トム wish

人生経験がすこしだけ豊富なトムの日常生活や おもしろ談話などで構成してます。

アタリなし

2015年12月06日 17時14分50秒 | 日記
子供時代なんてのが有るとすれば
それは、大人たちの様子を見ている
そんな時代だったハズだ

大人達は馬鹿馬鹿しいくらい働いていたようにも思えるが ずる賢い大人も沢山いたな

近所の雑貨屋には
紙で出来た 四角い箱に
ミシン目の付いてる 小さなフタが沢山あってね

お金を払うと そのミシン目を押し破り
中の小さなオモチャが貰えるのだが、
目的はそのオモチャでは無い!わけ

ミシン目のフタの裏にハンコがあれば
当たり‼︎ なんだ

箱の上段には 大きなブラモデルが有り
一等賞と書かれているのだね
さらに二等賞とかもあってさ

こんな感じ、、、

どうしても、当てたいので小使いをせびっては あしげく通ったが
当たらない!
数日過ぎたあたり
ミシン目の残りが三つくらいになった時に 雑貨屋のおばさんが言う、、、

アンタよく来るね~ 当たらないかい?
好い子のようだから おばさんが特別に
一等賞をあげるから もう、お帰り、、
内緒だょ、

が~ん‼︎
なんとも、複雑な気持ちだったな
そりゃ一等賞貰えるのは嬉しいがょ
当てたい気持ちは どうすりゃ良いか

あの時から懸賞や宝くじなんてね 信じなくなったかもしれん
当たりクジは入ってない!って感じ
しかし、
当てたい気持ちはフラストレーションで
未だに 強いからね
賭け事は案外、好きなのかもしれん。




またね。(*^_^*)














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