は、申し込みの受理はできませんので、ご注意ください。

※ 当日配布する資料(論文集)は、基本的には申し込みいただいた方を優先に配布します。多少の部数は用意しますが、多くはありません。申し込みいただいた方への配布終了後に、先着順での配布となりますので、ご了承ください。

※ 申し込み無しに当日お越しになっての聴講も可能ですが、教室のスペースの都合上(70人ぐらい)席のご用意ができない場合があります。



3. 発表形式

① 3つのセッションが設置されていますが、同時進行ではなく、順次に発表を行っていきます。報告者は7分以内で、ゼミナールで作成した文献レビュー(レポート)を紹介します。発表の使用言語は日本語です。

② 報告者の発表後、ゼミ指導教員よりコメントおよび討論のための問題提起を行ないます。そこで報告者から回答してもらったり、報告者同士で討論してもらったりします。使用言語は日本語あるいは中国語で行ないます。

③ ゼミ指導教員と報告者でひと通り議論の整理ができたところで、会場(フロアー)からの質問を受け付けて、活発な討論を展開します。使用言語は日本語あるいは中国語で行ないます。





4. プログラムおよびセッション名

※ 報告者の都合によりテーマ変更等がある場合もあります。ご了承ください。



8:00
会場セッティング準備

8:45
受付開始

9:00
開会式:公開ゼミナールの進め方(興津)



9:15
第1セッション:日本の伝統文化とサブカルチャー



第1報告:靖一丹(天津商業大学)

「茶道の意義-岡倉天心『茶の本』から」

第2報告:王青鸾(天津商業大学)

「日本茶道の歴史についての研究」

第3報告:徐娅聪(天津理工大学)

「日本のアニメ産業」

第4報告:韩腾腾(天津商業大学)

「日本映画界を彩った人物でみる日本の特性」



10:05
休憩(5分)



10:10
第2セッション 異文化との接触-スポーツと生活から読み解く



第1報告 沈晓旭(天津理工大学)

「日本のサッカーについて」

第2報告 张晓敏(天津商業大学)

「在日外国人問題」



11:00
休憩(5分)



11:05
第3セッション 日本人らしさとは何か-日本人の精神構造と日本語から見る



第1報告 邹梦菲(天津商業大学)

「『菊と刀』から読み解く-戦争中の日本人」

第2報告 王博(天津商業大学)

「甘え」の構造とは何か

第3報告 王剣寒(天津商業大学)

「曖昧表現」



11:55
閉会式

12:00
終了


ドーナツ公開講座のお知らせ

2011-09-04 10:03:39 | イベント・コンテストの予定
天津ドーナツ公開講座 「日本語科の学生が知っておくべきこと」

2011年9月3日(土)

天津ドーナツ顧問 川端敦志

天津ドーナツ会長 韓悦

1.日時:2011年9月10日(土)10:00~12:00



2.場所:天津商業大学宝徳学院 書院316教室



3.対象:成長したいけれど、どんな努力をしたらいいのかわからない日本語科の学生



4.内容:以下の4つです。

(1) ドーナツが必要とされる理由(川端)

例:語彙や文法の暗記と日本語が使えるようになる勉強の違い

(2) 日本語科の学生に必要な日本語以外のこととその養成手段(小島)

例:勉強と仕事の違い…社会人に求められるもの

(3) 日本語科の卒業論文を意義あるものにするために必要なこと(興津)

・卒論の意義 ・卒論講座の概要および申込受付

(4) 天津ドーナツの目的・意義・活動予定および各リーダー・メンバー募集(韓)



4.スピーカー:天津グローバルマネジメント 小島庄司  天津商業大学 興津正信     

天津財経大学 川端敦志         天津ドーナツ会長 韓悦



5.講師からのメッセージ

  小島庄司:言語はコミュニケーションのツールです。皆さんは、日本語というツールを使って実現したい夢や目標がありますか。私は仕事人の立場から、日本語を使って仕事で活躍したい人のための助言を行いたいと思います。

