古道と言っても割と有名な大山街道(矢倉沢往還)。今では国道246号線と言った方が判りやすいと思います。
といっても国道246号をひたすら歩く訳でなく、246号線に沿いながらもところどころ逸れてところにあるのが古道です。
今回はJR横浜線長津田駅から出発して相鉄さがみ野駅間の街道を歩いて来ました。
JR横浜線長津田駅南口から出て、時計回りに駅前バスロータリを周り線路を背にして国道246号方向に緩やかに下って行き、最初の信号のある交差点(長津田駅南口入口)を右へ。
先ず最初のポイントは「上宿常夜燈」
しばらく歩くと歩道から右に急な登り坂が現れるので、右手の坂道を登って行くと坂の途中、左手に常夜燈と地神塔が見えて来ます。
横浜市地域史跡 長津田宿常夜燈二基の内の上宿にある一基で隣には地神塔。
この常夜燈は天保14年(1843年)に宿中の秋葉山講中が建立したものだそうで、となりの地神塔は翌年に建立されたそうです。
そのまま、坂道の登って行くと大石神社の脇に到着。
ご神体は円形の自然石だそうで、在原業平朝臣を祀った神社だそうです。
鳥居をくぐり社殿正面の石段を降りて再び大山街道へ。
石段を降りて街道に戻り、右へ。
長津田小学校入り口の交差点を右折して緩やかな坂道を上り小学校手前の左手に伸びる細い未舗装路が大山街道。
未舗装路の右手に「旧大山街道」と書かれた標柱が建っているので迷う事はないかと思います。
右手は小学校の石壁で左手は雑木林。
昔の街道としても狭い道です。
少し歩くと石段があり道路で分断されており、横断歩道を渡って反対側へ。
歩いて来た道を延長した形で細い道が伸びてますが、両脇には民家が建ち並び舗装された小径になっています。
小さい交差点ですが、一応信号のある交差点で右折。
しばらくは緩やかな上り坂が続き、遠くの山並みの上に富士山の山頂部が見えたので望遠にして撮影。
自分の頭の上の空は晴れ渡っているのに遠くの山並みは霞が掛かっているのが残念。
国道246号に突き当り厚木に向かって右側は歩道がなくなるので、信号を渡り反対側へ。
左手にはアスレチックコースなども見えて来ますが、特に目を楽しませる景色もなくただ歩くのみ。
つくし野交差点に以前、マクドナルドがあったんですが今回歩いてみたところ閉店。
テナント募集中の貼紙がありこの建物の裏手の道が旧大山街道らしいので一応歩いてみました。
大山街道は再び国道246号で塞がれてましたので、歩道橋を渡って反対側へ。
歩道橋を渡って信号を渡り厚木方面へ向かうとすぐ右手に曲がる細い道が旧大山街道。
位置的には国道246号が左手にあり、右手下には田園都市線。
この細い道だけが周りから一段高くなっており「馬の背」と呼ばれているそうです。
特に何もないですが、見晴らしも良くぴったりのネーミングで気分が良くなります。
良い気分はすぐに終わり、再び国道246号沿いの歩道へ。
右手に下っていく道を進み、すずかけ台駅近くへ。
こうま公園で一休みして国道246号へ戻り、歩道橋を渡って反対側へ。
横浜市緑区から東京都町田市とかなり入り組んでいます。
国道246号も途中高架になり、左側の下の道へ。
右手に高架を見ながら一旦「辻地蔵尊」へ寄り道。
左折してすぐに左折した先にポツンとあるのが地蔵堂と道祖神。
念仏供養や諸願成就を願って元文5年11月(1740年)に建てられたもので霊験あらたかと崇敬され親しまれて来たそうで、昭和38年(1963年)に国道246号線の拡幅に伴いこの地に移されたそうです。
東名入口交差点を渡って目黒交差点までひたすら歩きます。
途中、大ヶ谷戸バス停先の交差点角に「大ヶ谷庚申塔」があり、目黒交差点手前国道246号の高架が下の道と合流する左手の公園のような場所に「五貫目道祖神」。
