寒いのが嫌いな僕とまめは、先週までの大寒波で凍えてしまい、散歩もそこそこ。だから寒いと新しい歌ができないって事。部屋で歌詞や曲をあれこれいじくり回してもなんかうまくいかない。新しいフレーズ思いついたり、歌い回し変わって行くのは散歩から。夜空の星や月を見上げる事もないので、たまの冬空に驚いたりもする。これじゃダメだ。できる限り、暗い中散歩に行き。月の満ち欠け感じながら、指折り春を待とうと思う。
半分の月
半分に切って捨てた月がほんの少し膨らんで
頼りない記憶 昨日よりも東の空でさめざめ
「お前が今までため込んだものは、醜い脂肪だけなの?」
「汚れてしまった自分の手で切り捨てるものは、私だけかい?」
心が重くなるのを知ってか知らずか
清楚に月は空を登って行く
団地で一番の頂きで 乱れた息整え 坂を降って行こう
祭りを終えたばかりの赤ら顔の太陽が
名残惜しそうに空を染めている西の空へ
人生を降って行くのが今の僕のお気に入り
一歩一歩重さを感じるスニーカーは汚れ
全力で走りにくくなったのはいつからか?
周りも見えず 自分も見えなくなったのは去年か? いや昨日か?
生きて行くのは辛いから適当にごまかす
その先崖っぷちかも 不安だらけだし
降って行くスピード緩め 深呼吸
これから目指す場所は 一体どこだ?
紅く千切れた雲に絡まれても凛として
進むべき道を示すのはきっと半分の月
ルーティンだと思ってた全てが重荷になる
変わらないと信じてたけど いつしか変容する
いらないもの切り捨て 道を選び直す時だろう
今からでも遅くない 勇気を持って
浮かれてばかりじゃダメ 大切なものはなんだ?
誰も見上げない半分の月 僕にだけ頷いた
道てらす街灯の間 小さな暗闇見つけて
佇む僕を見下ろす半分の月 さめざめ
半分に切って捨てた月がほんの少し膨らんで
頼りない記憶 昨日よりも東の空でさめざめ
「お前が今までため込んだものは、醜い脂肪だけなの?」
「汚れてしまった自分の手で切り捨てるものは、私だけかい?」
心が重くなるのを知ってか知らずか
清楚に月は空を登って行く
団地で一番の頂きで 乱れた息整え 坂を降って行こう
祭りを終えたばかりの赤ら顔の太陽が
名残惜しそうに空を染めている西の空へ
人生を降って行くのが今の僕のお気に入り
一歩一歩重さを感じるスニーカーは汚れ
全力で走りにくくなったのはいつからか?
周りも見えず 自分も見えなくなったのは去年か? いや昨日か?
生きて行くのは辛いから適当にごまかす
その先崖っぷちかも 不安だらけだし
降って行くスピード緩め 深呼吸
これから目指す場所は 一体どこだ?
紅く千切れた雲に絡まれても凛として
進むべき道を示すのはきっと半分の月
ルーティンだと思ってた全てが重荷になる
変わらないと信じてたけど いつしか変容する
いらないもの切り捨て 道を選び直す時だろう
今からでも遅くない 勇気を持って
浮かれてばかりじゃダメ 大切なものはなんだ?
誰も見上げない半分の月 僕にだけ頷いた
道てらす街灯の間 小さな暗闇見つけて
佇む僕を見下ろす半分の月 さめざめ