  興津正信:卒業論文は、主体的な論理づけの技術を会得することであり、大学教育の集大成であります。論理は、学生のモラルと人間力に直結します。そのため、この講座では、「人間力を高めるための卒業論文」という視点から出発します。

川端敦志:日本語の教科書を順番に覚えることと、日本語によるコミュニケーションを身につけることは、少し違います。また、日本語能力試験に合格することと、同程度の日本語を使って仕事ができるということも、違います。その違いを知り、自分に必要なことを自分で判断していくためのヒントを提示できればと思います。

  韓悦:今学期から私はドーナツの会長となります。前の一年間でドーナツの副会長として仕事しました。ドーナツの成長を見ていて、これからの成長をもっと期待しています。新学期、ドーナツはまたいろいろな活動があります。これから、もっとみんなの役に立つ活動を開きたいので、皆さんのご協力をお願いいたします。



6.費用:資料のコピー代のみ。教師の方々の参加も大歓迎です。



7.申し込み:不要です。直接会場に来てください。



8.問合せ先:天津財経大学日本語科 川端敦志 15822536910 kawa4215@hotmail.com

       天津商業大学日本語科 韓悦  15122638351 977723705@qq.com

天津ドーナツ説明会資料 その2 ドーナツの必要性を考える

2011-09-04 10:00:59 | イベント・コンテストの予定
Ⅰ.大学日本語科の現状…卒業して社会に出るときに、「浦島太郎」

  ☆浦島太郎とは?⇒助けた亀に竜宮城に招待され、楽しく時を過ごしているうちに、ふるさとでは100年のときが流れていた。

☆天津の人的・物的・社会的・情報リソースを活用した日本語教育!

⇒「日本語教育が、学習活動の現場を教室や教科書に限定することをやめ、地域社会の日本語学習リソース(資源)に目を向けだしてから久しい」(1997年6月 トマソン)

⇒「教科書・教室・教師」だけでは第二言語習得は進まないと発表されたのは、20年以上前のことです。



Ⅱ.ドーナツが必要とされる背景

1.効果的な学習法

(1)脳科学の知見:「カハールの呪い(脳細胞は再生しない・記憶力は20歳がピーク」?

☆脳は、状況から受ける刺激に対応して発達⇒刺激がないと?

☆記憶は、「扁桃体」⇒「海馬」⇒「大脳皮質」の順で定着

①扁桃体(喜怒哀楽・感情)「美しい・嬉しい・楽しい」

②海馬が刺激される(短期記憶:1~数ヶ月)繰り返し、継続。(復習)

③大脳皮質(長期記憶)



(2)学習ピラミッドー学習の方法と効果

聴講する(5%)

本を読む(10%)

視聴覚教材を使う(20%)

レポートを書く(30%)

討論する(50%)

体験する(75%)

人に教える(90%)

⇒「自分で発見する」は、95%です。

⇒日本語科の授業はどんな方法で行われていますか?授業中に皆さんがしていることは?



2.環境の影響

(1)語学

☆英語が上手なのはどっち?

   Aさん:日本人・生後すぐにアメリカへ。アメリカ人夫婦に英語で育てられた。

Bさん:アメリカ人・生後すぐに日本へ。日本人夫婦に日本語で育てられた。

 (2)やる気

  ☆やる気になるのはどっち?

   A:クラスのみんながつまらなそう。宿題もやらない。授業中の携帯は当り前。

   B:教室に行くとクラスメート同士、学生と教師が楽しそうに日本語で話をしている。

 (3)持続

   ☆やる気が継続するのはどっち?