他には山王山日枝神社、浄土真宗円成寺もありました。
今回のルートで面倒なのは国道246号の存在。
旧道をそっくりそのまま道幅を拡幅して246号とした訳ではなくまっすぐに造り直しているので旧道が分断されてしまっており、反対側に渡るために遠回りしなければならなくなる事。
目黒の交差点を反対側に渡って、渋谷方面に戻り左斜め後方に曲がる道を入り、境川に掛かる鶴瀬橋を渡るといった無駄動きが発生。
観音寺交差点を渡ってここからは下鶴間宿。
大山阿夫利神社御分霊社。相州鶴間村と刻まれた道標があり、境内には新田軍の鎌倉進撃路(新田氏関係地名)の地図があります。
新田氏縁の家だそうです。
しばらくは鶴間宿内ですので、歩きながら周りを見回すと石仏・石塔、神社・仏閣があちらこちらにあります。
旧民家(小倉家)を復元した下鶴間ふるさと館を過ぎてすぐの右手の急な石段があり、下の方には上半身がほとんどない不動明王像があり、すぐ先の石段を上ると鶴林寺。
鶴林寺と下鶴間不動尊とは上で繋がっており社と蚕神さまと天神さまが祀れてました。
鶴林寺を過ぎてすぐの右手分れ道角にお地蔵様と常夜燈、そしてまんじゅうや跡の解説板に道標。
坂を登り切ると右手に厄除地蔵。
更に少し歩くと山王日枝神社があり、入口左手に庚申塔と青面金剛立像があります。
ここから先は一般的な普通の道。ただし、割と真っすぐな道でひたすら西に向かって歩く形になるので冬場の日が傾くのは早く常に太陽に向かって歩く形になるので、撮影はほとんど逆光!
アポロキャップでも被っていれば日差しを遮る事が出来たにと思いながらぶらぶらと・・・。
小田急江の島線鶴間駅で散策を終了しても良かったのですが、以前相鉄さがみ野駅から海老名まで大山街道を歩いたので連続性を考えて最終目的地まで歩きました。
日時:2011年12月18日 12:11:35 ~ 15:45:07
所要時間:3時間33分32秒
平均速度:3.4km/h
といっても国道246号をひたすら歩く訳でなく、246号線に沿いながらもところどころ逸れてところにあるのが古道です。
今回はJR横浜線長津田駅から出発して相鉄さがみ野駅間の街道を歩いて来ました。
JR横浜線長津田駅南口から出て、時計回りに駅前バスロータリを周り線路を背にして国道246号方向に緩やかに下って行き、最初の信号のある交差点(長津田駅南口入口)を右へ。
先ず最初のポイントは「上宿常夜燈」
しばらく歩くと歩道から右に急な登り坂が現れるので、右手の坂道を登って行くと坂の途中、左手に常夜燈と地神塔が見えて来ます。
横浜市地域史跡 長津田宿常夜燈二基の内の上宿にある一基で隣には地神塔。
この常夜燈は天保14年(1843年)に宿中の秋葉山講中が建立したものだそうで、となりの地神塔は翌年に建立されたそうです。
そのまま、坂道の登って行くと大石神社の脇に到着。
ご神体は円形の自然石だそうで、在原業平朝臣を祀った神社だそうです。
鳥居をくぐり社殿正面の石段を降りて再び大山街道へ。
石段を降りて街道に戻り、右へ。
長津田小学校入り口の交差点を右折して緩やかな坂道を上り小学校手前の左手に伸びる細い未舗装路が大山街道。
未舗装路の右手に「旧大山街道」と書かれた標柱が建っているので迷う事はないかと思います。
右手は小学校の石壁で左手は雑木林。
昔の街道としても狭い道です。
少し歩くと石段があり道路で分断されており、横断歩道を渡って反対側へ。
歩いて来た道を延長した形で細い道が伸びてますが、両脇には民家が建ち並び舗装された小径になっています。
小さい交差点ですが、一応信号のある交差点で右折。
しばらくは緩やかな上り坂が続き、遠くの山並みの上に富士山の山頂部が見えたので望遠にして撮影。
自分の頭の上の空は晴れ渡っているのに遠くの山並みは霞が掛かっているのが残念。
