KOBAYASIさん宅に用事があって二人でお出かけしました。その帰りにローズガーデンに寄りました。

今年もたくさんのバラが咲いていましたが、どこかこれまでと違います。バラの花の名札が付いていなかったり、昨年までの育ち方とどこか違います。そして昨年までは大小たくさんのバラの苗を売っていたのですが、今年はごくわずかの小苗のバラしか売っていません。
どうにも変なのでバラを売っている人に聞いてみると、昨年までは小倉バラ園がここのバラを管理し、バラの販売もしていたのだそうです。
小倉バラ園のご主人がご高齢となって、今年からビル管理がバラ園の管理をしているのだそうです ・・・ ?

ここで私が一番好きなバラは、「ピノキオ」というツルバラです。昨年このバラが気に入って買い求めようとしたのですが売っておらず(出張販売している小倉バラ園)、あきらめざるを得ませんでした。
今年も「ピノキオ」が、昨年よりは時期が早すぎたのかやや小振りに咲いていました。それでも、このガーデンの中では昨年と同じく私の一番好きなバラでした。
しかしこのバラには名札が付いていませんでした。調べてもらうとやはり「ピノキオ」でした。
今年も「ピノキオ」は売っておらず、小倉バラ園に行くと、もしかするとあるかもしれないと教えてくれました。
そんなに遠くないので、小倉バラ園に出かけました。

小倉バラ園のご主人は、「年いったからからあっちの方は止めた」と話し、たくさんのことを私たちに教えてくれました。スタンダード仕立てをする場合は野バラの台木の高いところに接ぎ木するのだ(高接ぎ)するのだそうです。プロの間ではそうでないと価値がないと実際の作品で説明してくれました。
ツルバラの「ピノキオ」は評判が良いのでいくらか接ぎ木をして育てており、まだ小苗なのだそうです。その小苗の「ピノキオ」を1鉢買い求めて来ました。
貴重な「ピノキオ」を、私独自のスタイル(スタンダード仕立ての3連仕立て?)で育ててみようと思います。高接ぎではないスタンダード仕立てとなるのでプロの方には見てもらわないことにして大切に育てていこうと思います。
私の3連仕立て(仮称)は八戸でヒントを得たもので、是非とも素晴らしい作品に育てたいと思います
