美術教材を扱う会社の展示会に行ってきました。
参加者は主に学校関係者。
私は徳永写真美術研究所の主宰者として参加。
当日、会場には教材の製造元がブースを構え
体験コーナーを設けて自社製教材を紹介していました。
絵画、版画、彫塑、陶芸・・・と、
小・中・高と学校教育で体験した技法のほかに
こんなものも・・・?と思うほど
教材の多様さに驚きました。
創る事が大好きな私にとっては目移りする状態で
あれもこれも体験したいと、創造心がくすぐられました。
なかでも、私の心を捉えたのは
“ ガリ版プリント ”
その名の通り、ガリ版を版とするプリント技法です。
小学生の時、学級新聞を作っていた先生は
青いペラペラした紙にボールペンで文字を
書いていたことを思い出しました。
その青いペラペラの紙を使ったプリント技法です。
サンプルを見るだけでは物足りず、体験することに。
TIPAマークの4×5カメラを描き、赤色で刷ってみました。
手間のかかる製版作業もなく、気軽に版作りができる技法です。
このラフさがなかなか気に入りました。
Yoshie