国道246号に突き当り厚木に向かって右側は歩道がなくなるので、信号を渡り反対側へ。
左手にはアスレチックコースなども見えて来ますが、特に目を楽しませる景色もなくただ歩くのみ。
つくし野交差点に以前、マクドナルドがあったんですが今回歩いてみたところ閉店。
テナント募集中の貼紙がありこの建物の裏手の道が旧大山街道らしいので一応歩いてみました。
大山街道は再び国道246号で塞がれてましたので、歩道橋を渡って反対側へ。
歩道橋を渡って信号を渡り厚木方面へ向かうとすぐ右手に曲がる細い道が旧大山街道。
位置的には国道246号が左手にあり、右手下には田園都市線。
この細い道だけが周りから一段高くなっており「馬の背」と呼ばれているそうです。
特に何もないですが、見晴らしも良くぴったりのネーミングで気分が良くなります。
良い気分はすぐに終わり、再び国道246号沿いの歩道へ。
右手に下っていく道を進み、すずかけ台駅近くへ。
こうま公園で一休みして国道246号へ戻り、歩道橋を渡って反対側へ。
横浜市緑区から東京都町田市とかなり入り組んでいます。
国道246号も途中高架になり、左側の下の道へ。
右手に高架を見ながら一旦「辻地蔵尊」へ寄り道。
左折してすぐに左折した先にポツンとあるのが地蔵堂と道祖神。
念仏供養や諸願成就を願って元文5年11月(1740年)に建てられたもので霊験あらたかと崇敬され親しまれて来たそうで、昭和38年(1963年)に国道246号線の拡幅に伴いこの地に移されたそうです。
東名入口交差点を渡って目黒交差点までひたすら歩きます。
途中、大ヶ谷戸バス停先の交差点角に「大ヶ谷庚申塔」があり、目黒交差点手前国道246号の高架が下の道と合流する左手の公園のような場所に「五貫目道祖神」。
他には山王山日枝神社、浄土真宗円成寺もありました。
今回のルートで面倒なのは国道246号の存在。
旧道をそっくりそのまま道幅を拡幅して246号とした訳ではなくまっすぐに造り直しているので旧道が分断されてしまっており、反対側に渡るために遠回りしなければならなくなる事。
目黒の交差点を反対側に渡って、渋谷方面に戻り左斜め後方に曲がる道を入り、境川に掛かる鶴瀬橋を渡るといった無駄動きが発生。
観音寺交差点を渡ってここからは下鶴間宿。
大山阿夫利神社御分霊社。相州鶴間村と刻まれた道標があり、境内には新田軍の鎌倉進撃路(新田氏関係地名)の地図があります。
新田氏縁の家だそうです。
しばらくは鶴間宿内ですので、歩きながら周りを見回すと石仏・石塔、神社・仏閣があちらこちらにあります。
旧民家(小倉家)を復元した下鶴間ふるさと館を過ぎてすぐの右手の急な石段があり、下の方には上半身がほとんどない不動明王像があり、すぐ先の石段を上ると鶴林寺。
鶴林寺と下鶴間不動尊とは上で繋がっており社と蚕神さまと天神さまが祀れてました。
鶴林寺を過ぎてすぐの右手分れ道角にお地蔵様と常夜燈、そしてまんじゅうや跡の解説板に道標。
坂を登り切ると右手に厄除地蔵。
更に少し歩くと山王日枝神社があり、入口左手に庚申塔と青面金剛立像があります。
ここから先は一般的な普通の道。ただし、割と真っすぐな道でひたすら西に向かって歩く形になるので冬場の日が傾くのは早く常に太陽に向かって歩く形になるので、撮影はほとんど逆光!
アポロキャップでも被っていれば日差しを遮る事が出来たにと思いながらぶらぶらと・・・。
小田急江の島線鶴間駅で散策を終了しても良かったのですが、以前相鉄さがみ野駅から海老名まで大山街道を歩いたので連続性を考えて最終目的地まで歩きました。
日時:2011年12月18日 12:11:35 ~ 15:45:07
所要時間:3時間33分32秒
平均速度:3.4km/h