こんばんは🎵
望月麻衣さんの「満月珈琲店の星詠み~本当の願いごと」です
9月の満月の日に前作「満月珈琲店の星詠み」の記事を書き、
新月のモンブランの章
皆さんお変わりありませんか?
今日はM-1グランプリ
個人的にはオズワルドを応援していたのですが
また来年頑張ってほしいです
さて、久しぶりに読書感想文📚
望月麻衣さんの「満月珈琲店の星詠み~本当の願いごと」です
9月の満月の日に前作「満月珈琲店の星詠み」の記事を書き、
2作目は次の満月の日に
なんて書いていたのに、10月は結婚記念日ネタ、11月は月が
ほぼ皆既月食の日
タイミングがズレたので、内容を思い出すのに先ほどまでパラパラと読んでおりました
SNSに投稿された桜田千尋さんのステキなイラストにインスパイアされて書かれた小説
満月の夜に現れる猫が店員の珈琲店
メニューはなく、マスター猫が極上のスイーツと占星術で導いてくれる…
ちょっとお疲れな2.30代のオトナ女子向き?
なんて事を前回書きましたが…
あ、けして否定的な意味ではなく、読者層が狭いかなという話
今回の「本当の願いごと」というサブタイトルが気になりましたが、仕事や家族に悩みを抱える登場人物たちが、占星術とスイーツで癒されていくエピソードにちょっと感動したりして
猫の店員ヴィーナスに本当の願いごとを問われて「宝くじが当たりますように」と答えた小雪。
うむ、私の本当の願いごとって何だろう
確かに宝くじ、当たりたいよね
それに対して「お金があれば何でも出来る」という考えから、手っ取り早く「宝くじが当たりますように」と考えるのは
自分に向き合う事からの逃避
と語るヴィーナス
ふむ、何の努力もせずにお金があれば、って簡単に考えちゃう私、耳(本だから目?)が痛いです
何をやってもうまくいかない
それを人のせいにしたり、自分はそういう星の下に生まれたのだと…
この本を読んで、
「呪縛をかけていたのは自分だった」
と気付いた時に、一歩前に踏み出す勇気がもらえる、そんなあったかい気持ちになれるお話です
作者は2作目を書く予定はなかったそうですが、時を経て
一歩前に進めた
1作目の登場人物が出てきた時は
きゃ~
○○、頑張ったんだね~
と、サプライズ的に嬉しくなり感動
あとがきでこの本から読んでもよいと作者さんは言われていますが、読むなら絶対1作目からがお勧め
ただ、乙女心を持ってる人ね
私の好きなエピソードは
新月のモンブランの章
ネタバレになるから詳しくは書けないけど、一番会いたい人に会えて言葉をかけてもらえたらどんな気持ちだろうと、
ちょっとうるうる
とみのん、乙女心ありました~
これはちょうどクリスマスの頃のお話
満月じゃなくても特別営業があるみたい
さあ、今宵の満月珈琲店はどんなお客様がいらっしゃるのかしら?