   A:周囲の人が「やめようよ。めんどくさい」

   B:周囲の人が「がんばろうよ。楽しくやろうよ。大丈夫だよ」

 (4)人間性

  A:周囲の人が、「失敗したら人のせい、成功したら自分の手柄」

  B:周囲の人が、「失敗したら自分を振り返り、成功したら他人に感謝」

3.社会人基礎力

☆前に踏み出す力(アクション)~一歩前に踏み出し、失敗しても粘り強く取り組む力~

 (1)主体性―物事に進んで取り組む力

 (2)働きかけ力―他人に働きかけ巻き込む力

 (3)実行力―目的を設定し確実に行動する力



 ☆考え抜く力(シンキング)~疑問を持ち、考え抜く力~

 (1)課題発見力―現状を分析し目的や課題を明らかにする力

 (2)計画力―課題の解決に向けたプロセスを明らかにし準備する力

 (3)創造力―新しい価値を生み出す力



 ☆チームで働く力(チームワーク)~多様な人々とともに、目標に向けて協力する力~

 (1)発信力―自分の意見をわかりやすく伝える力

 (2)傾聴力―相手の意見を丁寧に聴く力

 (3)柔軟性―意見の違いや立場の違いを理解する力

 (4)情況把握力―自分と周囲の人々や物事との関係性を理解する力

 (5)規律性―社会のルールや人との約束を守る力

 (6)ストレスコントロール力―ストレスの発生源に対応する力



4.多文化共生

☆世界日本語教育研究大会のテーマ「異文化コミュニケーション力を育てる日本語教育」

(1)国・地域 (2)性別  (3)立場・思想 (4)分野

   ⇒学校の人間関係は?

(1)中国人同士 (2)学生同士 (3)学生と先生 (4)恋人?

⇒さまざまな背景を持ったいろいろな立場の人と、

   人間関係を始め、構築し、修正し、終わらせる必要はない。



5.自分が幸せになるために・周囲を幸せにするために⇒卒業するときの気持ちは?

(1)7つの方法

①他人のためにお金を使う  ②親切にする  ③感謝する

④許す  ⑤自分の尺度で考える  ⑥細部より全体で見るようにする

⑦ その日の良い出来事を3つ記録する

(2)幸せの連鎖(影響は3人まで)

   笑顔のAさん→Bさんも笑顔→Cさんも笑顔→Dさんもうれしい→Eさんは?



6.天津ドーナツの目指すもの

(1)「天津に来てよかった」(2)豊かな感受性≒記憶力

(3)日本語の人材になる (4)自分も周囲も幸せにできる力をつける



Ⅲ.ドーナツは正しいのか

1.学校の試験の答え⇒教師・教科書が決める 2.企業の答え⇒社会(顧客)が決める

3.ドーナツの答え⇒ が教えてくれます!



Ⅳ.ドーナツらしいイベント運営

1.北京の先生の評価:こんなに気配りをしてくれるイベントは北京にはない。

2. ホスピタリィ・もてなし・気配り

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2011-09-02 12:05:49 | イベント・コンテストの予定
天津ドーナツ2011卒業論文基礎ゼミナール講座ガイダンス

講師:興津正信(天津商業大学)

連絡先:okky0316@gmail.com

作成日:2011年8月27日



Ⅰ 講座の目的

 卒業論文は、主体的な論理づけの技術を会得することであり、大学教育の集大成であります。論理は、学生のモラルにも直結します。つまり、卒業論文は、単に文章の集まりをつらつらと書くものではなく、また文章のうまさを競うものではなく、論文を作り上げることで、自分の人間力を他者にもわかりやすく示していくことになります。

そのため、この講座では、「人間力を高めるための卒業論文」という視点から出発します。そして、大学教育の集大成としてふさわしい卒業論文を仕上げるための基礎的な研究力を養うことが目的であります。



Ⅱ 講座の到達目標

 基礎的な研究力を養うことが目的ですので、本講座では、論文執筆指導や作文指導はしません。

① レジュメ・レポートの基本形式を理解し、自分なりのスタイルができる準備をする。

② 参考文献一覧をつくることができ、資料の種類(類別)、性質を自分で判断できるようにする。

③ 資料探しのセンスを高める。

④ 研究のメモの取り方を会得する。

⑤ 文献レビューが作成できるようにする。

これらのことを通して、研究力の基礎を身につけてもらいます。



Ⅲ 講座の構成・日程

日時
講座内容

9月10日(土)

