昨日の続きです。
GDBの足回りを冬仕様から夏仕様に戻すついでに
ターマックラリー仕様にしたいというので
今のサスペンションを仕様変更しました!
今付いているサスペンションはクスコのZERO2Eなので
全長調整式だからこそ出来る裏技を使います。
まず、ターマックラリーで使用するという前提で考えると
メーカーを問わず車高調で車高を落とすと
GDBはリアの伸びストロークが不足します。
但し縮みのストロークには多少余裕が有るので
縮みのストロークを減らしてその分伸びストロークを
増やす為にリアにヘルパースプリングを入れてあげます。
ただそれだけでは車高も落ちてしまうので、
その分全長を伸ばしてやれば、同じ車高のままで
伸びストロークを増やしてやることが出来ます
ちなみにフロントは縮みのストロークに余裕が無いので
伸びを増やすのは難しいです。
だた闇雲に伸ばすのではなく、現車のストロークを測って
どの程度伸ばせるか、縮みを減らせるか確認しないと
すぐに底付きしたり、先にバネが線間密着してしまう可能性も
ありますのでご注意下さい。
今回のGDBの場合はリアの縮みがあと20mm位は余裕が
有ったので20mm伸びを延長することにしました。
そしてまたスターシェフの出番です。
縮みのストロークを確保する為にバンプラバーを料理します
左が調理前、右が調理後です。
ストロークが増えて当たりがソフトになるように考えて
料理しました。
その代わり大入力には弱いと思いますが
料理ついでにフロントのバンプラバーも料理しました!
そしてリアにヘルパーを入れて仮組みです。
ここから全長&とヘルパーの位置を合わせて行きます。
まずは基準の全長と車高になるよう合わせたら
ヘルパーのストロークを測ります。
全密着でヘルパーが何ミリか判らなければ
このように実際に全密着させて測ります。
ここから20mmストロークを取ります。
この位置でヘルパーのスロトーク20mmです。
続いて全長を20mm伸ばしてやります。
そうすれば車高が変わらずに伸びと縮のストロークの
バランスを変更出来ます
伸びストロークが増えているのがお判り頂けるでしょうか
これで誰にも気が付かれずに足が2cm長くなりました
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