志賀高原・熊の湯から笠ヶ岳の横を通る県道を走ると、このとき紅葉は山の中腹まで降りてきていました。
山田牧場まで来ると赤く染まる木々が無いのでちょっと寂しい風景でしたね。
しかし満山荘まで降りると、赤く紅葉した木々がちらほらありきれいでした。
早速立ち寄り湯に入ろうと玄関まで入ったのですが、すでに日帰り受付時間の１４時をまわっていました。僕の勘違いで１５時まで入れると思ったのです。
旅館の人が「遠くから来てもらったので特別に・・」とのご好意に甘えて入ることが出来ました。早速８００円を払い温泉へ。
ここの浴場は玄関から急な階段を上がり、渡り廊下を下り、やっと男女別の入り口に到着するのです。
途中には館主の趣味であろうか、レトロなカメラを展示していました。
脱衣場に入るとちょっと狭いのですが、棚がいくつも設置されていました。
浴室に入ると、内湯は５人でいっぱいになるくらいの広さで、一万尺風呂という露天風呂は４人でいっぱいになるくらいの広さでした。
残念ながらアルプスは見えなかったのですが、掛け流された透明で少し硫黄の香りのする湯はとても気持ちがよかったですよ。
この日は気温が高かったので少し熱めの湯でしたが、ゆっくり入ることができました。
湯船は狭いですが白い湯の花も舞ういい湯で、お客さんが少ないので落ち着いて入れました。
風呂上りにジュースを飲んでくつろいでいると、女将さんらしき人が「いらっしゃいませ、温泉は熱く無かったですか？」と声をかけていただき「いい湯でしたよ」と言うと、「ありがとうございます、またいらしてください。」とおっしゃってくださいました。
いつか雪の見えるアルプスの山々を見て入りたいですね。
７３度 単純硫黄泉 掛け流しの透明で白い湯の花が舞っているいい湯でした。
