製作、主演をつとめた女優さんのグレン・クローズのインタヴューを読んだら、「究極のところ、これはサバイバルについて、そしてアイデンティティについての物語なの。」と仰っている。
出演者(たいてい主演)のインタヴューをついつい読んでしまうんだけど、読むと自分の思っていたことと違うことを言っていることが多くて、「ハズレ」なのか?と思ってしまう。
設定の奇抜さを横に置けば、地味な映画だと思う。ただその地味さが、深まり広がりを持つのは、アルバート氏の夢が次第に現実を離れ、一人歩きしていくところのように思う。哀れでもあるけれど、ラストがあるからいいじゃないか!アルバート氏の夢、妄想、人生は、現実を動かした。
サバイバルと言うなら、アルバート氏は見事にサバイバルしたように思えば、後味のよい映画だった。2011年、アイルランドの映画。ロドリゴ・ガルシア監督。
出演者(たいてい主演)のインタヴューをついつい読んでしまうんだけど、読むと自分の思っていたことと違うことを言っていることが多くて、「ハズレ」なのか?と思ってしまう。
設定の奇抜さを横に置けば、地味な映画だと思う。ただその地味さが、深まり広がりを持つのは、アルバート氏の夢が次第に現実を離れ、一人歩きしていくところのように思う。哀れでもあるけれど、ラストがあるからいいじゃないか!アルバート氏の夢、妄想、人生は、現実を動かした。
サバイバルと言うなら、アルバート氏は見事にサバイバルしたように思えば、後味のよい映画だった。2011年、アイルランドの映画。ロドリゴ・ガルシア監督。