みそ汁はたまご入り

群馬の山奥・通称ムーミン谷に住んでいる プライベーターラリーストのライブログ

高性能エンジンオイルって交換しなくても良いの?

2011-02-25 15:44:00 | いいはなシーサー

最近、何万キロオイル交換不要とか!いう触れ込みの

エンジンオイルがよく見かけますね。

本当なのでしょうか!?

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一般使用のみであればあり得る話ですが

競技で使用する場合には絶対にあり得ないですね!

仮に、もの凄い耐久性が有って全開走行を繰り返しても

性能の全く落ちないエンジンオイルが有ったとしましょう!

どんなに性能が劣化しないエンジンオイルだとしても

今の内燃機の構造では燃料希釈することを防ぐことは

不可能です。

シリンダーとピストンの間で油膜を貼っているオイルに

燃焼室で霧化された混合気が混ざっていくのを

防ぐことは出来ません。

つまりガソリンがオイルに混ざっていくと言うことです。

ピストンクリアランスが大きければ圧縮抜けも発生しますので

よりオイルとガソリンが混ざりやすくなります。

オイルから見ればガソリンは不純物ですので

オイルの純度がどんどん落ちていくのと同じ事です。

極端な事を言えば水が混ざって行くのと同じ事です。

燃料によって薄められた(希釈)されたオイルは

同然性能劣化します。

オイル自体が新しくても燃料希釈の激しいエンジンに入れれば

あっという間に性能が劣化してしまいます。

ですので、距離乗っていないから!とか、まだ汚れていないから!

とか言ってオイル交換をしないと最悪エンジンブローさせてしまう

事も有ります。

エンジンオイルの交換時期はまずは距離で判断で良いと思いますが

距離を乗っていなくても、全開走行が多い競技車はたまに

オイルキャップを開けてエンジンの中の匂いをチェックして下さい。

燃料希釈が多くなると明らかにガソリン臭くなりますので

判ると思います。

ガソリン臭い様でしたらオイル交換をお奨めしますね!

人によっては走行距離ではなく燃料を入れた総量で

オイル交換の時期を判断すると言う人もいます。

確か3~500㍑入れたら交換と言っていたような気もします。

町乗りだけで仮に500㍑でリッター10km走れば5,000kmで交換です。

全開走行のみでリッター2kmだとしたら1,000kmでオイル交換ですね!

確かにこの方法の方が理にかなっているとは思いますね!

問題はトータル何㍑使ったを覚えていられるかですね