TIBと仲間たち

TIB(トロピカルインモラルボーイズ)と素敵な仲間たちのブログです。

部屋にこもってばかりの

2025-01-26 13:56:36 | ライブ情報
 最近自宅の図書室兼ギター部屋に籠もってばかり。本を手当たり次第に開いては、ちょこっと目を通しまた棚へ戻すの繰り返し。そんな時に流れている音楽を少し。

 Keith Jarrett 「The Melody At Night , With You」「J.S.Bach: Goldberg Variationen』
  僕らが学生の頃はジャズ全盛期。浪人の頃つるんでいた先輩がジャズのレコードを買うのに付き合って以来、ジャズを聞くようになった。先輩の指導の元、MJQ辺りから毎月廉価版を買っていた。大学入学後は同級生の立ち上げた「ジャズ研」に参加した。専ら聞くほうだった。マイルスグループにキース・ジャレットの名前を見つけ気になっていたが、その後ソロで大ブレークした。「ケルン・コンサート」がジャズ喫茶で流れない日はなかったな。彼は90年代後半に慢性疲労症候群になり一時ピアノが弾けなくなる。そして復活の兆しが見え始めて、自宅で録音したのが「The Melody ~ 」妻に捧げたちょっと優しいスタンダード集。「J.S.Bach ~」は’89八ヶ岳高原音楽堂でのチェンバロ演奏。高橋辰男氏制作のイタリアン・ジャーマン・タイプのチェンバロ。人間の命、自然、それに曲への集中、キースらしい哲学みたいな演奏。’17活動休止、その後脳卒中で左片麻痺となり演奏復帰は困難らしい。

 加川良 「アウト オブ マインド」
 高校生の頃レコード買って聞いていたやつだ。もちろんその後CDで買いなおして。小学校6年生の時、近所のお兄さんが聞いていた日本のフォークソング(岡林や高田渡とか)に興味持った。加川良にも出会った。しかし中学、高校になるとクラブ活動で忙しく、音楽は聞かなくなった、、、つもりでいたが。なぜかラックからたくさんの加川良のCD出て来た。加川良の声に魅了されていたんだ。今聞いたほうが心に染みるのかも。

 江利チエミ 「Chiemi+JAZZ」
 美空ひばりと雪村いずみと江利チエミは「ジャズ3人娘」だった!って今更気づいた。子供の頃のイメージはテレビによく出る気の利いたタレントさん。バックバンドもアレンジャーもすごいけどやっぱこの人歌がすごい。波乱万丈の人生なんてどこふく風の歌声だ。

 美空ひばり 「LOVE! MISORA HIBARI」
ジャズとスタンダード集。もっと演歌ぽいかと思ったけど、この人は万能な歌姫だ。一曲目の「LOVE」からおや?って引き込まれて、聞き入った。「Take The "A" Train」「Stardust」はリピートした。HIBARIなんだけどJAZZだ。小学生の頃僕はおばちゃんっ子だった。母の姉の家に入り浸っていた。叔母の家は電気屋さんで、畳の部屋にステレオがあった。幅60cmもあるスピーカー二つに挟まれてターンテーブルやチューナーが真ん中にあるでかいやつ。これで美空ひばりを聞くのが叔母の毎日の楽しみ。そのターンテーブルの上に完成した鉄人28号のプラモデルを置いた。半乾きだったらしくセメダインが流れてしまった。こっぴどく怒られた。さらにひばりのレコード盤を避難させた場所がこたつの上で、盤は曲がってしまった。あんな寂しそうな叔母は見たことがない。で美空ひばりは僕のトラウマになった。だからまともにHIBARIを聞いたのは初めてかもしれない。しかも歌謡曲ではなくJAZZやスタンダード。音色トーン使い分けどんな曲も歌いこなす。こんな歌い手やっぱりいない。

 Lukather 「BRIDGES」
スティーブ・ルカサー最新作。TOTOへの架け橋?TOTOらしい曲もあるけど、なんか聞いてて落ち着くロックだ。でも気づくとギターに手が伸びそうになる王道ロックだ。
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