TIBと仲間たち

TIB(トロピカルインモラルボーイズ)と素敵な仲間たちのブログです。

人を楽しくさせる音楽

2021-02-27 08:38:44 | ライブ情報
 過日学生時代の先輩を訪ねた。その時のお話。先輩とは大学のある音楽サークルで知り合った。学生時代の先輩は、激しい感情の起伏はなく、僕らに優しかった。今はご高名な教授となられ、さらに穏やかな顔貌である。その先輩が僕におっしゃった。若い頃は苦しいことばかりで、それを紛らすため曲を書いていたと。自分に優しく、自分がリラックスできる曲を。さらにはそれが人を楽しくさせる音楽となると。僕の曲は自分の感情を吐き出し、ぶちまけるだけだと恥じ入った。先輩は笑って言った。相変わらずだけど、それが自分らしらだよ。僕には楽しい曲はかけないのかと模索が始まった。
 サザエさん症候群になっちゃった。先輩を訪ねた帰りに、親友の部屋も訪れたらいきなり言われた。役職が変わり、人の不祥事や、組織の悪い問題ばかり抱え込み辛いらしい。日曜日の夕方は軽いうつ状態。月曜日が来るのが嫌で、職場に行きたくないらしい。僕は、いいおっさんが、小学生かよと笑った。
 今、僕は月曜日が怖い。人と触れ合うのが怖い。みんな僕の前では不満しか口にしない。何か問題を抱えてしかやってこない。いつも僕はしかめっ面である。鏡を見るとびっくりするぐらい皺深い老人である。そんな顔してると、ますます家にも職場にも居場所がない。COVIT-19で家と職場の往復だけで、気晴らしする場所もない。部屋にこもって歌っても暗い歌ばかり。そうだ先輩のように明るい歌を!
 で、できた歌。頑張って、これが精一杯。



VS サザエさん症候群

昨日ダメ出しくらい プライベートも仕事も辛い
そういや一昨日も 全く冴えなかったな

だから今日は外出やめて 家に籠って
ちょっとだけ 心和む 楽しいこと 考えてみた

とっておきの本を 積み上げてる横で
それを枕に 少し五月蝿い まめの寝息

ウクレレ弾き ベランダへ向かう テーブルは準備OK
グラスの中弾けるのは my favorite Hoegaarden


明るい日 なぜか暗い unknown virus infection 恐い
こうなりゃ自己責任 ってなるワケないけど

重い気持ち 今は忘れて 少し前向いて
なんとなく 頬緩む 大好きなこと 考えてみた
 
一緒に音を探し 笑い会える仲間
まとわる蝶に驚き 柔らかシルエットの君

ウクレレ弾き ベランダへ向かう まめの足音響き
日差しの中弾けるのは 僕らとまめの笑顔


たわいもないけど とってもかけがえないもの
いつもそこにあるから あえて確かめもしない

貧しき心にも少し 贅沢な時間
たいして面白くない人生だけど 変わらずに

昨日は照れ臭く 今日も誤魔化したけど
いつかきっと言えるだろう 生きるって素晴らしい

ウクレレ弾き ベランダへ向かう テーブルは準備OK
グラスの中弾けるのは my favorite Hoegaarden

ウクレレ弾き ベランダへ向かう まめの足音響き
日差しの中弾けるのは 僕らとまめの笑顔

世の中 恐い 辛い 暗い cry 楽しいこと考えよう







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昨日今日明日

2021-02-22 14:58:45 | ライブ情報
 古い詩を引っ張り出して読んでみる。何度も繰り返しでてくる言葉がある。昨日今日明日。その時々で捉え方は異なっている。昨日にしがみついて、何とか今日を生きてるぼくと、今日を謳歌して、明日を夢見てるきみ、みたいなのもあれば。昨日も今日も明日も代わり映えしないってのもある。今までの昨日が通用しなくなり、今日や明日をどう生きようなんてのが最近。何にせよそんなに残っていない明日に思いを馳せる。


明日の朝に


酷い二日酔い 重い頭 やっと持ち上げると
窓の向こう 抜けるように バカな青い空があった
昨日 誰かの甘い匂い 部屋中にへばりつき
地平線は 人のため息で 霞んでるけど 
oh oh oh

何ヶ月ぶりだろう 失ったモノの夢を見た
何にでもなれるはずだった 未だ何者でもない
人には厳しく 自分にはいつも甘甘だった
大切なものほど 簡単に無くなってゆく
oh oh oh

みんな自分だけが辛いって 面して歩いてる
昨日のあの娘と同じように What will happen ?
俺の抜けてしまった穴に 詰まってるのは
『ツマンナイもの』なんだから oh no


朝の光やけに眩しく 寝ぼけ眼そむけると
何だかもう懐かしく 切ない あの娘の文字があった
いつからここにいなくなったの 思い出したくもない
綺麗な便箋も 周りから黄ばんでゆく
a a a

安いドリンクじゃスッキリしない ブルーな気持ち励ます
忘れてった お気に入りの コーヒーカップが一つ
そんなに逃げるように 慌てる必要あったのかい?
溢れていた愛も 底で 干からびてしまった
a a a

みんな自分だけが楽しいって 頼みもしないのに叫ぶ
今日のあの娘と同じように Have it your way
既に 何か いっぱいの穴に 詰まってたのは
十把一絡げ 俺だったんだ a ha


理想と現実かけ離れてるから 俺 夢をみる
夢を見なくなった分 現実ひどく重すぎる
理想は地に落ち 確実な明日と入れ替わる
星の見えない夜空に 描く星座
ye ye yeah

俺は自分だけが虚しいって 胸ぐら掴んだ
明日からの俺のために It goes on
穴はポッカリ空いたまま 根拠ない自信だけ
とりあえず 放り込んだ  とさ


笑えばいい 代用品(ニセモノ)詰めて
笑えばいい 恥辱にまみれ
笑えばいい 腹一杯に
笑えばいい 明日の朝に
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探偵さん?

