散歩のついでに・・・

犬も歩けば棒にあたる。デジカメを常に持ち歩き、気ままに撮った写真を中心に思い思いに綴っています。

相鉄相模大野駅-海老名駅(大山街道)

2009-05-31 15:19:09 | 古道
天気も持ち直したようですし、夕方までは雨が降らないようなので散歩。
東海道五十三次も箱根でストップしたままなので、代わりに今年は大山街道を歩いてみようと思っていたので、相鉄沿線の駅から出発できるルートを散策。
相模大塚駅出発です。
お隣のさがみ野駅でも良かったのですが、相模大塚駅から散策に出掛けた事がなかったので多少遠回りする事になりますが、相模大塚から出発。
駅前のロータリを抜けて国道246号線方向へ進んで行き、桜森の交差点まで行きます。
現在の地図では交差する太い道が厚木(大山)街道と記載されていますが、目指すは旧道。
交差点を渡って工場脇の道へ進みます。交差点を渡ってすぐに右折をしてそのまましばらくは真っすぐな道をひたすら歩いて行きます。
国道246号に突き当たる手前に歩いて来た道に対して斜めの道と交差したところで左折。
この国道246号から斜めにさがみ野駅へ向う道が旧の大山街道。
ひたすら真っすぐな道を歩きます。
さがみ野駅入口交差点を通り過ぎ、踏切を渡って大塚交差点。
昔、塚があったそうですが現在は何もなくただの交差点。
ここからもひたすら道なりに進みます。歩いていて左右からの合流して来る道を見ると下り坂。
尾根道を通っているようです。昔は沢や川の近くの道は大雨による増水の危険から逃れるため尾根に沿って道が開かれていた事を実感!
赤坂というバス停に大きな銀杏の木があり、バス停と銀杏の大木の間にあった不動明王座像。
台座の側面には何やら文字が彫られているようですが、風化によってぼろぼろとなっていて「江戸○×△?☆」。
結局江戸の文字しか読み取れませんでした。
ここから緩い坂を下る途中の左手延びる道の交差点。民家の塀の脇に道標があります。
手前側面には「右 国分 厚木 左 大塚 原町田」 もう片方の側面には「向ニ 小園 早川 綾瀬村小園」と刻まれており、左の道を進むと小園や早川に行く道だと判ります。道標の並びに「渡辺華山ゆかりの道」とい言う案内板が建っており小園や早川に抜ける道は「古東海道」と書かれていましたが、古東海道ルートはどのようなルートか気になるところです。
角の反対側、マンション横の公園に建っていた石碑ですが、文字が判別できず何の石碑なのかは不明。
再び、歩き始め望地の交差点。
右へ曲がれば現在の厚木街道ですが、大山街道は交差点を渡った二本道の右の道らしいので横断歩道を渡って右側の緩やかな登り坂へ。
右手に公民館があり、公民館前の空き地の道路に面した場所に馬頭観音がありました。道路の反対側には公園。おそらく晴れた日にはこの公園から大山が見えるのではないかと思います。
公園と公民館の間の道を下って行き、道なりに右に曲がって右手の民家脇、少し奥まったところに道祖神があります。道をそのまま進んで厚木街道に出て目久尻川を渡って、すぐ右に曲がり川に沿って進んですぐ左の未舗装の道の先には伊勢山自然公園。
普段ですと公園内の散策となるところですが、今日はどこまで歩くかを決めていないので今回はパス。
再び通りに戻って歩いて行くと道は二叉に別れます。
史蹟逆川碑
大化の改新の頃に目久尻川を塞き止めて分岐させて海老名の耕地の灌漑用や運送用に水路を掘り作った川だそうで、以前の川の流れを解説した碑が建っていました。
二叉に別れた右の道を進み、道標や温故館(老朽化して倒壊の危険があるため閉鎖中)や道祖神を見掛けながら海老名駅へ。
途中には国分寺跡や海老名の大ケヤキなども見掛けましたが、以前かしわ台から海老名駅まで歩いた時にゆっくりと見物したので今回はパス。

海老名駅到着です。
途中から日差しも出て来て汗だく!
道路沿線の開発も進んでおり、建物ばかりで木陰や休憩する公園もほとんどないルートでした。
尾根道を歩いて海老名近くで低地になるほとんど急な登り坂のないコースだったんで歩くのは楽でしたが、日差しを除ける事が出来ないルートですので真夏はキツいコースかと思います。
寄り道しつつのんびり歩いて2時間のコースでした。
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