こんばんは
皆さんお変わりありませんか?
今日は昨日と打って変わって暑い1日でした
風が強かったので、自転車の生徒たちは気の毒でしたね
夜になって涼しくなってきたし、買い物に行く時に
月がキレイに見えました
って車が走りながらなので分かりにくいですが、
4日目のシュッとしたお月様が、ボケて太っちょになってしまいました
4日目のシュッとしたお月様が、ボケて太っちょになってしまいました
お月様ごめんなさ〜い
さて、今日は読書レビュー📚
中山七里さんの「合唱〜岬洋介の帰還」
今日は8/31、夏休みの宿題完成、間に合った〜
実は生徒くんから
「学校の夏休みの読書感想文の宿題、3冊も書かなきゃ」
と聞いていたので、私も張り合って?夏休み期間中に3冊読もうと思いました
やはり前回の「ワンピース」は、マンガは数に入れたらずるいって言われたので、急いで読み上げましたよ
といっても、「合唱」を読むのは2回目
ちょうど1年前の記事ですが↓
前作の「もういちどベートーヴェン」を読んだあとにすぐ読んだのですが…
せっかくだから、作中に出てくる曲を聴きながらもう一回読もうかな〜なんてカッコつけた事を考えちゃって
その後ブログの皆様のおススメの本などを読んで、発表会が決まって、練習して、骨折して、なんていろいろしてたら
あ、まだ記事にしてなかった〜
読書レビュー書き始めたのが1年前なので、
すみません、お待たせしました〜
このシリーズの主人公はピアニスト岬洋介
「さよならドビュッシー」は映像化もされていますね
ま、その時の洋介役が前作の帯の清塚信也さんなのですが
やはり表紙イラスト好きだわ
あ、話戻して清塚さん
最近はおしゃべりピアニストのイメージが強くなったからか(昔からおしゃべりでしたけど)、今作の洋介のイメージと清塚さんは違うな〜
映像化するなら別の方でお願いします
司法研修所時代の仲間が殺人犯に疑われ、助けるためにコンサートをキャンセルしてまで帰国する洋介
そんなお友達欲しいわ
検察官は、ピアニストになる事を反対していた洋介の父、法廷での親子対決も面白いです
真犯人の動機、真犯人にたどり着くまでの洋介の熱意と想像力…
中山さんの複雑に絡み合ったミステリーのテクニックにはいつも驚かされますね
タイトルの「合唱」は容疑者になった洋介の友人がクラシック好きで、ベートーヴェンを聴いていたことと、この作品が中山さんの作家生活10周年の節目の作品であること
巻末に、出版された時までの52作品の
人物相関図があります
人物相関図があります
私は岬洋介シリーズしか読んでいませんが、出てきた弁護士や警察官が主人公になっている作品があるのには驚き
今作は出版社の垣根を越えて、中山作品の登場人物の「大合唱」だったんですね
私としては「さよならドビュッシー」のおじいさんと、「もういちどベートーヴェン」で司法研修所の教官として出て来たおばあちゃんが主人公のシリーズを読んでみたいです
…
ウチの積ん読をもうちょい片付けてからね
さて、ベートーヴェンの第九の有名な部分は第4楽章ですが、冒頭でもお伝えした通り今回はストーリーに出てきたベートーヴェンの第九第一楽章を聴きながら、
スコアを横に広げて、夏休みの宿題を終わらせました
スコアを横に広げて、夏休みの宿題を終わらせました
夏の第九もいいもんですな〜