１０年経ってもまだ・・・

この記事が目に入りました。




ニュース【ナブラチロワが乳がんを告白「涙が出た」】




有名人が乳がんになったというニュースを聞くたびに、ドキっとします。


私が乳がんになり、腫瘍の摘出手術と放射線治療をしてから、早くも１０年が経ちます。

ドクターからは、完治の宣言とともに、今後ガンになる確率は普通の人と一緒とまで言われたのに、それからずっと私はこの病気から１００％回復してないように思います。

肉体的には回復しても、心まですぐに回復するものじゃなくて、
それは病気のあと数年後よりも、その後のほうが厳しいような気がしてます。


今でも時々ものすごく、衝動的に怖くなってジェイに「これ、シコリかも！腫瘍かも！！」って、体のどこかの軟骨とかを触っては泣きそうになるの。

放射線治療の最中に付き合い始めたので、私の痛々しい姿を知ってるジェイは、１０年経っても急にガンに怯える私を辛抱強く慰めてくれます。

「シコリじゃないから・・・、大丈夫だから・・・」って。


この恐怖からいつになれば開放されるのかなぁ。

でも、こうして怖さを知ってるから逆に体の変化などにすごく気をつけるようになってるかもしれません。

それに、若かった私でも乳がんになったのだから、人間いつ何があるかわからないというのも身に染みて実感してます。
だからなのか、楽しい事や興味のある事は先送りにしたくない、今すぐやっておきたいというライフスタイルになってしまいました。

辛い経験は、こうやって自分の糧にしていくしかない。

病気のおかげで今の自分がいるって、つくづく思います。


ガンは早期発見でかなりの確率で助かり、病気前の生活に戻れるから
特に乳がんや子宮がんの検査は、みなさんしっかりとやってほしいと心から思います。


そして、グラフと並んで大好きだったナブラチロワの術後経過と放射線治療がうまくいきますように・・・

とうとう克服しました

カナダの恐怖プールね。








この深さ３．８メートルのところに来ると、どうしても怖くなるという日記を前に書きました。

絶対に泳げる距離なんだけどなぁ・・・
水面下でプールの底が見えなくなるととたんにビビってしまいます。



昨日ね、準備体操もしっかりやって、ナンパしてくる白人オヤジをあしらいながらも、
かなり真剣に精神統一・・・



そして、やりましたよ！！！




底を見ると怖いので、深くなるところからは顔を水面下につけてても、
できるだけ前を見るようにして一気に端っこまで泳ぎました！


（ひょぇぇぇ～）


とか、声にはならない叫び声をあげながら、とにかく（ここは浅い、浅いんだよ！！）って
思い込みながら泳ぎました。


一度泳げると自信がついたのか、かなり平気になったよーパチパチ




ナンパオヤジはね、なぜか私の「一人チャレンジ」を見てたようで、

「You are doing good!」

とか言ってきたよ。


オヤジというか、おじいちゃんぽかったけど。
かなりの巨漢なんだけど、両腕に浮きをつけて一ヶ所で浮いてるだけなんだけどね、おじいちゃん。


で、私がおじいちゃんのそばを通り過ぎるたびに、


「君はジャパニーズ？」


とか、いちいち話しかけてくるのです
適当に返事して通り過ぎても、プールなんてすぐに折り返してまたおじいちゃんの前を通るんでね・・・





「オハヨウゴザイマス！」


とかおじいちゃん、知ってる日本語で話しかけてくるから、なんか忙しいんですよ。





で、とりあえずプールの深さも克服できたわけですが・・・


実はそれ以上の難関がこのプールにはあるのです。
たいした事じゃないんだけど、まだ私はちょっと慣れなくて・・・




また下手な図で説明します。







これがこのプールのシャワールームです。


お気づきのとおり、一つの部屋にシャワーが５，６つ設置されてます。




そして、そう・・・しきりがないんですよ


たまたま私がプールを出ようとした時、ちょうど「アクアビクス」が始まるとかで、
一気にたくさんの人が出たのね。


もちろん、みんな早くシャワーを浴びたいから一気にシャワールームへなだれ込み、
とにかくすぐに満員。








カルキを洗い流すだけかと思いきや、みんな水着を脱いで持参したシャンプーやボディーソープでガシガシと洗いはじめました。


（うわぁぁぁー）


って圧倒されてる私は水着のまま、立ち尽くしてたんですが、
順番待ちしてるおばちゃんたちはね、もう待てないの。


だから、シャワーとシャワーの間の「返り湯」で体を洗い始めたのですよ










もう何がなんだかわからない、この混雑ぶり（滝汗）。

っていうか、こういうオープンなシャワールームでは水着のままシャワーを浴びるべきじゃないのですか？




「銭湯？温泉？　いやーん、そんな人前で裸なんて・・・」



って恥らうカナダ人が、聞いて呆れますよ



で、私はどうしたかというと、一番最後におとなしくシャワー浴びました。
水着を脱ごうかどうか悩んだけど、一人だけ水着のままシャワー浴びるのもどうかと思って・・・


はい、脱ぎました



もちろん、それ以来プールを出る時はアクアビクスや水泳教室のスケジュールをチェックして、混まない時間に出てるのであのショッキングな光景を目にする事はもうないですけどね・・・


なんか、このプールに通いだしてから、いろんな意味で大人になりました。
ジェイに報告すると、




「じゃぁ、お祝いしよう！！」


とかノリノリです。




「お祝いにピザ食べよう！」




って、自分がピザ食べたかっただけかもしれません

なので私が、



「手作りピザにしようっか～♪」


って言うと、










「ホントノピザ、オネガイシマス」


って日本語で言われました

なぬー、私の手作りピザはニセモノとでも？？





ま、いっか。私も久々に食べたかったので、ドミノピザでガツンと買ってきました。











夫婦２人で、ラージサイズのピザ２枚！！！

私ね、３切れも食べたよ


そして、次の日のジェイのランチはもちろんピザ（２切れ）。
私のランチもピザ。

さらに残りを冷凍しておいて、来週くらいに私のランチになる予定です。



かなりオーバーカロリーなので、またせっせとプールに通わなきゃ・・・

あ、あとナンパおじいちゃんの対処も考えなきゃ（笑）



若い子にはとんとモテなくなったのに、じいさんにはモテモテです







ちょっと複雑な気分です。







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　　　　　　　　・・・バンクーバー部門１７ブログ中だけどね（汗）



↓こちらは相変わらずダメですけどね。

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