みちのくの冬の風物詩
八戸えんぶりを楽しんできました。
ずうっと以前から見てみたいと思っていた
北国に春を呼ぶ伝統の祭り
八戸えんぶりです。
今回は文化財保護協会と郷土史学習会の研修旅行で
八戸公会堂で堪能してきました。
八戸えんぶりは
約800年の伝統があり
国の重要無形民俗文化財に指定されている
八戸地方を代表する民俗芸能です。
土をならす「えぶり」という農具を持って踊ったのが由来だそうです。
舞は稲作の一連の流れを表しているのだとか・・・
馬の頭をかたどった
色鮮やかな「烏帽子(えぼし)」をかぶった踊り手が
豊作を願って
頭を大きく振って勇壮に舞う姿に
自然と共に暮らす人々の力強さを感じました。
公会堂で行われたえんぶり組は4組で
松の舞や
七福神にふんして鯛を釣り上げるユーモラスな舞いなど
小学生や中学生、地域のみなさんが演じ
八戸の明るい未来を感じました
子どもたちのかわいらしい祝福芸は
見事なものでした
3、4才位の小さな子どもたちも
あどけない様子で
上手に舞っている姿にびっくり~感激~
整然と並んで
1時間ぐらいも動かないで
仲間の舞をじっと見つめている態度にも
感心してしまいました
子どもたちが
自分たちの役割をしっかりと理解している様子が
じーんと伝わってきました。
伝統の民俗芸能は
後継者不足に悩んでいるところが多いと言われますが
学校と地域が一緒になって
しっかりと子どもたちへと受け継がれている
八戸えんぶり行事
素晴らしい
みちのくの冬の風物詩が終わると
春のたよりが聞こえ始めます
明日は雨水ですね。
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