トミーのお気楽カナダ日記

最近、また新しいことを始めてみたくなりました。だから、ずっと眠っていたブログ再開です☆

野球談義

2007-08-03 | 今日のトミー




野球はほんとに面白いなぁー

最近、家ではオレンジジュース片手にテレビで野球観戦してます。



おやじ道まっしぐら


ビール飲めないから、ジュースなだけ。




カナダにも野球チームはあって、トロント・ブルージェイズとかがんばってるんだけど・・・


トミーが住むバンクーバーからトロントなんて、めちゃめちゃ遠くてまったく地元チームの実感なんて沸きません。

トミーは一番近いシアトル・マリナーズのファン
テレビでもシアトル・マリナーズの試合がよく放映されるから、それにかじりついて見てるわけです。


野球はね、日本でもトミ父の影響でしっかり阪神タイガーズ・ファンだったし、
夏になるといつも野球中継が流れてる家庭で育ちました。



日本のプロ野球も、すんごく面白くて好きなんだけど・・・

最近、マリナーズを中心にメジャー・リーグを見てると、
なんだか明らかに違うなーと思うことが多くて、それがまた面白い。



まず、メジャーリーガーは、守備が派手で華麗に見えます

なんでだろうなーと考えながら見てるんだけど、日本ではあまり見なかった体の動きがあるからなんですね。


素手キャッチはしょっちゅうだし、すごい体勢からそのままジャンプして体をひねりながらの送球。

ハットトリックっぽい動きがイニング毎に見れて、すんごい見ごたえあるの。



ト「ねぇねぇ、なんで日本の野球選手はこういう派手は守備をしないのかなー?



とジェイに話してみると、



ジ「それは、やっぱ高校の時から基本!基本!って、基本以外の動作を禁じられるから、体がそうなっちゃうんじゃないの?



と言います。

ジェイは2年間の日本での中学校勤務で、いくつかの運動部にも参加したんだけど、あまりの基礎練習の多さにびっくりしてました。

バスケなら、ドリブルならドリブルだけ!シュートならシュートだけ!という、
決まったフォームで決まった動作を体が覚えるまで練習させられるんですね。

そして、ちょっと違う動作を入れると、コーチや先生から怒られる。


そういう訓練を受けてきたら、いくらプロ野球選手でも体が自然と基本姿勢を取ろうとするんだろうね。




北米の運動教育は、日本とまったく違っていて、基礎体力とゲーム方式がほとんどだそうです。

筋肉をつけるための基礎体力の向上と、ゲームを通じて学ぶテクニックやリズム感が重視で、
一つの動作に何時間もかけるという教え方はあまり一般的じゃないみたい。




そういう事をふまえると、日本のプロ野球をテレビで見ていたある夜のことを思い出しました。





それはまだ新庄がまだアメリカに行く前で、外野フライをキャッチしたシーン。

新庄はね、ボールがグローブに入る瞬間にジャンプするのですよ。
(わかる人はわかるよね♪)


これは、一見かっこいいの

でもその時のテレビの解説をしてたおじさん(誰か忘れた)が、


新庄はまたジャンプしながらボールを取ってますねぇ・・・
この悪い癖をやめるように、コーチも言ってるようなんですが、なかなかやめないですね~



というような事を言ってたの。

その時トミーは


(ふーん、これって新庄の悪い癖なんだ・・・)


なんて思ってたんだけど、今になるとなぜ彼がそういうキャッチングをしたのかよくわかります。


実際に立ってやってみるとわかるんだけど、ボールがグローブに入る瞬間にジャンプすると、
着地で1歩、その次の1歩ですぐに送球体勢に入れるのです。


でも、これをジャンプしないで両足を地面につけてキャッチすると、
それから3歩歩かないとボールって投げれないように思うのです。




この1歩の差ってさ。



かっこいいとか派手なアクションとかの問題じゃなくて、その1歩が生み出す0.0何秒かの差の問題なのですよ。


新庄はやっぱり日本レベルじゃなかったんだなって、今になって思うの。
他の面ではどうか知らないけど、このキャッチの仕方一つをとっても、彼の中には


『形はどうであれ、とにかく早く送球する』


という目的に一貫していたんじゃないかと思うのです。




メジャーリーガーの派手でアクロバティックな送球も、そこには数秒をも無駄にしないギリギリのテクニックの表れなんだなぁとか思うわけ。


でもね、大事なのはそういうアクロバティックな動きをするためには、絶対的に筋肉は欠かせません。

どんな体勢でも体をねじりまくりながら送球するわけだから、肩・腕・腰・脇腹・・・と、体中にバランスの取れた筋肉がないと怪我をします。




ジ「メジャーリーガーを見てみ!日本人よりでかいでしょ!



