山暮らしの週末。
東京から帰ってきて朝を迎えると、まだ汚染された空気が体に残っている。
朝食を終えて、しばし薪ストーブの前でまどろむ。
このまま、ソファーでうたた寝を気分だけど、コーヒーを湧かし、頭をすっきりさせる。
山暮らしの生活は、だらけてしまうと徹底的にグータラしてしまう。
移動は車だし、努めて運動をしないといけない。
僕が、冬の週末に時々やるExerciseがある。
それは、薪割り!
我が家は、建築端材を貰ってくるので、原木を薪にするよりは遙かに楽だけど、
それでも、端材とは言えないような大きな固まりが沢山有る。
それを、薪ストーブの炉に収まるように薪割りするのだ。
薪は力任せに斧を振り下ろしても割れない。
ポイントを定めて、真上から振り下ろす感じで気合いを入れて「ストン」と落とす。
ピンポイントで決まったときは、簡単に真っ二つになる。
でも、芯を外れると、斧が挟まったり、途中で割れ目が止まったりする。
木目を見て、節の位置などを確認しながら、ポイントを決めてストンと落とす。
見事に真っ二つに割れたときは達成感がある。割れなかったときは畜生と思う。
コツは、腰と膝をしっかり据えて斧を振り下ろすこと。
薪割り用の斧はずっしりと重いので、結構な筋トレになる。
今日の日中はまだ-7℃だったけど、ダンダン汗をかいてきて、JUMPERを脱いで奮闘した。
気がつけば2時間ほど夢中でやっていた。もうこれで、都会の毒も抜けただろう。
積み上げられた薪を見て、心地よい達成感とちょっぴり疲労感が交差する。
喉も渇いたしお腹もすいたので、家に入りパスタを作った。
冷たいわき水の水道水が喉に心地よい。
オリーブオイルでニンニクとベーコンを香り立つまで炒め、ジャガイモとタマネギを足して炒める。
アルデンテにゆであがったパスタとゆで汁を加え、バルサミコソースとケチャップで軽く味つけ。
自家製ナポリタンのできあがり!息子達が待ち構えてかぶりつく。
美味しく食べてくれる相手がいてこそ、料理は楽しい!
こんな感じで夕暮れを迎える週末です。
さてさて、夕食は何にしましょうか。