時間:90~120分
第1回 イントロダクション

① 論文とは何か ワークショップもあります。

② レジュメの作り方 まずは基本形式とマナーを覚えましょう。

③ 研究の準備:リーディングリスト(reading-list)作成の指示

→資料探しの方法(1)やみくも

※午前中の講座では①を行ないます。午後から今後、この論文基礎ゼミナール(以下、論ゼミと略)に参加したいと思っている学生のみ②と③の講座を行ないます。

9月24日(土)

時間:120分~
第2回 資料研究 読み込みと整理

① 文献カードと研究カードの説明:研究のメモとは何か。

② リーディングリストのお披露目会:この2週間でどれぐらいリストアップできたか。

③ 資料探しの方法(2)イモヅルへの布石

10月1日(土)

10月4日(火)

10月7日(金)

各1回180分~


第3回 資料研究 確実なデータ作りと資料批判 国慶節集中3連続講座

① 文献レビューを作ろう!

② レポート作成の打ち合わせ

③ ミニ発表大会(10月7日の予定)

④ 資料探しの方法(2)イモヅルの実践へ

※受講者の進捗状況に応じて第4回で行う内容を前倒しにやることも考えている。





10月16日(日)

時間:240分~
第4回 問いを見つけて、テーマの決定を目指す

① 問題意識から問題へ:問題の場からトピックへ

② 研究目的・研究方法とは何か

③ 先行研究と引用

④ 資料探しの方法(3)ねらいうち

10月29日(土)

時間:180分~
第5回 ゼミナール発表大会

① 形式:パネルディスカッション(予定)

② この2ヶ月間でやってきた学習や作業内容を一気に発表するという気持ちで行ってもらいたい。

③ アルバム(ゼミナール報告集)作成(予定)




Ⅳ 講座の形式

 基本的には講師からの集中的なレクチャーとなるが、ワークショップや受講者の発表およびフィードバックを重点に置く形式で進めます。



Ⅴ 参加資格と条件

① 大学の日本語学科の3年生。ゼミナール形式となるため、人数上限は16名までと考えています。

② 5回の講座すべてに参加できる者。とくに10月7日のミニ発表大会と10月29日のゼミナール発表大会は必ず参加してください。ただし参加途中で、不可抗力的な事柄などがあって欠席する場合は、ちゃんと事前・事後報告できる学生であれば、補講を受ける条件で参加可。

③ 講師は日本語でレクチャーします。そのため、一定の日本語能力が必要です。

④ 講座の配布資料のコピー代は受講者負担とします。



Ⅵ 講座の開講場所

 天津商業大学    



Ⅶ アルバム(ゼミナール報告集)の作成について

 予定ではありますが、2ヶ月間の講座の記録を一つの報告集としてまとめたいと考えております。受講者各自のレジュメやレポートなどをファイリングしたり、発表大会の模様の写真や、その聴講者からのコメントなどを付したものを入れて、今後、卒業論文を本格的に書き始める前などで、各自振り返られるようなものにしたいと考えています。



Ⅷ 本講座についての問い合わせ・連絡先

 天津商業大学日本語科 趙雪敏 13512083824

 天津財経大学日本語科 川端敦志 15822536910  kawa4215@hotimail.com



※本講座に参加を希望する学生は、この実施要綱を自分で印刷して、9月10日の説明会に来てください。説明会の会場は、追って発表します。

 

天津ドーナツ卒業論文基礎ゼミナール実施要綱

2011-09-02 11:36:48 | イベント・コンテストの予定
天津ドーナツ2011卒業論文基礎ゼミナール講座ガイダンス
講師:興津正信(天津商業大学)
連絡先:okky0316@gmail.com
作成日:2011年8月27日

Ⅰ 講座の目的
 卒業論文は、主体的な論理づけの技術を会得することであり、大学教育の集大成であります。論理は、学生のモラルにも直結します。つまり、卒業論文は、単に文章の集まりをつらつらと書くものではなく、また文章のうまさを競うものではなく、論文を作り上げることで、自分の人間力を他者にもわかりやすく示していくことになります。
そのため、この講座では、「人間力を高めるための卒業論文」という視点から出発します。そして、大学教育の集大成としてふさわしい卒業論文を仕上げるための基礎的な研究力を養うことが目的であります。

