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フジ(藤)の剪定

2012年06月18日 | ガーデニング

 

庭師は、フジ(藤)の剪定を行いました。

昨年のフジの剪定は、プロの庭師が行いました。

 

                                                                5月26日の藤の開花状況


私は、お気に入りのプロの庭師に年に1回だけ来ていただきます。

共に仕事をしながら

庭師の仕事を学ぶためです。

昨年の6月末に、このフジを剪定していただきました。

樹形を整えるための強剪定を行ったので

今年5月末の花はたくさんは咲きませんでした。


今年の剪定は、我が家の庭師が

来春にたくさんの花を咲かせるための剪定を行いました。



藤棚の右も左も、藤蔓(ふじづる)が思いっきり伸びています。

この蔓をどのように切るかが、今後の開花に影響します。

まずは、フジの様子を観察します。

 


昨年の春から夏に伸びた枝(茶色)

より充実した短い枝に、今年の花が咲いています。

 


昨年の間延びした枝には、花が咲いてはいません。


藤の蔓は、放任しておくと、ぐんぐんと長く伸びます。

そして、そのために肝心の花芽が少なくなります。


その理由は

蔓を伸ばす「栄養生長」が旺盛になり

花や実を育てる「生殖生長」が弱まるためです。

今回の剪定は

まずは、長く伸びている蔓を取り除くことが大切ですが

今後必要とする枝を残すことも大切です。


そして、7月上旬に再度剪定が必要になります。

 翌春咲く花芽が形成されるのは、7月下旬から8月なので

7月上旬には、さらに伸びようとする勢いの強い枝を剪定します。

こうすることで

「栄養生長」を抑えて、「生殖生長」を促すことができます。

この時は、日光が株の内側まで当たるようにする剪定も行います。


そして花を盛大に咲かせるためには、三度目の剪定が必要です。

落葉期の冬の剪定です。

 冬の剪定が花を見るためのメインの剪定です。

この時期には

花芽と葉芽が肉眼で区別できるようになっています。

花芽の方が葉芽に比べてふっくらと丸みのある形をしています。


長く伸びすぎた枝や、花芽の付いていない枝を切りとって

来春の開花を迎えます。


 

                                                                        剪定後の藤棚

 

我が家の庭師は、職業のための庭師ではありませんが

来年の開花を楽しみに

我が家の庭師を楽しみたいと思います


昨年のフジの剪定をして下さったプロの庭師が

夕方に、「明日雨が降らないと来るよ」と

連絡に来て下さいました。


台風の前日ですが

明日は雨が降らないので

是非来て下さいと御願いしました。

明日のプロの庭師と一緒の庭仕事は楽しみです


 

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