トミーは、根本的に日本人選手は華奢なんだと思ってたんだけど、それは筋肉のつけ方の違いなんだと改めてわかりました。

日本からメジャーに進出した選手って、けっこうでかくなるでしょ。

それって、こっちの「筋肉があって初めて細かい繊細なプレーができる」という考え方の基で、
どんどん筋トレへの配分を増やすからなんじゃないかなぁーとか勝手に想像してます。





ふぅ・・・



シロウトのトミーが、好きなことを好き勝手書きました。

野球をしてる人、してた人、知識がある人、ファンの人が読むとゲラゲラと笑われるだろうなぁ・・・

(何をめちゃくちゃ言ってんだ・・・)ってね


でも、そういう事考えながら見てると、ほんとに面白いんだもん。
やめられません。



しかし、イチローはすごい。

イチローはプレーもすごいけど、自分の能力の売り方がすごいよね。


確か、初めてアメリカに渡った時の契約は、チームは5年契約を提示してたのに、
イチローが1年契約を要求したって話でしょ。

自分の能力を認められる前に5年契約にしてしまうより、最初の1年でしっかり実力を見せてから、年俸交渉して2年目から巨額の年俸を受け取るという賢い交渉術です。



実は、先日のトミーの給料交渉の際、頭のすみっこにちょびっとだけイチローがいたの

入社時点でコミッション制にするしないの話もあったんだけど、まずは固定給で仕事をみてくれって言ったのです。

さらに来年になるとどういう風になるかわかんないので、今回のトミーの給料に関する契約も年末までという事にしてあります。

下手にこの契約で1年・・・とかにしちゃうと、後で後悔するかもしれないから。

もっといい仕事ができれば、もっと強いこと言って来年からの給料についてもいろいろ言えるしさ。




しかし。


野球はほんとに面白い
アイスホッケーも好きだけど、野球はじりじりした緊張感とか、監督の采配をこっちが勝手にやじったりするのが楽しいのな。


オレンジジュース、買い足さなきゃ・・・



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昇給

2007-08-02 | 今日のトミー





交渉の末、けっこう大幅に昇給しました


今の会社にはマーケティング・マネージャーという肩書きで入社したというのに、
最初の3ヶ月は固定給。

提示された数字に文句があったわけじゃないけれど、少し欲が出てきたところ。





一応、最初の3ヶ月が過ぎて本格的な給料交渉が始まりました



トミーは最初から「コミッション制(歩合制)」にして欲しいと伝えてありました。

コミッション制というのは、売り上げがあって初めて成立する賞与です。

ノルマなどないこの仕事
売り上げはその時の学生の多さや時期に左右されるため、
本当は固定給のほうが安定はしてるはず。




でもねー。






つまんないのですよ、実際。






性格的にも、ギャンブル的感覚でもないと、仕事に飽きちゃう



この仕事は自分のやり方一つで、会社の利益をうんと上げることもできれば、その反対もあるわけで。

トミーは入社してから地味~にコツコツと利益を上げて、会社には貢献してきた(つもりな)のです。



でも、いくら貢献しても自分に返ってこないのはヤダ



そこで、コミッションの割合を希望より10%上乗せして交渉に臨んでみました





社長は「ちょっと考えさせてくれ」と言ってから、1日かけてエクセルで表計算とかして
トミーの給料と会社の利益を考えまくったようです。





そして最終的にトミーの希望より若干高い比率で決定しました
期待してなかった分、内心はホクホクです。



さっそく7月分の給料を計算してもらい、はじき出された金額は、月給にして650ドルUP

日本円で約7万円アップです。



所得税を引かれると、ここからまたガクーンと下がるんだけど、
それでも給料アップは金額に関わらずいつでも嬉しい

時給で計算すると2ドルUPした計算なので、まずまず満足の交渉でした。



しかーし。



これからは、前よりも本気モードでやらないと、下手したら前よりも収入が下がる恐れもあります。


がんばりすぎないように、がんばりますー




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