2021-02-15 14:48:24 | 日記
本棚を整理中に気づいた。推理小説(風なもの)多いなあと。いわゆる探偵という職業じゃない人や、ホームズみたいな名探偵じゃない探偵さんも多いな。

スケルトン探偵、ワシントン大学人類学教授、ギデオン・オリバー。法人類学者なんてもののはしりです。
法人類学者『ボーンズ』ことテンペランス・ブレナン。(TVシリーズの法医学研究所・ジェファソニアン研究所勤務とは異なる。)
イギリスの法人類学者、デイヴィッド・ハンター。心に傷もつネクラちゃん。
アメリカバージニア州検屍局長、ケイ・スカーペッタ。法医学ブームの火付け役。
デンマークからは、女性法医学者、リネア・キルケゴール。
日本代表、法昆虫学捜査官、赤堀涼子。昆虫巡査、向坊一美は、大分の温泉地の駐在さん。
生物学探偵、セオ・クレイ。作者は何とマジシャン。
昆虫探偵、シロコパκ氏は、すでに人間じゃなく熊蜂だし。
古書店シリーズから、駐仏米大使、ヒューゴ・アーストン。渋すぎかな。
アメリカ北西部の町、レブンワースのビール職人、スローン。ビール飲みながらどうぞ。
メジャーどころでは、ハーバード大宗教象徴学者、ロバート・ラングトン教授!ミッキーマウスの腕時計がチャームポイント。
書架の探偵のE・A・スミスに至っては、生前の推理作家E・A・スミスの脳をスキャンした複生体(リクローン)である。
『薔薇十字探偵社』の榎木津礼二郎や、貴族探偵はそもそも探偵しないし。
京都の名門高校の化石オタクにして、極めつきの劣等生、神舞まりあ。そもそももう探偵じゃないような、、、。
三重県伊賀市の高校に通う伊賀ももと上野あおとか、鈴木太郎(神様)VS久遠小探偵団って設定も麻耶ならでは。
日枝山王大学で民俗学を学ぶ、橘樹雅みたいな頼りないのも好きかな。
某マンモス私大の三年生、ロック・バンド『ポーの一族』のキーボードでボーカル、栗本薫くん。ああ懐かしの青春時代。
三毛猫ホームズ、迷犬ルパンはこっちかな。
次から次へと変な探偵ばかり、きりがない。

そして名探偵。オーギュスト・デュパン、シャーロック・ホームズ、エラリー・クイーン、法水麟太郎、金田一耕助、明智小五郎(先の某公営放送の満島ひかりにロックオン)、工藤新一、伊集院大介、浅見光彦、結城新十郎、メルカトル鮎、火村英生、法月綸太郎、杉下右京、神津恭介、島田潔、、、ってこれまたきりがない。俺ってミステリファン?全く自覚なし。
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あかね

2021-02-05 16:39:16 | ライブ情報
 大学入学共通テストの終わった大寒の日、近所の公園の丘の上にすっくと立ち上がった女子高生がいた。ベンチに座り見上げる友に、夕焼けの西の空を遠く眺めながら、何かを話している。散歩中の、僕とまめには声は聞こえない。
 仮卒となり、同級生は全国各地の大学に受験に散った。閑散とした教室で友と語った、輝かしい未来を、これと信じている夢を。そんな未来が来ないこと、思い描いている何者にもなれないという不安をいっぱい胸に詰め込んで。彼女たちもそんなことを話しているのだろうか?
 結局僕らは予想もしない、とんでもない未来へ向かっていくこととなる。あの時、永遠の友情を愛を誓った人たちは、すでに僕の周りから姿を消したり、数年に一度生存確認する程度になったり。あいつらはまだ夢を見てるのかなあ。夢追い続けてるのかなあ。
 散歩の帰り道、名残惜しそうに、彼女らはまだ夕暮れの中にいた。

あかね

茜さす空に向かって伸びる高圧線
どんな場所へ 僕ら 導くかしらん
きりりとした冬の丘に立つ君
どんな未来を見てたの その瞳で

映画館 五つ離れて座っても
同じビジョン見れたよね あの頃
『寒さがダメ』
『夏生まれだからよ』って
白い息 笑顔 寂しげに

その時すでに僕らに未来はないなんて
知るすべもなく 知りたくもなかった

思い出すと 苦い後悔が 
過去を亡きものにしようとして
決して変えることできぬ闇へ 溶け込んでゆく

茜さす空に向かって伸びる高圧線
どんな場所に 僕ら 導くかしらん


茜雲 風に煽られ 形変え
どんな夢 僕らに描けと
前を見据え 冬の風受ける君
どんな未来でも受け入れる覚悟だったの?

喫茶店 ミルクセーキとドライカレー
同じ話で盛り上がれた あの頃
長い言葉 何を伝えようとしたのか
伝えきれないこと 分かってた

あれからやはり僕らに未来はなかったけど
何かに夢中だったこと 愛おしい

思い出すと 青い想いで
過去は眩く輝いてて
決して今ではできないことを
一人 嘆いている

茜さす空に向かって伸びる高圧線
どんな場所へ 僕ら 導くかしらん

茜雲 風に煽られ 形変え
どんな夢 僕らに描けと

まだ僕らに 何か 描けと 
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