Ⅱ 講座の到達目標
 基礎的な研究力を養うことが目的ですので、本講座では、論文執筆指導や作文指導はしません。
① レジュメ・レポートの基本形式を理解し、自分なりのスタイルができる準備をする。
② 参考文献一覧をつくることができ、資料の種類(類別)、性質を自分で判断できるようにする。
③ 資料探しのセンスを高める。
④ 研究のメモの取り方を会得する。
⑤ 文献レビューが作成できるようにする。
これらのことを通して、研究力の基礎を身につけてもらいます。

Ⅲ 講座の構成・日程
日時 講座内容
9月10日(土)
時間:90~120分 第1回 イントロダクション
① 論文とは何か ワークショップもあります。
② レジュメの作り方 まずは基本形式とマナーを覚えましょう。
③ 研究の準備:リーディングリスト(reading-list)作成の指示
→資料探しの方法(1)やみくも
※午前中の講座では①を行ないます。午後から今後、この論文基礎ゼミナール(以下、論ゼミと略)に参加したいと思っている学生のみ②と③の講座を行ないます。
9月24日(土)
時間:120分~ 第2回 資料研究 読み込みと整理
① 文献カードと研究カードの説明:研究のメモとは何か。
② リーディングリストのお披露目会:この2週間でどれぐらいリストアップできたか。
③ 資料探しの方法(2)イモヅルへの布石
10月1日(土)
10月4日(火)
10月7日(金)
各1回180分~
第3回 資料研究 確実なデータ作りと資料批判 国慶節集中3連続講座
① 文献レビューを作ろう!
② レポート作成の打ち合わせ
③ ミニ発表大会(10月7日の予定)
④ 資料探しの方法(2)イモヅルの実践へ
※受講者の進捗状況に応じて第4回で行う内容を前倒しにやることも考えている。


10月16日(日)
時間:240分~ 第4回 問いを見つけて、テーマの決定を目指す
① 問題意識から問題へ:問題の場からトピックへ
② 研究目的・研究方法とは何か
③ 先行研究と引用
④ 資料探しの方法(3)ねらいうち
10月29日(土)
時間:180分~ 第5回 ゼミナール発表大会
① 形式:パネルディスカッション(予定)
② この2ヶ月間でやってきた学習や作業内容を一気に発表するという気持ちで行ってもらいたい。
③ アルバム(ゼミナール報告集)作成(予定)

Ⅳ 講座の形式
 基本的には講師からの集中的なレクチャーとなるが、ワークショップや受講者の発表およびフィードバックを重点に置く形式で進めます。

Ⅴ 参加資格と条件
① 大学の日本語学科の3年生。ゼミナール形式となるため、人数上限は16名までと考えています。
② 5回の講座すべてに参加できる者。とくに10月7日のミニ発表大会と10月29日のゼミナール発表大会は必ず参加してください。ただし参加途中で、不可抗力的な事柄などがあって欠席する場合は、ちゃんと事前・事後報告できる学生であれば、補講を受ける条件で参加可。
③ 講師は日本語でレクチャーします。そのため、一定の日本語能力が必要です。
④ 講座の配布資料のコピー代は受講者負担とします。

Ⅵ 講座の開講場所
 天津商業大学    

Ⅶ アルバム(ゼミナール報告集)の作成について
 予定ではありますが、2ヶ月間の講座の記録を一つの報告集としてまとめたいと考えております。受講者各自のレジュメやレポートなどをファイリングしたり、発表大会の模様の写真や、その聴講者からのコメントなどを付したものを入れて、今後、卒業論文を本格的に書き始める前などで、各自振り返られるようなものにしたいと考えています。

Ⅷ 本講座についての問い合わせ・連絡先
 天津商業大学日本語科 趙雪敏 13512083824
 天津財経大学日本語科 川端敦志 15822536910  kawa4215@hotimail.com


※本講座に参加を希望する学生は、この実施要綱を自分で印刷して、9月10日の説明会に来てください。説明会の会場は、追って発表します。