TIBと仲間たち

TIB(トロピカルインモラルボーイズ)と素敵な仲間たちのブログです。

謹賀新年

2018-01-14 10:54:27 | 日記
 って、もう1月も中旬です。今年いちばんの寒波で指もココロも凍えながらの更新です。
 年明け早々、仕事が忙しくて、さらに躓きながら少しずつしか進まない事にイライラしています。
 今年初の本の紹介コーナーです。あらためて整理して見ると、ライブです前も、今もあまり読めていないなあ。

 先ずは、コミックス
 
 『ルーヴルの猫』松本大洋
   ルーヴルに住む猫達と職員のおはなし。
   この絵、このファンタジーに酔え!
   最近ルーヴル美術館は
   マンガやバンド・デシネとコラボ多いな。
   ニコラ・ド・クレシー『氷河期』
   エンキ・ビラル『ルーヴルの亡霊たち』もお勧めです。
   そろそろバンド・デシネも特集しますかね。

 『八雲百怪』大塚英志+森美夏
   北神伝綺、木島日記に続く民族学シリーズ。
   柳田國男、折口信男ときてラフカディオ・ハーンです。
   1・2巻は2009年初版。8年経っての3・4卷。
   年末の嬉しいプレゼントでした。
   1巻なんぞは小口黄ばんでます。

 『地底旅行』ジュール・ヴェルヌ+倉薗紀彦 
   テラ・インコグニタものの古典。
   当時の博物学をも取り込んだ
   ヴェルヌの大傑作の漫画化。
   月世界旅行、15少年漂流記、ああ甦る少年時代。

 『ソラニン』浅野いにお
   人生の落とし所に迷うさまざまな青春群像劇。
   2005年週間ヤングサンデーに連載され、
   2010年映画化もされました。
   新作加えた新装版見つけひさびさに一気読み。
   なんか涙出ました。
   同時に発売された自伝的?作品『零落』は
   ちょっと痛過ぎかな。

 『パン屋再襲撃』村上春樹+PMGL
   村上春樹をバンド・デシネで読むシリーズ。
   全9巻予定。
   またまたBD。大好きなBDについてはいずれ詳しく。
   絵的にというより、企画にひかれて。
   どんなシリーズになるんでしょう?
   という期待を込めて。


 
 続いて、こないだ整理したのに
 ベッド周辺でまた倒れそうなくらい積み上げられた本達から

 『大嘗祭』工藤 隆
   平成ももう直ぐ終わり、新たなる天皇の時代に。
   謎の多い儀式のルーツを探り、考察する。
   日本人のアイデンティーとは。
   『三種の神器』戸矢学も合わせ読みを。
   天皇がらみで、『応神天皇の正体』は関裕二さんの
   書籍では最近イチオシ。

 『陰陽師 蛍火の巻』夢枕 獏
   言わずと知れた安倍晴明モノの傑作。
   旅行のお供にいつも鞄に入ってます。
   そういえば『空海』って映画が中国で!制作された。
   原作は貘さんの『沙門空海唐の国にて鬼と宴す』
   映画観る前に、もう一度司馬遼太郎の『空海の風景』と
   読み直さないと。

 『未必のマクベス』早瀬 耕
   久々のハードボイルド。
   救いようのない事しているのに、この切なさは何?
   ある意味ラブレターです。

 『イノセントデイズ』早見和真
   静かで壮絶なラスト。
   とにかく読んで、心震わせてください。

 『バビロンの架空園』『極楽鳥とカタツムリ』澁澤龍彦
   澁澤の著作からの編集モノ。入門としてどうぞ。
   どこから読んでも、いつ読んでも、青春時代の
   無能で無知に打ちひしがれている自分と逢えます。

 『珍奇な昆虫』山口 進
   ジャポニカ学習帳の表紙でお馴染みのカメラマンの
   冒険旅行紀、おたから写真集。
   昆虫学者です。子どものころの憧れです。
   もうひとつ、昆虫で
   『バッタを倒しにアフリカへ』前野ウルド浩太郎
   もおもしろい。
   
   
  
コメント (1)
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