三寒四温
またまた寒さが舞い戻ってきたので
あたたかい温室で咲いていた君子蘭の
華やかな色を思い出しています
先日、アンティークもみじさんで
茜染の古布で作った
素敵なバックを見せていただきました。
この地域に古くから伝わる大枡絞りの茜染の古布です。
伝統の文化もこんなふうによみがえるんですね
工房では
茜染や紫根染の研究を生かして
地元の小学校に贈り物をしたいと考えている最中です。
未来を担う子どもたちに
古くから伝わる伝統文化を伝え
地域に誇りを感じてもらえたら嬉しいのですが・・・
ムラサキの根を臼で搗いて
染液を揉み出し
その染液の中でゆっくりと布を繰って
心をこめて染めた紫根染です
癒しの庭の庭師や息子たちが卒業した
小学校の校歌に
「茜の雅かにおえる紫~」
と歌われている
紫根染と茜染なんですよ
さてどんなプレゼントになるかは後のお楽しみ・・・
花にもたくさんの色合いがあるように
紫色の種類も
ほんむらさきに、こきむらさき、えどむらさき、きょうむらさき
こだいむらさき、ふじ、ふたあい
あやめ、すみれ、ききょう
しおん、アメジスト・・・などなど
たくさんの色相があります。
どんな紫根染の紫色を目指したいか
工房の仲間たちが
それぞれに思う紫のイメージを出し合ったら
なんと7人の選んだ紫色が全員違っていたのです
最後に見えた8人目
「こきむらさきがいいね。」
そのひとことで一位は
2人が選んだ「こきむらさき」に決定!
やはり冠位12階の最高位ですかね~
人それぞれに思う紫色ってずいぶん違うものですね。
お花だったら
こんなクレマチスも素敵ですよね~
では、またね
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