旅の帰りは国道１９号線の木曽路を通るので、その途中に有る天神温泉・国民宿舎青雲荘へ。
場所は木曽駒高原スキー場へ行く県道途中に有るんです。
到着すると、なんとも怪しげな建物が見えました。
中へ入り５００円を払うとご主人らしき人から説明が。
「ここの露天風呂の蓋は自動開閉式になっていますので、緑のボタンを押すと開き、赤いボタンを押すと閉まります。決して手動では開けないでください。」とのこと。
階段で二階へ上がり、左奥へ進んで渡り廊下を挟み離れ向こうに浴室入り口がありました。
その入り口近くには飲泉場もあるんです。飲んでみると鉄分いっぱいの苦酸っぱい味がします。
脱衣場へ入ると、十人分くらいの棚があるんです。貴重品コインロッカーも脱衣場外にありました。
まずは内湯ですが、古くなった木製の湯船に白っぽい赤茶けた湯の花の舞う湯加減はぬるい湯が張られていました。
雑誌には加温掛け流しと書かれていましたが、湯口を見つけることが出来ませんでしたね。
そして露天風呂へ。
ご主人の言われたとおり緑のボタンを押すと、スルスルと木製の蓋がスライドして開くんです。
湯船はプラスチックのバスタブなので風情がありませんが、他にお客さんが居なかったのでゆっくり浸かることが出来ました。
けれど山の中ということで、蚊に刺されてしまいましたね。しかも内湯には網戸が無いので、洗い場でも刺されました。
１２度 含二酸化炭素 ナトリウム カルシウム 炭酸水素塩 塩化物冷鉱泉
湯上りには広間の休憩室が有るのでゆっくりできました。
連休中でも人が少ないので、また土日にでも立ち寄るかも？
