夏の夕暮れ時は
空が赤く染まったり
もうすぐ来る秋を予感させるので
無性に昔のことを思い出したりします。
戻らない時間はとても大切な思い出も含んでいて
そんな思い出も蘇る時間があるから不思議だなあ。
人はみんな経験によって思い出も様々で
自分が経験した事しかわからないけど
それぞれの人たちが経験したいろんなことが色んな思い出になっているから
そんな人たちの思い出を
赤い空は優しく受け止めているのかなぁ?
通り過ぎたものはすべてが幻となってしまうし
決して元には戻らないけれど
時々幻影としてまとわりつくけれど
思い出だけは大切に育まれるなあと想いました。
人の数だけそんな大切なものがあるから
そんな大切なものが満ちてる世の中なんじゃないかなあって
ふと想ったりして
夕暮れ時に立ち尽くす
きなこはそんな心が見えるの?
と、聞いてみたけどわからない。(笑)
動物たちにも何らかの心や気持ちはあるのだろうなあ。
カニたちやフナムシや
おいかけっこしたりかくれんぼみたいになったり。
まてえ❢って追いかけて捕まえて表に逃がすという運動会。
ヤモリの赤ちゃんはアカテガニウロウロしたら危険だ。
自然は過酷でもあるし。
でも
みんなまるで何か話すとわかったように動くから
ついつい気持ちあるのかなぁ?って想います。
少なくともわんこやにゃんこは
よーくわかってるみたいです。
人に生まれて
色んな感情を得て
幸せなのだなあとふと想います。
色んな感情を得たからこそ
色んな事を感じて
笑ったり泣いたり。
時々怒ったり。
人はみんなみんなそんな物語を持っているので
私はおるごーるの中に
色んな物語を入れていきたいなあと
そんな事も想っています。
大切な物を大切に抱きしめられるように。
そんな大切なものは
過去の幻影を
これからの糧にしてくれるのだなあと想うのです。
幻影は優しい歌のようなもので
思い出や喜びや哀しみを連れてきますが
それがあるからこそ
豊かで優しい時間を人は感じていけるのかなぁと
そんな事を
夏の夕暮れ時は想わせますね。
赤い夕暮れ時。